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【除菌クリーニング済】　2010年7月第1版第1刷発行　■帯付き。　表紙に若干ヤケあります。　その他、良好です。　線引き・書き込みありません。 【除菌クリーニング済】　2010年7月第1版第1刷発行　■帯付き。　表紙に若干ヤケあります。　その他、良好です。　線引き・書き込みありません。 一部を表示
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河村 満
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ノンバーバルコミュニケーションと脳―自己と他者をつなぐもの (脳とソシアル) 単行本 – 2010/7/1

岩田　誠 (編集), 河村　満 (編集)
4.4 5つ星のうち4.4 5個の評価
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空気が読めないのは脳のせい？

人は言葉だけでなく、自分の体や周りの空気、時間などあらゆるものを使って他者とのコミュニケーションを図っている。
果たして脳は、それらの情報をどのように処理し、意味づけているのだろうか。
脳とこころの不思議に迫る≪脳とソシアル≫シリーズ第3弾。
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  1. 本の長さ
    240ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    医学書院
  4. 発売日
    2010/7/1
  5. ISBN-10
    4260009966
  6. ISBN-13
    978-4260009966
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 医学書院 (2010/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4260009966
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4260009966
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 5個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

AKITO77
5つ星のうち5.0 発声言語を用いない、会話というコミュニケーションの理解
2012年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本の帯に空気を読むってどういうこと？とある。そのままとれば数名の顔の表情、行動、会話の状態などから空気の温度差を感じ、そのグループの存在状況を知ることであろうか。本をよんでいくうちに、顔の表情や視線から雰囲気を読みとることがあり、そこをすぎて身体性コミュニケーションとその障害の章にたどり着いた。かたちの知覚、動きの検出が関与する身体性コミュニケーションに関与する脳領域の地図が掲載されていた。また手話などに代表されるように、体そのものを見なくても、体の一部の動きで、知覚・情報処理することができるそうである。そして動作の理解にはミラーニューロンという、イタリア人が1990年代後半に確かサルの前頭前野F5部位より発見した神経の関与が重要であるとのことである。本書によればミラーニューロンとは、実験者が餌を取れば興奮し、サルが餌を取った時にも興奮し、実験者が餌をペンチでつかんだ時には活動は低下し、最後にまたサルが餌を掴んだときにも興奮する特徴があったそうである。自己と他者が同一化しており、自他の区別がなく他人の感情や思考の方向性がわかるのもこのミラーニューロン細胞が関係しているからだそうである。さらに読み続けると他者と関わる前頭葉の章に流れ着いた。ミラーニューロンの興奮には動作が必要というよりも、特定の動作が予測されることが必要とのことである。あと言語の獲得にも重要な役割を果たしている、いやさほど関与はないと、現在議論を巻き起こしている。私は、二人が大人であっても良く、人間全員が皆同じ特性を持っているとは思えないが、心のイメージを脳でtext(文法に則って）にして思うだけで発声言語にはしなくとも、完全に、ただ思っていることと同じ呼びかけが、もう一人に伝わっており、その人が思ったことがまた私に伝わるコミュニケーションが可能ではないかと経験から仮説を立てている。私の場合はこの本と違い全く二人が離れていてその時の表情などの身体的特徴が解らなくてもお互い考え思っていた言葉を正確にコミュニケーションし得るし、ミラーニューロン等の関与についてもこれからだが、おそらくミラーニューロン以外の脳（こころ）の高次的機能・他のニューロン(アンテナなど）の関与があると考えている。私自身、またもう一人の方も共に自閉症でもなく、類似の考えをし易い双子でもないが、ミラーニューロンと脳はこの本に述べられているように、nonverbal communicationの大きな成果の一つであることは間違いないと思います。
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