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絶滅魚クニマスの発見: 私たちは「この種」から何を学ぶか (新潮選書) 単行本(ソフトカバー) – 2021/4/21

4.2 5つ星のうち4.2 32個の評価

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エピローグ より一部抜粋


自然科学の研究者が何に興味をもつのか。
同じ対象であっても、そこから発している問題の捉え方は様々である。
魚類学の世界に入ったときから、フィールドで種に向き合ってきた。
種は棲み分けを見せており、その背後に進化を考えた。
分類学では類似の種の集まりが属として認識される。
私がフィールドで出会った棲み分けは同じ属内の種の間に見られるものであった。
同属内の種が見せる棲み分けに対して私がもっていた自然観が、クニマスの深い湖底での産卵を知った時に揺らいだのである。

山梨県西湖での発見からほぼ10年、当時を振り返ると、細い橋を渡ってきたと思う。
たった9個体での出発だった。
当初は、いろいろと不足しているところを指摘されたが、今では西湖のクニマスについて様々なことがわかってきている。何より周年産卵の片鱗も見られている。
本当なら、こういうことがわかってから西湖のクニマスは田沢湖のクニマスの末裔だと言うのが一番いいのだと思う。

しかし、初めからすべてがわかるわけではない。
自然科学の研究は細い橋を渡っているときこそ、しんどいけれども緊迫感がある。
そして、細い橋を渡った後には、それまで知られていなかった世界が展開していく。
既知の知識を用いて未知のことを明らかにしてゆくときは楽しい。


著者について

中坊徹次 Tetsuji Nakabo

1949年京都府生まれ。京都大学名誉教授。京都大学大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)。専攻は魚類学。
著書に『日本産魚類検索全種の同定 初版、第二版、英文版、第三版』(編著、東海大学出版会)、『日本産魚類全種の学名 語源と解説』(共著、東海大学出版部)、『日本魚類館』(編・監修・著、小学館)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2021/4/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/4/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 332ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4106038641
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4106038648
  • 寸法 ‏ : ‎ 12.8 x 2.1 x 19.1 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 32個の評価

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中坊 徹次
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5つ星のうち5.0 幻の魚・クニマスの”再発見”から、将来の里帰りまで
2021年6月25日に日本でレビュー済み
1940年代に絶滅したと思われていた秋田県田沢湖の固有種クニマスが、2010年に山梨県の西湖で“再発見”されたことは大きな話題となった。本書はその中心人物であった魚類学者・中坊徹次さんがクニマス“再発見”から将来までを熱く語ったものである。
●クニマスとは何者か?
クニマスはヒメマス同様”コカニー”と呼ばれるベニザケの陸封型である。ただしそれは、水深423mの日本最深の田沢湖という特異な地形の湖に陸封された特殊なコカニーであった。その田沢湖は明治以来その膨大な貯水量が発電・灌漑用として注目され、1940年代に湖周囲の狭い集水域と西岸の潟尻川からの流出という本来の水環境が、北東から玉川の水の導入、南部からの導出トンネルというものに人為的に大きく変えられた。とりわけ強酸性の玉川の水の導入により田沢湖の水質は酸性化しクニマスは”絶滅”とされていた。
●なぜ西湖にクニマスが生きていたのか?
玉川の水が田沢湖に導入される前、僅か7年間に過ぎないが、クニマスの人工孵化事業が行われ、数か所の湖にその受精卵が移殖導入されていた。その一つの西湖ではその後それが“自然繁殖”していたのだ。ただし、クニマスとヒメマスは外見上ほとんど見分けがつかず、遺伝子分析で同定されるまで別種であることがわからなかった。
●将来に向けて
“クニマス再発見物語”の最終章はクニマスの田沢湖への里帰りである。そのためのハードルはまだまだ高い。第一には田沢湖の水質を玉川の水導入前の状態に戻さなければならない。玉川の酸性水の中和化工事が引き続き行われているが、まだ満足すべき結果は得ていない。手っ取り早い方法は玉川の水の導入をやめることがだが、それでは電力利用や灌漑水受益者の農民が困窮することになる。現状に即したかたちでのクニマスの里帰りでなければならないと著者は考えている。その時までにクニマスという貴重な種を絶やしてしまっては元も子もない。クニマス増殖の努力が必要だ。そのために、受精卵が成魚になって生殖可能になるまでを生け簀で育てる人工増殖試験が行われ成功している。ヒメマスとクニマスは自然交配が可能で雑種が繁殖している。ヒメマスとクニマスを様々な組み合わせで交配し、その雑種を”戻し交配”によって純種にを戻す試験が行われている。また生物学的先端技術を応用することが出来る。例えば凍結保存したクニマスの生殖細胞を別の魚に移植し、クニマスを生ませる「代理親魚試験」も行われ成功している。遺伝子編集技術を応用できるかもしれない。本書からは著者ら魚類学者、山梨県・秋田県の水産試験場関係者、河口湖町・仙北市の地元民間人の熱意が伝わってくる。きっといつかクニマスが田沢湖を泳ぎ回る姿を見ることが出来るのではないだろうか。

私見だが、東西2㎞南北1kmの西湖ではあまりにキャパシティが小さい。田沢湖に里帰りができるようになるまで、クニマスの稚魚を十和田湖に移殖して増やしてみてはどうだろうか?日本の湖の中で十和田湖は地形的にいちばん田沢湖に似ている。十和田湖なら生着できるのではないだろうか?ただしヒメマスとの自然交には注意しなければならないだろう。 
写真は約20年前、私が田沢湖に行った際に買ったクニマスの賞金付きのポスター。
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