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日本の聖域 単行本 – 2010/4/1

4.1 5つ星のうち4.1 35個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2010/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 254ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4103244216
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103244219
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 35個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さまざまな隠された利権に切り込んでいる。やり玉に挙げられているのは

入国管理局・諮問機関委員・生保「総代会」・「人工透析ビジネス」の内幕・パチンコ業界・原子力安全保安院・厚労省の犯罪「ドラッグラグ」・創価学会エリート官僚・児童相談所・日本最大の機関投資家「農林中金」・学生のいない学校「国連大学」・国営「穀潰し」独立行政法人・都立松沢病院・東京高等裁判所・国立大学「法人化」の内幕・二千七百万匹「ペット市場」の実態・日本銀行・無きに等しい「検屍制度」・厚労省「医系技官」・瀕死の「国立がんセンター」・食品安全委員会・日本相撲協会・企業監査役・NHK・交通安全協会・精神鑑定の世界

である。どれも面白くてためになる。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上記の触れ込み通り、結構突っ込んだ内容になっています。

その内容からか、この「選択」編集部 執筆人はマスコミ界を横断し
一流多彩だが、すべて匿名としている。となっています。
内容を読むかぎり、かなりその道に精通した執筆人なのでしょう。

基本的に官僚批判、組織・業界批判が大半を占めます。

私が読んでも当然全てを理解することは出来ません。
表面的な部分では納得出来ますが、その背景を知らなければ
単なる空虚な批判で終わってしまいそうです。

そういった意味でもこれらに精通した人々に読んでもらいたい本。

その一部内容は以下の通り(表題だけでは詳細はわからないと思います)

●入管管理局------知られざる光と影
●生保「総代会」------こんな「お手盛り」がなぜ許されているのか
●「人工透析ビジネス」の内幕------患者は病院で作られている
●パチンコ業界------警察利権としての30兆円産業
●厚労省の犯罪「ドラッグラグ」------助かる病人を殺している
●創価学会エリート官僚------池田御輿をかつぐ高学歴集団
●日本最大の機関投資家「農林中金」------サブプライム汚染どこまで
●学生のいない学校「国連大学」------外務省の裏金作りの道具に
●国営「穀潰し」独立行政法人------これぞ「改革偽装」の典型
●都立松沢病院------荒廃する「精神科の総本山」
●東京高等裁判所------検察べったりの「官僚司法の砦」
●無きに等しい「検視制度」------見逃される殺人事件
●日本相撲協会------何から何までカネカネカネ
●NHK------指導者不在のメディア帝国
●精神鑑定の世界------これでも日本は法治国家か
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月24日に日本でレビュー済み
2012年刊。定期購読誌「選択」に連載されているコラムの書籍化第1弾。
人工透析ビジネス、創価学会、児童相談所、相撲協会。1章15頁程度で、表だっては語られない政官財の腐敗や癒着を告発。福島の原発事故で「多少の危険には目をつぶって農産物の流通を優先した」統治者の論理を赤裸々に告発した食品安全委員会の章は痛快ですらありました。
紙幅の都合上批判が先行してしまうのはやむを得ないところですが、単に溜飲を下げるのではなく、背景や影響、教訓を読み取る姿勢が読み手には求められるのではないかと思います。
解説では池上彰氏が本書を絶賛しています。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
早速お送り頂き有難うございました。とてもきれいな商品で内容も期待通りで満足しています。
2016年2月14日に日本でレビュー済み
 行政官庁や司法機関、医療制度、教育制度などの「聖域」に対する、容赦のない計26編の批判リポートが並んでいて、興味の尽きないクリアな企画記事が揃い踏みとなっている。平均すれば1編あたり15ページ弱しかないものの、大半は報告内容の密度高く、批判の筋道も各編おおむねしっかりしていて、主張には同意できる部分が多かった。

 入国管理局や厚労省の「ドラッグラグ」、児童相談所、国立大学法人化、ペット市場、国立がんセンターなど、主に統計データや推計をベースにした各編は数字の扱い方がフェアに思えるし、人工透析ビジネスやパチンコ業界、交通安全協会あたりは、恐らくあまり知られていないだろう事実群のリポートがみごと。厚労省・医系技官や農林中金、東京高裁の話は、執筆しているジャーナリストたちが内情に鋭く切り込んでいる様子がうかがえて、なかなかに頼もしく思えた。

 チンケな話になるが、評者は、普通車免許の更新の際、講習が終わった後に「交通安全協会」に勧誘され、いつも申し訳ない気分で入会を避けていたが、本書の「交通安全協会 警察一家極めつけの利権」を読んで、交通安全協会の会員カードか何かを有償で受け取ることの愚かしさを知り、今後は何があっても交通安全協会の会員(?)にはなるまい、と決意したほどだ(笑い)。

