1954年に、元の「源氏物語大成」が出版されています。その後、1980年代に、「豪華普及版」として出版されたのがこの書籍のシリーズ。全14巻のうちの第一巻です。
「最も権威ある源氏研究資料の集大成」と帯にあります。そういう意味で貴重な本です。日本古典の本でも、この本の記述を引用しているのを見たことがあります。
第一巻は
きりつぼ
は﹅き木
うつせみ
夕かほ
わかむらさき
すゑつむ花
もみちの賀
花のえん
あふひ
という内容です。
それぞれの段が
原文がまずあり、後に青表紙本、河内本、別本それぞれの注釈が続きます。
当然う現代語訳が載っていません。完全研究者向けですね。
「源氏物語研究資料の基礎的文献」だそうです。しかし、恐らくこの内容は、この本でもなくても読むことができるのでしょう。原著の筈なのですが、何故か顧みられていないような感じがします。
円地文子さんが月報で、著者池田亀鑑博士との思い出を語っています。貴重な本です。後世に残していく必要がある本です。
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源氏物語大成 (第1冊) 校異篇 [1] 単行本 – 1984/10/1
池田 亀鑑
(編集)
- 本の長さ332ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1984/10/1
- ISBN-104124024711
- ISBN-13978-4124024715
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1984/10/1)
- 発売日 : 1984/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 332ページ
- ISBN-10 : 4124024711
- ISBN-13 : 978-4124024715
- カスタマーレビュー:
著者について
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978?~1014?。平安時代中期の女流作家、歌人。本名は不明。生没年に多数の説がある。藤原為時の娘で幼い頃より漢文を読みこなすなど、才女として の逸話が残されている。藤原道長の長女で一条天皇の中宮である彰子に、女房兼家庭教師として奉仕。「桐壺」に始まり「夢浮橋」で終わる54帖にもおよぶ世 界最古の長編小説『源氏物語』などを著す(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 源氏物語 (名著をマンガで!) (ISBN-13: 978-4059006145)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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