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常勝投資家が予測する日本の未来 (光文社新書) 新書 – 2018/2/15
・義務教育に金融リテラシーが追加される
・一億総契約社員化、兼業が当たり前に
・アジア人富裕層の経済移民がやってくる
・「技術力でつくる」産業の育成が国策に
負けない投資家による、未来への処方箋。
◎目次
第1章 〈金融経済〉のゆくえ
1、[2025年の景気動向]日本は再びバブルを経験する
日本経済の躍進は東京五輪のあとも続く 東京五輪後は物価、不動産ともに上昇
国策バブルで日本中が躍る 金利緩和が出口を迎えて日本の金利が上がるとき
住宅ローンは固定か変動か 日本の借金の4割は帳消しに? 消費者庁はあやしい金融商品の専門家に
【コラム】バブルとは何か? 投資や融資で世界の富が増えるのか?
2、[2025年のマイホーム事情]アジア人富裕層が経済移民として押し寄せる
東京の高級不動産はアジア人富裕層のものに 経済移民がマンション価格を押し上げる
旧耐震マンションの建て替えが社会問題に 築古マンションは外国人労働者の住処に
築古マンション再生への処方箋 都心の一等地を頂点とする土地のヒエラルキー 空き家問題は地方特有の問題
都心の再開発を急速に進めるには 郊外の不動産価格は下落する 弱者のためのシェアリングエコノミー
欧州型社会福祉と日本の生活保護の違い 家はレゴブロックのように均一化される ハイクラス世帯のためのシェアリングエコノミー
3、[2025年の地方都市]地方にこそ世界を変える夢がある
地方再生のために必要なユニバーサルサービス廃止 地方分権の本当の意味 過疎地にこそ世界を変える夢がある
砂漠を大経済都市に変えた海外の成功事例に学べ 地方主導で魅力的な開発プロジェクトを
第2章 〈情報技術〉のゆくえ
1、[2025年のスタートアップ企業]渋谷のビル街の栄枯盛衰
渋谷のスタートアップ企業ブーム キラキラした経営理念の裏にギラギラした別の夢
新規性のない新サービス ばらまき投資の顛末書 スタートアップ企業に共通している本当のビジネスモデル
ベンチャー企業の社員はライフスタイルも冒険的である スタートアップ2・0は「技術でつくる」がテーマ
【コラム】 会社員の働き方と事業家の仕事の違い
2、[2025年の花形産業]まとめサイトは終わり理工学ベンチャーへ
日本を追い越していったアジアの発展途上国 日本製品不要論の衝撃
1対n産業で日本の製造業は再び輝きを取り戻す 新産業擁立の特命チーム ニッポンの新しい基幹産業5選
3、[2025年のデジタル技術]人工知能と遺伝子情報で情報工学は神の領域へ
コンピュータが人間に代わり判断をする時代 脳型コンピュータと人工知能2・0のはじまり
スマホ業界にこれ以上の発展はない 遺伝子情報のデータ分析で世界が変わる
第3章 〈社会システム〉のゆくえ
1、[2025年の学校教育]古典と漢文は社会で役に立たないのでなくなる
英語は誰でもできる時代に リーダーシップとイニシアチブが求められる時代
教育コンテンツは国際競争社会で必要なものだけになる 「文系も理系もみな平等」の教育理念はなくなる
末っ子の大学進学と社会的貧困
2、[2025年の働き方と就活]一億総契約社員時代の到来
仕事のコミュニケーションは非同期通信型に 一致団結のチーム戦から成果報酬の個人戦へ
副業が当たり前になり会社への帰属意識がなくなる 日本人が普通の若手アジア人に仕事を取られる日
アジア人アルバイトが崩す日本のランゲージ・バリア 一億総自営業時代のセーフティネット
日本版シェンゲン協定で就職活動が変わる 大学は社会に実力を示すための卒業制作を作る場になる
【コラム】就活生に「あなたのやりたいことは何ですか?」と問うべきではない
3、[2025年になくなる仕事]士業の多くは仕事がなくなり廃業する
マイナンバー2・0が始まる 税のシステムは簡略化され歳入庁が新設される
行政手続きの電子化で士業は廃業ラッシュ 社会的地位の向上する現場系士業
天下りと利権団体は解体される
【コラム】世界で存在感を高める電子立国エストニア
4、[2025年の社会インフラ]購買履歴で個人の行動が丸裸に
行動履歴をデータ分析して人を判断する社会 日本版クレジットスコアとTポイントカード
5、[2025年 効率化社会の行く末]人工知能と無人倉庫は幸せな未来か
物質的に恵まれた近代社会の誕生 なぜノルウェーよりスウェーデンの自殺率が高いのか
効率化を突き詰めるのは非効率という矛盾に気づいたとき
◎プロフィール
玉川陽介(たまがわようすけ)
