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問題温泉 (文春文庫 し 9-19) 文庫 – 2002/12/6
椎名 誠
(著)
温泉でマッサージ椅子に磔になった「おれ」に迫る赤い光の正体とは……。表題作のほか、読者を異次元へと誘う、オモシロ怪奇な十二篇
- 本の長さ305ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2002/12/6
- ISBN-104167334194
- ISBN-13978-4167334192
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2002/12/6)
- 発売日 : 2002/12/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 305ページ
- ISBN-10 : 4167334194
- ISBN-13 : 978-4167334192
- Amazon 売れ筋ランキング: - 880,110位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1944(昭和19)年、東京生れ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て、作家、エッセイスト。「本の雑誌」編集長。『さらば国分寺書店のオババ』でデビューし、その後『アド・バード』(日本SF大賞)『武装島田倉庫』などのSF作品、『わしらは怪しい探検隊』シリーズなどの紀行エッセイ、『犬の系譜』(吉川英治文学新人賞)『哀愁の町に霧が降るのだ』『岳物語』『大きな約束』などの自伝的小説、『風のかなたのひみつ島』『全日本食えば食える図鑑』『海を見にいく』など旅と食の写真エッセイと著書多数。映画『白い馬』では、日本映画批評家大賞最優秀監督賞ほかを受賞している。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月11日に日本でレビュー済み
何気なく浮かんだ突拍子もない発想を、そのまま直球勝負で物語化しました、という内容の短編を13編収録。SF的なものやホラー色の強いもの、あるいはナンセンスとしか言えないようなものなどジャンルは多岐にわたるが、そもそも発想のストレート勝負なので未消化な終わり方をするものが多いように感じる。それが作者の物語作法だと言われればそれまでなのだが、生じた事態を収拾せずに投げ出したような終わり方をする物語ばかりが目立つ。オチにもう一捻り、あるいは二捻りほど欲しいし、そんな短編があれば全体としての評価をもう少し上げても異論はないのだが……。
2004年2月19日に日本でレビュー済み
表題作「問題温泉」は、何とも言えぬ不気味で不安な空気が膨らんでいく、椎名誠の真骨頂的傑作である。椎名さんは日本全国を巡り歩いて旅ルポなどを連載しているが、その経験・体験から、温泉旅館やホテルを題材にした短編も多い。今回の短編は『鉄塔のひと』に収録されていた「おいでよ」にも劣らぬ温泉短編(?)である。さらに「狸」もいい。これも設定が似た短編に「妻」という話があるのだが、併せて読んでもらいたい。このあたりの作品を読めば、椎名さんの「作家」としての底力が分かるはず。
2003年7月9日に日本でレビュー済み
この本は、何回読んでもあきません。椎名誠さんの書く話はおもしろいけれども、この本は他の本の何倍も、おもしろいです。温泉のマッサージの機械にはりつけられたり、ある国からミサイルが飛んできたりと、ありそうでない話がたくさん、はいっています。これは、一度読んでみた方が良いと思いますよ。