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空港の大問題がよくわかる (光文社新書 450) 新書 – 2010/3/18

3.3 5つ星のうち3.3 11個の評価

列島に乱立する赤字空港への批判は激しく、不要論も叫ばれるが、本当に赤字空港は即無駄と言えるのか。本書では不毛な断罪を斥け、日本の空港の活路を考える。

商品の説明

著者について

上村敏之(うえむらとしゆき)
一九七二年兵庫県生まれ。関西学院大学大学院経済学研究科博士課程修了。
博士(経済学)。関西学院大学経済学部教授。専門は財政学。空港政策や
特別会計の問題に詳しい。著書に『公的年金と財源の経済学』、共著に
『検証 格差拡大社会』(ともに、日本経済新聞出版社)など多数。
平井小百合(ひらいさゆり)
一九五九年京都府生まれ。同志社大学卒業。米国ボストンカレッジ大学院
経営・財務学修士課程修了。メリルリンチ証券会社を経て大和総研入社。専
門は公共関連事業の経営コンサルティング。主な執筆に「海外民営化空港の
経営戦略」(大和総研・経営戦略研究)など空港に関する論文多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2010/3/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/3/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 286ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 433403554X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334035549
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 11個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年4月15日に日本でレビュー済み
この本を手にしたのは、空港の問題が新聞に掲載され始めた頃。何も知らなかった私が、空港政策、航空行政について、一度に勉強できた教科書的な本となった。第1章の赤字空港の実態、第2章の世界の空港の動き、第3章の空港の運命を左右する航空動向、第4章の日本の空港をどうするか、この章立てが素晴らしい。この二人の組み合わせだからこそ、ここまで書けた本だったと思う。JALが再生し、日本版LCCが誕生した今では、航空動向についての章は古くなってしまったが、手軽な値段で充分に勉強になった。ただ、住民一人当たりのコストを公開するなら、住民一人当たりの経済波及効果も公開した方がいいと思った。空港はPPPの方向で進むようだが、民間に任せたから成功するとは限らない。やはり空港は地域が音頭をとってやっていくものだと思う。
2018年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
空港会計の問題点、世界の空港事情に対する日本の状況がよく分かった。ただ出版されてからだいぶ経つので、現在の状況とは少し変化がある。
2012年9月8日に日本でレビュー済み
同様の本を読みなれている方にとっては、本書から新たな論点が出てくることはないと思う。空港の経営というか財政面にクローズアップした感じだと思う。現状把握という面ではよかったが、解決策という面ではトーンが低い。

空港は民間企業も一部あるが、ほとんどは国や地方自治体が経営している。それに対して、航空は民間企業が中心である。したがって、航空に見放される空港は経営できないんじゃないか。

第1章 赤字空港の実態
・空港は社会インフラで地域の経済に恩恵をもたらしているのならば、ある程度の赤字は許されよう。ただし、巨額の赤字を出さないように監視していく必要がある。
第2章 世界の空港の動き
・空港建設→空港運営→空港経営への流れ
・アジア:国家戦略として空港整備(ハブ空港化)
・欧米:地方や空港そのものに権限や財源を与える戦略
第3章 空港の運命を左右する航空の動向
・航空自由化(←シカゴ条約)
・世界的アライアンス
・LCC
第4章 日本の空港をどうするか
・日本の空港:運営の発想はあっても経営の発想はない
・空港整備の特別会計がどんぶり勘定→個々の空港の収支チェックできない→統一したフォーマットで収支報告すべき
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この筆者は、問題だ!問題だ!と言うだけ、誰でもできる批判文・評論文を一纏めにした書籍でした。
その文章表現も稚拙で、読手に共感を与えるよう書かれたものではなく『自分の考えはこうだ』という内容を羅列しているだけで、読み手にとり苦痛以外の何ものでもない書籍です。
提起した問題点に関し、自分としてこれから××のように対処したいなど、自ら解決していく姿勢が全く見られないところが、単なる批判文だなと思えてしまう所以です。
この手の新書しか出版できない光文社さん、とても残念です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年6月5日に日本でレビュー済み
日本には100近くの空港が存在し、羽田の国際化、成田の拡張という前向きな話題がある一方で、JALの破綻による地方空港への便数削減によって、地方空港の運営は厳しさを増している。そもそも空港とは、我々にとって、国家にとってどうあるべきなのか。