1978年神奈川県大和市生まれ。学習院大学卒。学習院さくらアカデミー講師。
大学在学中に統計・情報処理受託の会社を立ち上げ、
28歳のときにM&Aにより上場会社に売却。
その資金で世界の株式、債券、不動産などに投資する個人投資家となる。
世界20カ国以上で銀行と不動産市場を調査し、経済誌などへの執筆も行う。
主な著書に『不動産投資1年目の教科書』(東洋経済新報社)、
『Excelでできる不動産投資「収益計算」のすべて』(技術評論社)などがある。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2018/2/15
- ISBN-104334043372
- ISBN-13978-4334043377
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2018/2/15)
- 発売日 : 2018/2/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 232ページ
- ISBN-10 : 4334043372
- ISBN-13 : 978-4334043377
- Amazon 売れ筋ランキング: - 617,602位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,918位光文社新書
- - 59,664位ビジネス・経済 (本)
- - 77,488位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
学習院大学在学中に統計データ処理受託の会社を設立。同社を増収増益で成長させ、2006年に上場会社へ売却。その後、個人投資家として国内外の様々な資産へ投資する。週刊ダイヤモンド、東洋経済など経済誌への寄稿・執筆も多くおこなう。書籍は8冊計10万部以上を売上げ。
1978年7月 神奈川県大和市に生まれる
1997年12月 株式会社ジイズスタッフ創業(学習院大学1年時)
2002年3月 学習院大学 経済学部経営学科卒業
2006年8月 株式会社ジイズスタッフの全株式を全数売却
2009年10月 株式会社ジイズスタッフ 代表取締役を辞任
2010年8月 コアプラス・アンド・アーキテクチャーズ株式会社創業
2011年11月 著書「手持ち200万円から始める! 低リスク・高利回りの不動産投資」(ぱる出版)を発売
2012年7月 著書「勝者1%の超富裕層に学ぶ「海外投資」7つの方法」(ぱる出版)を発売
2013年11月 著書「不動産投資 一年目の教科書 これから始める人が必ず知りたい80の疑問と答え」(東洋経済新報社)を発売 編集者と営業マンが選んだ東洋経済「ベスト銘柄30」!に入選
2014年9月 著書「海外ETFとREITで始める インカムゲイン投資の教科書」(日本実業出版社)を発売
2015年3月 著書「不動産投資一年目の教科書」の翻訳版「第一次買日本房地產就賺錢」を台湾で発売
2015年8月 著書「勝ち続ける個人投資家のニュースの読み方」(KADOKAWA)を発売
2017年3月 著書「Excelでできる 不動産投資「収益計算」のすべて」(技術評論社)を発売
2018年2月 著書「常勝投資家が予測する 日本の未来」(光文社新書)を発売
2020年9月 実質的に個人で保有する不動産時価が100億円を超える
2022年2月 日本国より紺綬褒章を授章
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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今回の本も、なるほどなーと思わせる素晴らしい内容でした。
内容は、2025年の日本の予想です。
『2025年には、ネット社会が進展している。
現金がなくなり、すべてが電子決済になり、税金の申告は特に必要なくなり、税理士は存在しなくなる。
ほかの申請業務もネット上でできるようになり、士業はどれも食えなくなる。
税金と社会保険料をまとめて徴収する歳入庁ができる。
毎日9時に出社するような勤労慣行はなくなり、結果が出れば、出社さえ必要なくなる。
但し、当然、結果は厳しく問われるようになる。
外注にだすのもより簡単になるので、外注より高いコストパフォーマンスを実現できなければ、切られてしまう。
当然、アジアからの労働者との戦いにもなる。
すべての労働者は、自営業のようになり、これまでのように組織で動くことはなくなる。』
・・・といった内容で、読んで、「なるほど!」という内容でした。
