まず、タイトル。この本の主題はあくまで台湾なんで、ちょっとちぐはぐな感じがする。
サブには「台湾」とあるけれど……。
内容は面白い。日本が始めて獲得した新領土に、どれだけロマンを掻き立てられていたかが、本書に登場する無名の(少なくとも、私は知らなかった)3人の男から、痛いほど伝わってくる。
思い入れたっぷりの文章も、この時代の雰囲気をうまく伝えていると思う。
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明治の冒険科学者たち: 新天地・台湾にかけた夢 (新潮新書 108) 新書 – 2005/3/1
柳本 通彦
(著)
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/3/1
- ISBN-104106101084
- ISBN-13978-4106101083
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2005/3/1)
- 発売日 : 2005/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 223ページ
- ISBN-10 : 4106101084
- ISBN-13 : 978-4106101083
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,004,930位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年7月13日に日本でレビュー済み
明治時代に海外に出て行った日本人の気概や冒険心にただただ感服。グローバル化といい、海外旅行に行く現代の日本人より、よほど国際化していると感じました。このようなうずもれた冒険家を丹念に調べられた著者の努力は素晴らしいと思いました。しかし、本の端々に、最初の植民地というような、過去を否定的にとらえる思考が見え隠れしていて少々鼻につきました。率直に、冒険者を称える、称えないとしても勇気と努力を評価するという姿勢にならないのでしょうか? そこが残念で星マイナス1です。