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カラー版 - スキマの植物の世界 (中公新書 2311) 新書 – 2015/3/24

4.4 5つ星のうち4.4 12個の評価

駅のホームの端、ビルの窓枠、道の割れ目……スキマは植物の楽園だ。タンポポからケヤキまで、100種をカラーで紹介。好評第2弾!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2015/3/24)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/3/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 180ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121023110
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121023117
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 12個の評価

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塚谷 裕一
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 好評だった前著「スキマの植物図鑑」の続編です。
 コンクリートの割れ目、舗装道路のひび割れ、石垣のスキマ・・・・・なんでこんな所に、と思う場所でも稙物は、旺盛に成長しています。
 しかし、このような場所は、太陽光を奪い合う競争をしなくてもいいし、表面は固いもので覆われていて、基本的に内面はひからびないし、
 植物にとっては、太陽光も水も独占できる好環境にあるわけです。
 本書では、このスキマ植物をもう少し広い視野で見ています。山岳地帯の岩の割れ目、海岸地帯の磯や断崖、
 元々、植物は人が都会にスキマを作り出す以前に、そうした環境をうまく利用して暮らした来たのです。
 本書では、庭や花壇から逃げ出したスキマ植物、帰化してきたスキマ植物、古くからの人里スキマ植物、海辺のスキマ植物、高山のスキマ植物、
 について全ページオール・カラーで紹介しています。
 アスパラガス・・・こんなものまで!!、セイヨウタンポポ・・・・家の周りのいたるところで自生しています、、ナズナ、
 ツタ・・・・これも抜いても抜いても次から次へと生えてきます、カタバミ、タケニグサ・・よく見かけます、オヒシバ・・・・これも多いです、しかも抜きにくい!!
 すみません!私は風流人ではないので、次から次へと抜きまくっています!!
 抜いてばかりいて申し訳ないんですけど、実は、これらのスキマ植物は、街中の生物の多様性を支える生態系の重要な要素ともなっています。
 しかし、私は、なぜこかのようなスキマ植物に妙な共感を覚えるんです。考えてみると、私たちも、これらのスキマ植物と同じように、
 種々の障害、外敵を避け、安全なスキマを見つけ、精一杯生きています。だから共感を覚えるのかなと思いますが・・・考え過ぎかな??!!
 なお、本書には索引も付いていて、利便性が高くなっています。
 
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そうそうこの植物見たことある。こんな風に生えてたかもしれない。。と面白く読みました。見たことはあるけど名前は知らなかったという植物の名前も知ることができて良かったです。
2019年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
                       
 不惑(=40歳)を過ぎたあたりから誰でも夕陽を見て涙ぐむようになる。
通勤の途中に道端や片隅にある雑草が気になり始める。雑草の中にも可憐な花を
咲かせたり端正なすがたをしたものが多い。雑草に自分を重ねたりして、
気にいったいくつかをわざわざ家に持ち帰り小さな庭に移植したりする。

 この本にも多くの美しいスキマ植物(片隅にひっそりと生える植物)が紹介
されている。例えば、四季咲きベゴニア(p30)。 すこし奥まった湿った路地
あたりによく見かける。桃色、紅色、白の混ざったしっとりとした花をつける。
シュウカイドウ科とある。そういえば、永井荷風の小説には「秋海棠」がよく
でてくる。どんな植物か知らなかったが、ベゴニアの親戚なのか。後でネットで
調べてみると、秋海棠は別名、断腸花とある。その由来は、

  ・・昔、愛し合うふたりがいた。毎日の逢瀬を楽しみにしていたが、
   わけあって彼氏のほうがどうしても来ることができなくなった。
   それを知らずに、女性はずっと待ち続け、日ごとに流す断腸の涙が
   いつか凝って名も知らぬ草が生え、その花の紅色が緑の葉に映って
   まことに美しく誰いうとなく断腸花と呼ぶようになった・・

永井荷風の有名な日記「断腸亭日乗」の名はおそらくこの断腸花から来ている。

 この本には、たくさんのスキマ植物たち、日本古来のもの、帰化したもの、
高山のもの、海辺のものなどの美しいカラー写真が紹介されていて、見るだけで
こころ休まる。みな人に寄り添って目立たぬように存在している。
(生物多様性擁護者のように、これらの種のそれぞれが人間と同じくらいの
存在価値を持っているとは言わないまでも)おのおのそれなりにスキマの
なかでのびのびと生命を謳歌して、上記の断腸花に負けけないくらいいじらしい
エピソードを持っていそうである。

 街のスキマに多くの種の植物が入りこむことで、蝶や小鳥も街に増えて
私たちは自然をより「自然に」楽しむことができるという著者の視点に
なるほどと思った。これからは雑草をむやみに抜かないでおこう。
                             
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年4月28日に日本でレビュー済み
スキマの風景
額縁のヤブカラシ
囲いのスキマ。
逃げ出してきたスキマの植物
イオノプシディウム
ハナニラ。
帰化してきたスキマの植物
ニワゼキショウ
オランダミミナグサ。
古くからの人里スキマの植物
スズメノヤリ
ヤエムグラ。
海辺のスキマの植物
ハマボウフウ
タイトゴメ。
高山のスキマの植物
イワツメクサ
ミヤマキンバイ。
2015年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎日見かけるけど名前のわからない植物の名を調べるのに適している。
対象が限定されているので、植物図鑑よりも簡単に名前を見つけること
ができる。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
見たことのある植物が出てくると思わずうれしくなった。そんな狭いスキマで生き生き頑張ってるんだな。おかげで散歩の楽しみが1つ増えました。
あとがきも良かったので、それを読まれることをお勧めします。
2015年5月7日に日本でレビュー済み
 本書を手に取ったとき、以前に見た読んだ記憶があるような気がしたが、出版年月日が今年(2015/0325)だったので、記憶違いかなと思って入手した。しかし、中を見たら、既刊の「スキマの植物図鑑」の続編だった。しかも、図版は前書とほぼ同じ。正確に比較していないので、同一かどうかは分からないが、少なくとも同時に撮った画像の別ショットという雰囲気。
 内容も似たり寄ったりで、前書より説明が詳細になったという程度。それで、1000円という価格。
 前書は、「ユニークな切り口」という点でそれなりに評価できるが、これは・・・・・。
 同じデータで本を何冊も書く例は、珍しくないが、それこそ編集者の腕次第。要は、購入した読者に不満を抱かせた時点で失敗作なのだ。どうにでも料理できる筈なのにね。

 読者を小馬鹿にしている様に感じてしまったのだが、私の誤解?それとも僻み?

そこら辺の名もないフリーライターの著作なら、多分、スルーするだけでここまで辛口レビューは書かない。でも、著者は東大大学院教授。仕事柄、同じような似たり寄ったりのデータから、幾つもの論文を書くのは「朝飯前」の筈だ。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート