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富士山の文学 (文春新書 404) 新書 – 2004/10/1
久保田 淳
(著)
- 本の長さ302ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2004/10/1
- ISBN-10416660404X
- ISBN-13978-4166604043
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2004/10/1)
- 発売日 : 2004/10/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 302ページ
- ISBN-10 : 416660404X
- ISBN-13 : 978-4166604043
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,152,727位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人の心の象徴である富士山の文学史を整理するために購入した。
2018年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
富士山はどう見られてきたのかが浮き彫りにされた面白い本です。
かつては煙と炎の山、信仰の対象、恋の象徴として詠まれた歌が多いのに対し、
静かにたたずむ山へと変化していくのが手に取るようにわかります。
どうも最近はゴミや多くの登山客というイメージの中で、山が小さくなっている気がする。
かつては煙と炎の山、信仰の対象、恋の象徴として詠まれた歌が多いのに対し、
静かにたたずむ山へと変化していくのが手に取るようにわかります。
どうも最近はゴミや多くの登山客というイメージの中で、山が小さくなっている気がする。
2009年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古く「役行者伝説」では信仰の山として、『万葉集』では「日の本の大和の国の鎮め」と歌われている。『常陸国風土記』では厳寒で人の登れない呪われた風雪の山と記されている。『古今集』を初め、噴火の煙を燃える恋の象徴として歌っている。『源氏物語』では遠い国の珍しい火の山として添えられる程度で物語の舞台にはらない。風に靡く富士の煙を歌った西行の名歌。物語や歌に記され続けてきた富士山。
また、近代には民族主義の象徴として、桜と共に戦意を高揚させる手段として利用された。戦後には野性や欲望の象徴としても描かれた富士山。近年は噴火による災害への関心が高まっている。信仰的呪縛力も失われてゆき、これまで積み上げられてきた文化遺産・情念は今後どうなっていくのか。
日本人の富士山観を古今の文学的50作品から振り返った力作。
また、近代には民族主義の象徴として、桜と共に戦意を高揚させる手段として利用された。戦後には野性や欲望の象徴としても描かれた富士山。近年は噴火による災害への関心が高まっている。信仰的呪縛力も失われてゆき、これまで積み上げられてきた文化遺産・情念は今後どうなっていくのか。
日本人の富士山観を古今の文学的50作品から振り返った力作。
2017年7月25日に日本でレビュー済み
古代の風土記や万葉集、中世の平家物語や吾妻鏡、江戸時代の芭蕉らの紀行文、そして明治以降の夏目漱石や太宰治まで。
日本の文学史の中で、富士山がどのように書かれてきたかを、コンパクトにまとめた労作。
ただし、あまりにもカバー範囲が広すぎて、次から次へと文学作品が登場し、慌ただしい印象は否めない。
富士山はあくまでも書かれる対象であり、その対象を描く人々の意識が歴史的に変化していく中で、描かれ方も変わってきていることが、よくわかる。
日本の文学史の中で、富士山がどのように書かれてきたかを、コンパクトにまとめた労作。
ただし、あまりにもカバー範囲が広すぎて、次から次へと文学作品が登場し、慌ただしい印象は否めない。
富士山はあくまでも書かれる対象であり、その対象を描く人々の意識が歴史的に変化していく中で、描かれ方も変わってきていることが、よくわかる。
2013年8月27日に日本でレビュー済み
和歌から昭和の近代文学まで富士山を使った言葉を集めて論じました。
テーマによっては、対象とする個々の文章への寸評を加え、あるものについては、文学者の個人史に沿ってときどきの「富士山」の持つ意味の変化を見極めます。
国語科の教師・研究者なら読めば得るところの多い本であると思います。
なお、文春新書版との間で数章の加除があります。
テーマによっては、対象とする個々の文章への寸評を加え、あるものについては、文学者の個人史に沿ってときどきの「富士山」の持つ意味の変化を見極めます。
国語科の教師・研究者なら読めば得るところの多い本であると思います。
なお、文春新書版との間で数章の加除があります。