酷評故に天邪鬼は読みたくなった
どこが支離滅裂やねん めっちゃ面白いよ
だから何年か前の「ひとり」も読みたくなって注文した
重複してるかと思ったが まだ目次だけだが 全くそんなことはなさそう
酷評された方は きっと孤独の痛みを解消を期待されたのでがっかりなさったんでしょうね
そろそろそんな「個」の世界から脱出して こちら側にこないか そんな窒息しそうな「個」の壁を突き破って
もっと広々した「ひとり」の空間に飛び出してこないかーーー山折哲雄さんのひとり哲学の中の言葉
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「ひとり」の哲学 (新潮選書) 単行本(ソフトカバー) – 2016/10/27
山折 哲雄
(著)
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現代人よ、「孤独」をそんなに悪者にするな! 「独居老人」「孤独死」など、まるで「ひとり」が社会悪であるかのように世間は言う。が、人は所詮、ひとりで生まれ、ひとりで死ぬ。「孤独」と向き合うことで、より豊かな生を得ることができるのだ。親鸞、道元、日蓮、一遍など先達の生き様を振り返り、日本思想の源流ともいえる「ひとりの覚悟」に光を当てる。
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2016/10/27
- 寸法13 x 1.8 x 19.2 cm
- ISBN-104106037939
- ISBN-13978-4106037931
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥1,320¥1,320 | ¥968¥968 | ¥1,430¥1,430 | ¥1,340¥1,340 | ¥1,320¥1,320 |
【新潮選書】山折 哲雄 作品 | 『瞼の母』などで知られる明治生まれの作家・長谷川伸。終生アウトローや敗者の側に立ったその作品を再読し、今では忘れ去られた日本人の心情を考察する。 | 死を直視した時はじめて安寧があると先人は教える。最期を覚悟した時に輝く生とは?鴎外、漱石、賢治、子規、西行、芭蕉らの末期を読み、涅槃を想う。 | 「人間苦」あるいは「民の移動」──新しい学問・民俗学で訴えたかったこととは何だったのか?「民俗学」から一歩距離を置き、生き様を俯瞰した新しい柳田論。 | 孤独と向き合え!人は所詮ひとりであると気づいて初めて豊かな生を得ることができる。親鸞、道元、日蓮など鎌倉仏教の先達らに学ぶ、「ひとり」の覚悟。 | 後半生は、思想や責務など、少しずつ重荷を下ろしていけばいい。旅と「うた」、「ひとり」を愛した西行、親鸞、芭蕉、良寛らに学ぶ「解放」の生き方。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2016/10/27)
- 発売日 : 2016/10/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 237ページ
- ISBN-10 : 4106037939
- ISBN-13 : 978-4106037931
- 寸法 : 13 x 1.8 x 19.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 335,421位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,241位人生論
- - 62,330位ノンフィクション (本)
- - 88,667位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
哲学というより旅行記のような本の仕立てなのに、なぜか読みづらい。
内容が私には難解だからかもしれない。
誰でもひとりなのは共通だから良い本だと思う。
内容が私には難解だからかもしれない。
誰でもひとりなのは共通だから良い本だと思う。
2017年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何が「宗教学者」だ、何が「評論家」だ、と声を大にして言いたい!
滅茶苦茶ではないか、少しも分かっていない!
何が「親鸞」だ、何が「道元」だ、「日蓮」だ、「法然」だ、「一遍」だ! 彼等こそ、いい迷惑ではないか!
大いなる「既成」と闘い、これを超えるために、彼らは自ら「一人」や「一身」を選んだのだ!
然るに著者は、私たち「凡人」をして、彼らの「生きた様」を見て、「ひとり」に生きよ、と言う。そして、その『ひとりで立つのは、太古から伝わるこの国の風土、その山河の中で、深く呼吸して生きるのである』と言う。
そんな独り善がりが、グローバルの今、そしてこれからに、通じますか! 全てが「相対化」されてしまった時代、「生きる」環境は、全く違うのです!
異なる宗教観・価値観・世界観等に晒され、包囲され、様々な脅威とともに「生きて行かなければならい」のです!
『太古から伝わるこの国の風土、その山河の中』に籠っていては、「生きて行けない」のです!
それが全然分かっていない! もう「生きてしまった、老人『ひとり』の迷妄」としか言いようがない!
悲しくも、虚しい本!
星「一つ」にさえ、値しない!
滅茶苦茶ではないか、少しも分かっていない!
何が「親鸞」だ、何が「道元」だ、「日蓮」だ、「法然」だ、「一遍」だ! 彼等こそ、いい迷惑ではないか!
大いなる「既成」と闘い、これを超えるために、彼らは自ら「一人」や「一身」を選んだのだ!
然るに著者は、私たち「凡人」をして、彼らの「生きた様」を見て、「ひとり」に生きよ、と言う。そして、その『ひとりで立つのは、太古から伝わるこの国の風土、その山河の中で、深く呼吸して生きるのである』と言う。
そんな独り善がりが、グローバルの今、そしてこれからに、通じますか! 全てが「相対化」されてしまった時代、「生きる」環境は、全く違うのです!
異なる宗教観・価値観・世界観等に晒され、包囲され、様々な脅威とともに「生きて行かなければならい」のです!
『太古から伝わるこの国の風土、その山河の中』に籠っていては、「生きて行けない」のです!
それが全然分かっていない! もう「生きてしまった、老人『ひとり』の迷妄」としか言いようがない!
悲しくも、虚しい本!
星「一つ」にさえ、値しない!