欧米の大空港や韓国の仁川空港などはハブ空港としての国家戦略を持ち、仁川空港は日本の地方空港との接続も良く、成田や羽田よりも日本のハブ空港として機能している実態もある。

空港の採算・収益性を「見える化」し、地方空港の経営レベルを向上すると共に羽田の国際化を機に、成田空港も併せた首都圏空港の連携、国を挙げての工夫・注力が必要ではないかと思われる。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月24日に日本でレビュー済み
地方空港の問題とか、新聞記事にもたくさんのりましたので、
この本が特に目新しいな、というところはありませんでした。
この種の本を読んだことがある人なら、
特に買ってまで読むほどかなという気はします。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年6月6日に日本でレビュー済み
 日本の空港行政が抱える数多くの問題の内、特に財務面に重きを置いた一冊。
そもそも日本の空港運営はどういう仕組みなのか、それを支える空港特会(正確には社会資本整備事業
特別会計内の空港整備勘定)とは何なのかから始まり、そこにある問題点が現在の空港作りまくり
赤字垂れ流しまくりという事態を招いたことを明らかにします。

 その後は処方箋を求める段階として海外の空港(特に空港民営化に成功しているイギリスの例を紹介)
そして空港を利用する航空会社の動向+アジアのハブを目指す東南アジア+中国+韓国に中東の動きを
紹介し、では日本の空港をどうするのか?という流れで進んでいきます。

 航空行政の問題がクローズアップされるようになってから、同様の書が出てきていますが、前述した
ように特にお金の面に焦点を当て、それを一般向けの体裁で出したこの本はそれだけも読む価値が有ります。

 ただ惜しむらくは帰結部分である「どうするか?」の部分が現状レポート的な枠で収まっているのが
勿体ないです。「特会を解体しよう」的な論はありますが、データを並べた前半部に比べると弱い感が
あります。一般人=有権者が考える為の材料・視座まで提供出来ていたら、より良い一冊になったと思う
次第です。

 一律に民営化すればいい、民営化が無理な物は閉鎖すればいい、という短絡的な話になっていない分、余計に。
2010年4月29日に日本でレビュー済み
現在の日本と世界の空港政策を対比し、何が問題なのかを分析している。既知の問題点ではあったが、1空港当たりの収支やターミナルビル、駐車場などと基本的な空港設備の経営が空港によって別だったり一緒だったりという、かなり基本的な点で見えにくい日本の空港会計の問題点をきっちり示せたという点で、本書は評価できる。また、財務諸表を公開している英米を中心に、空港で世界から人を呼ぼうとする外国の空港運営方法を記しているのは興味深かった。

しかし、本書にはやや読みにくさを感じる。空港会計の考え方について、多く論じられているのもあるが、議論を進めているのか並列して提示しているのか今ひとつ分からない。今後の空港政策をどうすればいいかという政策提示の見通しの悪さも感じる。関西3空港の運用や成田羽田の内際関係など、各空港の個別的問題と会計基準の統合や空港整備特別勘定の廃止などといった全体的な問題が順不同でごっちゃになって書かれていて、すっきりしない。大項目、小項目でくくれば、読みやすかったろう。3章の航空会社の経営史については、空港と航空はコインの表裏とはいうものの、本書の主題に不可欠というほどのものではないし、今や月に何冊も本が出ていて不要ではないだろうか。この3章を略して、諸外国の空港政策を厚く論じれば、より良い空港政策の本になったのではないか。

また、「情報公開を進めつつ住民自身による空港のガバナンスが必要」「赤字であっても巨額すぎず、地域活性化に寄与していれば有用な空港」とする本書の結論には同意できるが、海外や能登空港などの成功例を基に、その政策をどう実施するか、という所にまで踏み込んで論じて欲しかった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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