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真理の工場: 科学技術の社会的研究 単行本 – 2017/12/28

4.0 5つ星のうち4.0 1個の評価

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生命科学や創薬研究ラボの観察をとおして、科学研究における知識産出の動態を詳細に比類ない精度でとらえる現代科学論。研究組織の戦略選択、技術革新との関係、国家的な政策とラボ運営、巨大プロジェクトにむけられる期待の動き、そして組織事故やリスク管理……。科学の実践がもつ諸問題をミクロからマクロまで対象とする。

【主要目次】
序章 実験室を観察する――科学技術の社会的研究の道程
I 研究実践のミクロ分析
第1章 リサーチ・パス分析――研究実践のミクロ戦略について
第2章 組織としてのラボラトリー――意味と調整のダイナミズム
第3章 知識移転の神話と現実――技能のインターラクティブ・モデル
II 研究実践のマクロ分析
第4章 研究課程のレジリエンス――逆境と復元する力
第5章 ラボと政策の間――研究、共同体、行政の相互構成
第6章 巨大プロジェクトの盛衰――タンパク3000計画の歴史分析
第7章 知識インフラと価値振動――データベースにおけるモノと情報
III リスク、組織、研究体制
第8章 科学の防御システム――組織的「指標」としての捏造問題
第9章 因果のネットワーク――複雑なシステムにおける原因認識の諸問題
第10章 身体、テクノロジー、エンハンスメント――ブレードランナーと記憶装置
第11章 日常的実験と「実験」の間――制約の諸条件を観る
附論 リスクを飼い馴らす――危機管理としての救急医療
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商品の説明

著者について

福島真人:東京大学大学院総合文化研究科教授

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京大学出版会 (2017/12/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/12/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 398ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4130302094
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4130302098
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 1個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年2月7日に日本でレビュー済み
書店で何気なく手に取り、ああラトゥール流のラボ人類学の日本版か、なら読んで見るかと思い購入した。それぞれの論考は、元の文章が論文誌に出たものなので比較的短く、最初に理論的な先行研究の考え方が記された後、ルポ的な内容とも取れる本論に入り最後に結語があるというスタイルで読みやすかった。ここで検討されているのは、1990年代の理研の抗生物質研究室と0年代のタンパク3000プロジェクトである。読み始めてから、このことを知ったのだが、評者は学生・院生時代を前者の兄弟ラボ(いわゆる住木・梅沢研にルーツを持ついくつかの親戚研究室群)で過ごしたので、よくその名を知る人物や個人的に知る人物が登場し、天然物化学が冬の時代を迎えた頃を分析していて、その事情もよくわかるだけに読むのが辛いかな、と感じるところもあった。個人的には、評者も分野を天然物化学から微生物遺伝学に変えた事情にも関係するからだ(ただしこの分野も分子生物学全体の医学シフトの中で苦しんでいるので所詮同じだったかもしれない)。

90年代のコンビケムの流行の中(今はこれも影も形もないが)、斜陽の天然物化学を再生するべく、アメリカ発の新たな流行のケミカルバイオロジーに身を寄せ、さらに創薬という応用への適応をより打ち出したりしながらも、結局この抗生物質ラボという名は理研の改革の中で姿を消したし(ただしケミカルバイオロジーという形での別形態になっているので発展的解消と言える)、多くの製薬会社の研究所も天然物から撤退した。この創薬という流れは、ゲノム研究の国際的敗北という反省の中で、官民一体となった構造生物学の基礎研究のはずであったタンパク3000プロジェクトがその性格を変えていき、毀誉褒貶の中で終了した経緯を記録している中でもライトモチーフとして鳴り響いている。これが良い事であったかどうか不分明であるのが現在の姿であるだろう。ただ、ここで著者は書名にあるような巨大な公費を使った応用研究に好意的であるが、評者はやはり疑問を持っている。基礎研究を行う実験室が工場であって良いわけはない。何より欠けていた視点は、工場を支えたPDたちへのもので、このプロジェクトの若き”工員”は皆プロジェクト終了後の職探しに苦労し、業界から消えていった人も多いと聞く。また、ハイスループット工程の一部分を担当しただけの5年の経験で研究者として成長できたのか、という疑問が残る。

ただし、文化系の著者がラボに長期間同伴し、専門的な話を聞きながらここまでの文章を綴り得た努力は評価したいし、基礎科学研究はどうあるべきか、社会の要請とどう関わるのか、ということに関心を持つ方には是非オススメしたい。非専門家にはとても面白い読み物となっている、論文だからと言って不必要にわかりにくい表現はほとんどなかった。
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