 26編はすべて匿名。「ありのまま、考えたまま」を報告するうえで、匿名は大きな支えになる、という『選択』編集部の姿勢は、本書を通読してみていかにも妥当だな、と受け止めた。匿名であることは、事実の発掘、告発につながる批判の妨げにはならない、ということかもしれない。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
選択の雑誌自身は値段が高いのでこのような形で続編を希望します。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月15日に日本でレビュー済み
問題大ありの組織と人について、知っておかねばならないことが満載であり、大変参考になった。  全部で26項目もあるが、どれもが溜息をつかせるような事象であり、組織である。 先ずはこの事実を知った上で、どうするか真剣に考えたい。

先ず登場したのが法務省入国管理局と地方入国管理局だ。 2011年末現在の外国人登録者数207万8千人、人口の1.6%もいる。 国別では中国人が674千人、韓国・北朝鮮人が545千人、ブラジル、フィリピン、その他と続く。 不法滞在外国人が78,488人(2011年1月1日)で、韓国、中国、フィリピンの順だ。 不法滞在は約3万人、パスポート偽造や集団密航で不法入国する。 密航には「蛇頭」に日本円換算300万円程度の手数料を払いが、前借り、返せず、強盗などの凶悪犯罪に走る(元東京入管局長)。 入国管理局の考え方は、「好ましい外国人を歓迎」、「好ましからざる外国人を締め出す」だ。 大いに結構だと思うが、本書は難民を含めて弱者に威張り過ぎ。 その強化自体が不法滞在外国人への人権侵害(p.30)と批判する。  しかし私はそれには首肯できない。。 ビシビシ取り締まり、排除、送還が筋である。

国民病の糖尿病から腎不全に移行する年間3万人、成人の20百万人が腎機能低下、内4百万人が人工透析の予備軍だ。 腎移植は2008年で年間1200例、とても足りない。 国負担の透析医療費は何と1兆円を突破している。 透析に1ヶ月40万円かかるが、高額医療費により自己負担は軽減され、更に身障者の自治体助成金もあるから、患者に負担感はない。 一方で開業医は安定した収入になり、基幹病院から患者の斡旋を受けるに必死だ。基幹病院も開業医も利権となり、賄賂の温床になる。 だからどんどん透析に送り込む。 国の社会保障費が際限なく増えていくのは、そうしている利権があるということだ。

2010年4月に独立行政法人国立がん研究センターとして新装開店した。 ここがまた悩ましい。 センター運営の実権はトップの総長ではない。 病院長より格上のNo.2の厚労省出向者の運営局長だ。 幹部の人事権は厚労省に握られ、運営局長は病院経営から、がん研究の方向性まで、絶大な権限を持つ。 そしてずぶの素人が日本の最高のがん医療の未来を決めてしまう。 レジデントは日雇い労働者として、滅私奉公を強いられる。 所謂ブラック企業になる。 厚労省は、設備等にはいくらでも出すが、待遇改善の予算請求などしない。 ましてや財務省にかけ合うこともあり得ない。  これががん治療の最高峰の中身だから、どうしよう。

相撲協会は権力が理事長に集中し、巨大利権は理事長と、相方の事業部長の手許だ。 事業部長が替われば関連業者が替わる、利権構造は徹底している。  親方衆も理事にはなりたい。 理事長、事業部長の他、巡業部長(勧進元選定に利権)、地方場所部長(場所の総責任者としての旨味)になれる可能性がある。 相撲部屋には力士1人当り30万円の支給がある。 6場所で年間1人当り180万円だから大きい。 この手当目的で入門させられる少年もいる。 外国人力士を斡旋するブローカーに払う方が、有望学生力士への支度金より半分以下だから、外国から連れてくる。 引退後の年寄株の世話も心配不要だから、経済面も考えれば外国人力士獲得のようだ。 日本人横綱待望論も、足元の組織と親方衆がこれでは如何なものか。

問題が多く、実効性が全くない監査役制度も興味深い。 取締役会が業務の妥当性を監督するが、監査役の権限は適法性監査に限定され、取締役の選任解任権を持たない。 そもそもが通常の役員人事の流れで、サラリーマン生活最後の花道が監査役だ。 社長が監査役を事実上指名する。 常勤監査役が社長に物申す訳がない。 非常勤監査役は形だけで、何もしない、言わない。 新会社法になっても「閑散役」は結局同じだ。 大王製紙では創業者ファミリーに何も言えない。 オリンパスは損失隠蔽の張本人が監査役になっている。 実効性の改革には立法化次第だ。 監査役が真にお飾りでない時が来れば、監査役の高リスクと代償から、成り手はいなくなる筈だ。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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