ただし、玉川さんは、不動産投資家でもあるので、
「地方の土地は下がるが、都心の特に中心部の土地はどんどん上がり続ける」
とおっしゃっていますが、この本を読んで、これだけは、聖域扱いなのは、違うかなと思います。
毎朝、満員電車で会社に通うのはとても大変なことだから、
自動運転が実現されると、車が乗り捨てできるので、車で通勤する人が増えると思います。
とはいえ、都心に全員が車で通勤するのは現実的ではないので、
企業のほうが郊外に移転して、通勤しやすくするはずです。
取引先に行く場合も自動運転なら、移動中も仕事ができるので、
駅からの距離がこれまで不動産価格に与える最重要のファクターでしたが、
車ベースでの便利さがオフィスの立地を決めるはずです。
よって、この本が想定しているような未来図を想像した場合、
都心の不動産価格も、それなりに下がると思いました。
それ以外は、とてもなるほどと思い、勉強になりました。
未来予測をすると、後で、「違ったじゃないか」と突っ込まれるので、書きたくないものです。
日本人は、リスクを重視して、チャレンジせず、批判ばかりしているというのには賛成です。
玉川さんの姿勢は、素晴らしいと思います。今後も頑張ってください。
一方、紙数の制約かもしれませんが、将来を予測するうえで根拠となるデータ等が少ないように感じられます。
さすが100億円規模の資産を保有している人は、情報を多収集して、情報マッピングに怠りないのでしょう。
「いざ出撃」となれば、迷いなくいつでも投資できる心構えがありありと見えます。投資は人生最高の知的ゲームです。私も斯くありたいと思います。
私は個人的にマレーシアで保有資産の約半分を運用しています。もちろん様々なメリットを勘案してのことですが、華人系の友人や銀行のマネジャーとの付き合いを通じて、人間は最期に目を閉じるまで、富を増やすことを諦めてはいけないと思うようになりました。
そこで玉川さんの
>アジア人を相手にして思うのは、本質的には世界の経済とは、自分と家族の繁栄を賭けた世界の富の奪い合いであることだ。
という意見に全く同感です。
人生100年時代に「老後2000万円問題」で右往左往して、国が社会保障を何とかしてくれと訴える人々は、世界で起きていることの真実に目を背け、国に騙し続けて欲しいと言っているような気がします。もちろん社会的弱者に対しての再分配は必要ですが、自ら弱者になるのはもったいないですね。眼をひらけば世界はまだまだ可能性に満ちています。
未来に起こる真実はひとつです。それをどう見通すかは、それぞれの立場、心構えで異なりますが、この本を読んで、日本の未来にも少し明るい気持ちになりました。
内容も理想主義過ぎて無理がある。
「残念ながら筆者の想像力は、それほどたくましいものではない。これが日本の教育システムの賜物なのか、筆者固有の問題なのかは分からない」(227ページ)
と、一応予測の内容に不備があるかもしれませんよと言う予防線は書かれているのだが、予測を超えて妄想の域にあるものが散見される。
例えば、法務省の入国管理局は分離されて移民管理省になるだろう(42ページ)と書かれているが、移民の国であるアメリカですら司法省の移民局、シリア難民を積極的に入れているドイツですら連邦移民・難民庁と言うレベルなのに、日本の入国管理局が庁を超えて省になるとか理屈がさっぱりわからない。ソニーとパナソニックが合併する(123ページ)とも書かれているのですが、斜陽化が予想され、事業内容が被る総合電機メーカー同士が合併するメリットって何なんですかね?普通、自分のところにない事業を合併or吸収する形に発展していくんじゃないかと思うんですが、データがさっぱり出てこないので納得しようがない。不動産等の価格に関しては筆者は投資家なのでそれなりに意味がある内容が書かれているのかもしれませんが、やはり説得力がない。
この書籍で一番問題なのは妄想の元になるデータだとか参考文献が全く書かれていないことだと思う。
そんな中で本書は、必ずしも悲観するものではないというシナリオを描くが、それは様々な問題に対して適切な手当がなされればという条件がつく。未来を予測することは容易ではなく、異論・反論も多々考えられるが、筆者が世界を観察する切り口とする「金融経済」「情報技術」「社会システム」の3つの観点から、一定の「仮定」をおけばという「仮説」の形で描かれており、これをどのように受け止めるかは一重に読者の受け止め方に委ねられている。
根拠や数値データも何もありません。
☆1つもつけたくないほど酷い内容です。
以前にインカムゲイン投資の教科書が参考になったので期待していましたが、今作は最悪の一言です。