2018年4月14日に日本でレビュー済み
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著者は名の通った宗教哲学者、しかも大きな社会問題になっている高齢化にまつわる諸問題、独居老人の増える社会などなどが噴出している今の時代、そのような折、本書のタイトルが「ひとり」の哲学と銘打っており、多少読みにくくとも骨のある論理の展開を大いに期待して購入いたしました。
しかし、期待に反して、この書の構成/流れが単なる旅行記、ないしは、旅行エッセイという構成に基づいた論理の展開に失望しました。 章立てが、親鸞に始まり、道元、日蓮、法然、一遍・・・・と、将に一時期の日本で宗教上の基軸を創始した偉大な宗教指導者の名が挙がってはいるものの、本書で言及されている点は、偉大な宗教指導者のゆかりの寺などを巡った旅行エッセイという形式で成り立っている著作に感じました。
時折、偉大な指導者の深奥の考えに言及はするものの、断片的な言及に過ぎず、我々浅学非才な庶民にとっては、断片の言及では一層分かりにくい内容に思われました。 つまり、わかりにくい記述だが、骨ある内容とは思えませんでした。
新潮選書というこのシリースの中には、大変読みにくい内容で、しかも、一般読者の理解などそっちのけで、読者への迎合などほとんど感じられないような書きぶりだが、しかし、著者の強い思いについて渾身の筆をこめて著した著作に私は巡り合ってきましたので、この著作もそういう読みにくさを覚悟しても、骨のある議論を期待しておりました。
とはいうものの、本書の最後の方、第4章で偉大な宗教指導者達の思想の流れを総括した記述がありましたが、斯様な解説は、著者の深い英知と洞察が感じられて、とても参考になりました。
本書の重要なテーマである「ひとりの哲学」ということについては、なんだか時代の流行を意識した、時流に迎合したテーマのような感じがして、著者の述べたい論点とは少々異なっているような気が致しました。 言うなれば、出版社の側が営業上の都合で、こういうネーミングを著者に課したのではないでしょうか。 親鸞のひとり、道元のひとり、日蓮のひとり、・・・・・という具合に、無理やり「ひとり」という言葉を押し込んだ、という印象がしてなりません。
日本の仏教思想の基軸を作り上げた偉大な仏教指導者達が、平安から鎌倉期の一時期に集中して輩出した、という時代の不思議さに関して、そして、これらの多くの指導者たちの一連の考え/流れを解説していただくことに集中した方が、著者の思いをふんだんに著わせたのではないでしょうか。 単なる旅行エッセイという形式をとったことが、骨のある議論から外れてしまい、本書/著者の狙いを曖昧にしてしまったような気が致しますが、いかがでしょう。
しばらく時を置いて、再度読み返してみることにいたしましょう。
しかし、期待に反して、この書の構成/流れが単なる旅行記、ないしは、旅行エッセイという構成に基づいた論理の展開に失望しました。 章立てが、親鸞に始まり、道元、日蓮、法然、一遍・・・・と、将に一時期の日本で宗教上の基軸を創始した偉大な宗教指導者の名が挙がってはいるものの、本書で言及されている点は、偉大な宗教指導者のゆかりの寺などを巡った旅行エッセイという形式で成り立っている著作に感じました。
時折、偉大な指導者の深奥の考えに言及はするものの、断片的な言及に過ぎず、我々浅学非才な庶民にとっては、断片の言及では一層分かりにくい内容に思われました。 つまり、わかりにくい記述だが、骨ある内容とは思えませんでした。
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とはいうものの、本書の最後の方、第4章で偉大な宗教指導者達の思想の流れを総括した記述がありましたが、斯様な解説は、著者の深い英知と洞察が感じられて、とても参考になりました。
本書の重要なテーマである「ひとりの哲学」ということについては、なんだか時代の流行を意識した、時流に迎合したテーマのような感じがして、著者の述べたい論点とは少々異なっているような気が致しました。 言うなれば、出版社の側が営業上の都合で、こういうネーミングを著者に課したのではないでしょうか。 親鸞のひとり、道元のひとり、日蓮のひとり、・・・・・という具合に、無理やり「ひとり」という言葉を押し込んだ、という印象がしてなりません。
日本の仏教思想の基軸を作り上げた偉大な仏教指導者達が、平安から鎌倉期の一時期に集中して輩出した、という時代の不思議さに関して、そして、これらの多くの指導者たちの一連の考え/流れを解説していただくことに集中した方が、著者の思いをふんだんに著わせたのではないでしょうか。 単なる旅行エッセイという形式をとったことが、骨のある議論から外れてしまい、本書/著者の狙いを曖昧にしてしまったような気が致しますが、いかがでしょう。
しばらく時を置いて、再度読み返してみることにいたしましょう。
2019年9月1日に日本でレビュー済み
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じわじわと時間を見つけて読んでいます、、
単なるhow to本ではないので深さがあります
単なるhow to本ではないので深さがあります
2016年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
手垢にまみれた幸せを求めて裏切られる人生から縁を切り与えられた限りある生を実り豊かなものにするための指南書である。
一人と言う概念が持つ豊饒の意味を深く教えられる。
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2016年11月15日に日本でレビュー済み
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感ずるものは壮大でした。山折氏の著書は、本来日本人が持っていた世界観や豊かさを気づかせてくれる、貴重なものだと思います。いわゆるハウツー本を求めている方には参考にならないかもしれませんが、本質的なものを求めている人には、大切なことに気づくきっかけになるのでは、と思いました。