道元尊師の食事喝に「味の濃淡を問わず」がある。男たるもの美味に恬淡であれと戒めて生きて来たモンダ。
口腔底癌の手術で下顎と舌の三分の一を失って五年。それでも尚、美味と栄養への渇仰は深まるばかりで、かくも己は卑しきものかと自己放下していた。
20万年前アフリカの森を旅立った人類の足跡は、食を求めての永い旅路だった。定住できるようになったのは凡そ16000年前。日本列島に開花した縄文前期がその記念碑だ。奇跡とも言える自然条件がその誕生の秘密であった。
辰巳浜子さんの「料理歳時記」を貪るようにして読み、熱いものが沸騰してくるのを抑え切れなかった。そのお嬢様が著者の芳子さんである。熱きものの由縁は「瞬時に悟る」天性の判断、それを支えた家族の慈愛。(英霊・藤野義太郎)「食に生きて」がその真髄を語る。
何事も「騙る」が蔓延するこのご時勢に、母を「語って」辰巳芳子ここに存するアリガタヤ!
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食に生きて:私が大切に思うこと 単行本 – 2015/2/18
辰巳 芳子
(著)
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料理とは
生命に向き合うこと、
そして愛すること、
慈しむこと。
波乱万丈の人生90歳を迎え、料理研究家として辿りついた
「食に就いて」の結論とは?
再起を危ぶまれた若き日の闘病を支 えた日々の食の大きさ、
戦争で実感した食べ足りないことの恐ろしさ、嚥下障害に
陥った父に欠かせなかった母直伝のスープの尊さ……
そして考え続けた「人はなぜ食すのか」という命題。
料理と共に生きた半生を踏まえ、次世代へいのちをつなぐために
伝えておきたい、「食べること」の本義。
目次
母のパン・ド・カンパーニュ
私の出自
造船大監・辰巳一のこと
私に流れる「辰巳」の血
先生運のいい私
英霊・藤野義太郎
映画『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ"』のこと
アイスバインとコッパ
宇宙への挨拶から一日は始まる
外国人から一本取る法
【特別収録対談】辰巳芳子×川瀬敏郎
学校給食を何とかしなきゃね
食に就いて
生命に向き合うこと、
そして愛すること、
慈しむこと。
波乱万丈の人生90歳を迎え、料理研究家として辿りついた
「食に就いて」の結論とは?
再起を危ぶまれた若き日の闘病を支 えた日々の食の大きさ、
戦争で実感した食べ足りないことの恐ろしさ、嚥下障害に
陥った父に欠かせなかった母直伝のスープの尊さ……
そして考え続けた「人はなぜ食すのか」という命題。
料理と共に生きた半生を踏まえ、次世代へいのちをつなぐために
伝えておきたい、「食べること」の本義。
目次
母のパン・ド・カンパーニュ
私の出自
造船大監・辰巳一のこと
私に流れる「辰巳」の血
先生運のいい私
英霊・藤野義太郎
映画『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ"』のこと
アイスバインとコッパ
宇宙への挨拶から一日は始まる
外国人から一本取る法
【特別収録対談】辰巳芳子×川瀬敏郎
学校給食を何とかしなきゃね
食に就いて
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2015/2/18
- 寸法19.4 x 13.6 x 2.2 cm
- ISBN-10410339031X
- ISBN-13978-4103390312
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対象商品: 食に生きて:私が大切に思うこと
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2015/2/18)
- 発売日 : 2015/2/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 160ページ
- ISBN-10 : 410339031X
- ISBN-13 : 978-4103390312
- 寸法 : 19.4 x 13.6 x 2.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 501,921位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,644位人生論
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年9月16日に日本でレビュー済み
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2015年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読後、食と命のつながりを噛みしめた。
顔の形が変わり、癌に冒され、
もうなんにも食べられなくなた人がいた。
その友人が毎日スープを作って届けた。
その人が「美味しい」と言ってくれるから。
この話のスープは、著者のレシピ―で作っている。
私も新玉ねぎが出ると、著者の“いのちのスープ”を
作る。美味しい。体に沁み込む優しさがある。
「食べ物を味わう….それが
命の営みの根源なんですよ」と著者は言う。
このスープを、いつまで美味しいと感じるのだろうか。
体が欲するモノは、いつも美味しいのかもしれない。
食後、食と命のつながりを噛みしめた。
顔の形が変わり、癌に冒され、
もうなんにも食べられなくなた人がいた。
その友人が毎日スープを作って届けた。
その人が「美味しい」と言ってくれるから。
この話のスープは、著者のレシピ―で作っている。
私も新玉ねぎが出ると、著者の“いのちのスープ”を
作る。美味しい。体に沁み込む優しさがある。
「食べ物を味わう….それが
命の営みの根源なんですよ」と著者は言う。
このスープを、いつまで美味しいと感じるのだろうか。
体が欲するモノは、いつも美味しいのかもしれない。
食後、食と命のつながりを噛みしめた。
2016年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
料理研究家の域を越えた著者の持論に深く共感した。90を越えて健康で働いている著者自身が和食の基本の大切さを体現しているのではないだろうか?
古くさい、時代に合っていないという意見もあると思うが、この古くさい考え方があってこそ新しさが成り立つのだなぁと思いました。
古くさい、時代に合っていないという意見もあると思うが、この古くさい考え方があってこそ新しさが成り立つのだなぁと思いました。
2016年4月28日に日本でレビュー済み
ゼミのために読了.食だけではなく,良いコンテンツを見極める力の必要性を考えた.
「"男に必要なホルモン"が全部あるんだから」(30頁),「人間の脳の組織と宇宙の組織も実は同じだって」(87頁)等,懐疑的に読まないといけない部分が散見される.
"辰巳芳子" というブランド,もっと言うと,信仰になってしまう危険性も感じてしまった.
「"男に必要なホルモン"が全部あるんだから」(30頁),「人間の脳の組織と宇宙の組織も実は同じだって」(87頁)等,懐疑的に読まないといけない部分が散見される.
"辰巳芳子" というブランド,もっと言うと,信仰になってしまう危険性も感じてしまった.
2015年4月25日に日本でレビュー済み
辰巳芳子さんをご存知の方は多いと思います。きりりとした文章が好きで、いろいろ読んできました。
レシピのある本も好きですし、エッセイも好きです。
その辰巳さんが、食についての考えを明確に出された本だと思います。
それも、とても深淵な言葉で紡がれています。
最後の1ページを読んで、衝撃を受けました。
レシピのある本も好きですし、エッセイも好きです。
その辰巳さんが、食についての考えを明確に出された本だと思います。
それも、とても深淵な言葉で紡がれています。
最後の1ページを読んで、衝撃を受けました。