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憂鬱たち (文春文庫 か 56-1) 文庫 – 2012/6/8

3.8 5つ星のうち3.8 27個の評価

憂鬱=快感! いらいらしている全ての人に

神田憂、ウツイ、カイズ。男女三人が組んずほぐれつする官能的なドタバタコメディ。現実とエロティックな妄想が交錯し暴走する!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2012/6/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/6/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 196ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167837013
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167837013
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 27個の評価

著者について

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金原 ひとみ
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1983(昭和58)年、東京生れ。2003(平成15)年『蛇にピアス』ですばる文学賞。翌年、同作で芥川賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ハイドラ (ISBN-13: 978-4101313313 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
27グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者の作品は芥川賞を取った「蛇にピアス」以来だったが、成長したところと変わらないところがあって、楽しめた。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年12月19日に日本でレビュー済み
「神様の田んぼの真ん中で」「憂鬱として鎮座する」主人公、神田憂(かんだ・ゆう)。
そのキュートでエキセントリックな妄想たち。

草間彌生さん的な性のオブセッション、強迫観念。

主人公はけなげにもそんな自分を受け入れて日々を送ります。

じぶんの中にあるエナジー、バナナを削りとるようにして、買い物や確定申告や仕事をこなしながら、
「しかし私は憂鬱な世界に生を受けた事をきっと心のどこかで受け入れている。」(P213)

現代人の憂鬱を、今のライブな感覚でていねいに描いていて、共感しました。

短編ですが、詰めのきいた作品に仕上がっています。
すべての物語の構造は『蛇にピアス』と同じ。
登場人物は主人公と、カイズさんがシバ的な年上の男で、ウツイがアマ的な若者。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年3月26日に日本でレビュー済み
7つの章で構成されてます。
主人公は鬱病を患っていて、精神病院に行こうとするがたどり着けずを繰り返します。
読んでてどこから妄想でどこから現実なのかわからなくなり、いや、全てが妄想なのかなとも思えたりと、終始フワフワしています。
夢か現実かわからない。精神を患っている人はこんな感覚で生きているのかなと思いました。
なんとなく読みづらい感はありますが、これも作者の個性が出ている所以であり、なんか意味がわからない・・・と思いながらもこの人の作品はついつい買ってしまいます。
作者は、人間的にどこか病んでたり欠陥がある人物を書くのが上手いと思います。気づいたら引き込まれてしまうので。
分かりにくい感が否めないので☆2つにしましたが、また別の作品が出たら読んでしまうでしょう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年4月16日に日本でレビュー済み
今まで沢山の作品を頭に入れてきましたが、本当に笑ったのはこの作品が初めてです。
自分は"世間一般の普通"とは違う"普通"の"普通ではない"環境で育ってきたので、この作品で笑ったときに「私も鬱病なのかな」と他人事のように感じました。
こういうものを求めていました。共感できて笑えて、第三者としてではなく自分自身に置き換えて読むなんて…多分初めてです。
日常生活で考えること、思っちゃうことにも共感できて。ほんとうに楽しく読めました。ありがとうございます。
オートフィクションも面白かったです。憂鬱たちで金原ひとみ先生が好きになったので、これからも色々読みます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月18日に日本でレビュー済み
精神科に行かなければと常に考えていながらトリップしてしまう主人公。
トリップしている女を狙って書いた代物なので、作品としては全くトリップ出来ていない。
無駄に饒舌な主人公が自分はヤバイ女だと思っているだけにしか映らない。
精神状態が普通でない女の子なら『
ハイドラ 』『 AMEBIC (集英社文庫 か 44-3) 』で既に描いてきてるだけに、習得したパターンでお茶を濁した程度の作品になっている。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年1月17日に日本でレビュー済み
NHKの週間ブックレビューに著者の金原ひとみが出演した際に、司会の藤沢周氏は本書を絶賛していた一方、アマゾンのレビューは芳しくないので、一体どのような本なのだろうと興味が出てきて挑戦してみた。

結論としては思ったより結構楽しめた。ストーリー自体は単純で主人公の鬱病に悩む女性の神田憂が今日こそは精神病院に行こうとするのだが、結局何か別な出来事に遭遇して行けなくなってしまう、というパターンが繰り返される7つの短編集が収録されている。主人公以外の登場人物はカイズさんという中年男性とウツイくんという若い男性が毎回必ず出てくるが、この2人は名前こそ同じだが毎回違った役柄で登場する。

第1話のデリラでは異様な性描写に若干辟易してここで読むのを止めようと思ったが、2話目のミンクが話として結構面白くて、段々にこの世界に慣れていく自分に気付いた。ピアスも意外な展開に加えて知らない世界を覗き見できた気がして楽しめたし、結局最後まで読んでしまった。

評価は★3つか4つで少し悩んだが、事前に面白くないと覚悟して目線を下げていたため、面白さが増したような気もするため、3つとした。著者の他の作品も機会があれば手にとって見たいと思う。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年1月15日に日本でレビュー済み
中々楽しめました。

個人的には好きですね。

精神科、という
ヘビーな印象を受けるテーマと
それに行こうと思うものの行かない
というライトなテーマ。

なんだか不思議な作品でした
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年11月17日に日本でレビュー済み
今日こそ精神科へ行こうと言いながら結局行けない・・・
なんかギャグみたいで面白かったです。
(別に作者はギャグのつもりで書いた訳ではないのだけど、
私にはギャクっぽく感じた^_^;)
 
「蛇にピアス」で金原さんの作品に興味を持ち、
それ以降、ほとんどの作品を読んでいますが、
(もうこの人の小説を読むのをやめようか・・)
と思っていましたが
(とくに「アッシュベイビー」は最悪だった)
この作品で少し見直しました。

これからも「別世界の話」という感覚で楽しみたいと思います。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート

他の国からのトップレビュー

fvylzhdb
5つ星のうち5.0 感動する小説
2019年8月11日に英国でレビュー済み
Amazonで購入
思ったより早く届いたので大喜びました! すごく綺麗な一冊です。
諸説の内容は結構エロチックですがすごく感動したストーリーでした。