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儒教の知恵: 矛盾の中に生きる (中公新書 1685) 新書 – 2003/2/1
串田 久治
(著)
- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2003/2/1
- ISBN-104121016858
- ISBN-13978-4121016850
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2003/2/1)
- 発売日 : 2003/2/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 219ページ
- ISBN-10 : 4121016858
- ISBN-13 : 978-4121016850
- Amazon 売れ筋ランキング: - 494,635位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 175位諸子百家・儒教・道教
- - 203位中国の思想(一般)関連書籍
- - 674位東洋哲学入門
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不十分ですが読んでみました。幕府や諸藩で学問所を開いたことと、政務補佐役として、どのような成果を上げたかが面白い。それは、財政再建や公共事業などの実学の面が大切で、精神的な面も強調されてばかりでは儒教はつまらない。武士道とは、違いがありますねえ。
2022年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
字が小さい、読みずらい。内容は自分の知識や言いたい事をギユーと詰めた感じでなるほどと思ったり、勉強になる部分もありました。ただ読みづらい
2020年7月9日に日本でレビュー済み
他国の批判の理由に儒教が使われることが多くなったように思います。
その批判が正しいのかどうかを判断する為に勉強しようと思いました。
まず、面白かったです。
孔子や儒教について、
著者の考えを分かりやすく整理して下さっていると思います。
かつ、「色々あります」という所を披露して下さっている点もいいと思いました。
いい著作だと思います。
その批判が正しいのかどうかを判断する為に勉強しようと思いました。
まず、面白かったです。
孔子や儒教について、
著者の考えを分かりやすく整理して下さっていると思います。
かつ、「色々あります」という所を披露して下さっている点もいいと思いました。
いい著作だと思います。
2018年1月5日に日本でレビュー済み
昨今、保守論者が、「儒教」を知らないまま・調べないまま批判することが習慣化、そしてそれが売れているので、ここ最近、数冊調べてみました。
まず第一に、「調べて」「知って」批判するのが筋です。
串田氏の師匠は、加地伸行氏であり、この事が、後書きに書かれており、研究は立派なものです。
特に考えさせられるのが、「後継者問題」における難しさであり、国家・会社・自治体等、形式を変えて応用できる問題もあります。
昨今、少子高齢化社会に伴い、「後継者問題」は、様々な場面で直面します。
その意味では、「正統性」「歴史」「伝統」という部分以上の、「次世代にも残す事が出来る物を始める」「次世代に残す事が出来る人を選ぶ」(特に人選は凄く難しい問題)ことが求められます。
時と場合によっては、実力行使で下克上、「天命を革める」が習慣であり、これは、昨今であれば、「技術力」「正確さ」等、時と場合次第では、排除の危険と隣り合わせで行える人か、と考えさせれます。
時代によって姿は変えるが、方法の共通性で生き残りを続けるのが儒教の知恵であるといえます。
室内の掃除をするのも、儒教の習慣なら、屋外の草取りも儒教の習慣であり、「知らなくても行う事が出来る」のが儒教の習慣であり、儒教の文化です。
まず第一に、「調べて」「知って」批判するのが筋です。
串田氏の師匠は、加地伸行氏であり、この事が、後書きに書かれており、研究は立派なものです。
特に考えさせられるのが、「後継者問題」における難しさであり、国家・会社・自治体等、形式を変えて応用できる問題もあります。
昨今、少子高齢化社会に伴い、「後継者問題」は、様々な場面で直面します。
その意味では、「正統性」「歴史」「伝統」という部分以上の、「次世代にも残す事が出来る物を始める」「次世代に残す事が出来る人を選ぶ」(特に人選は凄く難しい問題)ことが求められます。
時と場合によっては、実力行使で下克上、「天命を革める」が習慣であり、これは、昨今であれば、「技術力」「正確さ」等、時と場合次第では、排除の危険と隣り合わせで行える人か、と考えさせれます。
時代によって姿は変えるが、方法の共通性で生き残りを続けるのが儒教の知恵であるといえます。
室内の掃除をするのも、儒教の習慣なら、屋外の草取りも儒教の習慣であり、「知らなくても行う事が出来る」のが儒教の習慣であり、儒教の文化です。
2006年5月15日に日本でレビュー済み
儒教の考えについて表と裏というような2面的に捉えている感じ。
性善説を基本とした楽観的思想といいつつ、家族の為なら復讐も
認める過激な思想とも言えるといった具合に。
日本人の根底にいろいろ儒教的な考え方が根付いていると思い
手にとってみたが、今までは片側からしか見ていなかった事に
気付かされました。
古典の引用もいろんなところからされているので、どの古典が
自分にあっているかは分かりやすいと思います。
これで自分には孟子だな…ってのが分かりましたから。
性善説を基本とした楽観的思想といいつつ、家族の為なら復讐も
認める過激な思想とも言えるといった具合に。
日本人の根底にいろいろ儒教的な考え方が根付いていると思い
手にとってみたが、今までは片側からしか見ていなかった事に
気付かされました。
古典の引用もいろんなところからされているので、どの古典が
自分にあっているかは分かりやすいと思います。
これで自分には孟子だな…ってのが分かりましたから。
2003年10月2日に日本でレビュー済み
タイトルから、例によって『春秋』『史記』など古典からのカビの生えたような逸話の引用や、あたりまえのことを偉そうに説く儒教的説教の本か、と思いきや、それらを議論に持ち込み、古代思想を現代に生かそうとする努力が加えられた、けっこうまともな本であった。著者の意見にはかならずしも賛同できないものもあるが、その取り組み態度には共感できた。