同姓同名で、野球、ジャズ、ITの専門家さんもいらっしゃいますが、別人です。
歴史学者です。略歴にかかわることでは『クリオ』25号（2011年）に「ロング・インタヴュー」を載せていただきました。また『いまは昔 年譜・著作ノート』（山川出版社、2012年）、喜安朗ほか『歴史として、記憶として』（御茶の水書房、2013年）、そして谷川稔ほか『越境する歴史家たちへ』（ミネルヴァ書房、2019年）と前後して、次のような本が出ました。
『イギリス史10講』（岩波新書）、ルカーチ『歴史学の将来』（みすず書房）の監修と「解説」、『民のモラル』（ちくま学芸文庫）、『ヨーロッパ史講義』（山川出版社）、『礫岩のようなヨーロッパ』（山川出版社）、『近世ヨーロッパ』（山川世界史リブレット）。
東京大学文学部（西洋史）に24年間、立正大学文学部（西洋史）には6年間いました。2019年度も大学院を担当しています。よろしく！
Fellow of the Royal Historical Society; ロンドン大学 UCL 客員教授; オクスフォード大学 Linacre College 上級メンバー; ケインブリッジ大学 Clare Hall 客員フェロー; 史学会理事長; 社会経済史学会評議員 、都市史学会会長など。
『現代の世界史』『世界の歴史』『新世界史』といった高校教科書（山川出版社）も編集・執筆しましたが、近年は「コスモポリタニズムと秩序形成」「歴史的ヨーロッパにおける主権概念の批判的再構築」「ジャコバン主義の再検討：王のいる共和政の国際比較研究」といった共同研究で勉強を続けています。
英語の最初の共著は The history of Anglo-Japanese relations, vol.5 (Palgrave-Macmillan 2002) でした。International bibliography of historical sciences (K.G.Saur → De Gruyter) も重要な逐年共著でしたが、amazon.co.jp の著書一覧には（今のところ）英語出版物はアプロードできないようです。
