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感性の哲学 (NHKブックス 914) 単行本 – 2001/4/1
桑子 敏雄
(著)
- 本の長さ229ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2001/4/1
- ISBN-10414001914X
- ISBN-13978-4140019146
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
21世紀は感性の時代といわれる。感性は西洋哲学では理性より劣るものとみなされてきたが、成熟社会の新しい哲学として、超自然的な西洋の理性と対比しつつ、東洋の伝統を掘り起こし、感性的自己の復権を考える。
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2001/4/1)
- 発売日 : 2001/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 229ページ
- ISBN-10 : 414001914X
- ISBN-13 : 978-4140019146
- Amazon 売れ筋ランキング: - 147,699位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1 西洋哲学、東洋哲学両方の粋を極めた説得力のある、読み応えのある内容でした。
2 精神と身体を区別しないとらえかたは同感できる点です。
3 身体の配置、空間の履歴という新しい概念をまだ十分理解することができていません。
4 「感性」を改めてスポットライトの当るステージに登場させた功績は大きいと思います。
5 精読1回では、内容を十分とらえきれないので、エキスの部分を何度も読み返しています。
2 精神と身体を区別しないとらえかたは同感できる点です。
3 身体の配置、空間の履歴という新しい概念をまだ十分理解することができていません。
4 「感性」を改めてスポットライトの当るステージに登場させた功績は大きいと思います。
5 精読1回では、内容を十分とらえきれないので、エキスの部分を何度も読み返しています。
2005年5月9日に日本でレビュー済み
著者は、風景や空間の中に哲学を求めている。その中で、従来は理性を中心に考えてきていた西洋哲学に批判的な検討を加え、日本をはじめとする東洋哲学などから新たな模索をしている。
これまで、空間や時間(環境)と個人は実験概念的に抽象的で無色透明なものを想定されてきたが、著者は「空間の履歴」や「身体的配置」等から環境や個人は必ずしも無色透明ではないことを詳述している。人間が環境によって位置付けられていることと同時に、空間にも時間的な影響があることを明快に表しており、これまでの哲学とは違った観点を示している名著である。
「個性的」とか「普遍的」という言説を検討するには、良い契機となるであろう。
これまで、空間や時間(環境)と個人は実験概念的に抽象的で無色透明なものを想定されてきたが、著者は「空間の履歴」や「身体的配置」等から環境や個人は必ずしも無色透明ではないことを詳述している。人間が環境によって位置付けられていることと同時に、空間にも時間的な影響があることを明快に表しており、これまでの哲学とは違った観点を示している名著である。
「個性的」とか「普遍的」という言説を検討するには、良い契機となるであろう。