西南部少数民族の伝承やフィールドワークを中心としたシャーマニズムの記載は貴重。漢族では（日本でも）儀式化・迷信化して意味不明になっている呪術伝承のルーツを、南部少数民族に生きている心性から紐解いていく試みがユニークで、膨大な資料も説得力がある。
「ただ恐れ忌避するのではなく、自然を服従させようとする要素の有無が巫術と迷信の境界」という著者の考え方は是非は別として面白いと思った。
シャーマニズムや宗教史、文化人類学に興味のある人にはおすすめしたい。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
