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ローマ亡き後の地中海世界(上) 単行本 – 2008/12/20

4.5 5つ星のうち4.5 141個の評価

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ローマ帝国が滅んだ後、地中海の国々を襲ったのは、略奪、拉致を繰り返す「サラセン人の海賊」だった──。『ローマ人の物語』に続く歴史巨編の傑作。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2008/12/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/12/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 335ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4103096306
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103096306
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 141個の評価

著者について

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塩野 七生
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1937年7月7日、東京生れ。

学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。1968年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。

1982年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。1983年、菊池寛賞。1992年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくむ(2006年に完結)。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2007年、文化功労者に選ばれる。2008-2009年、『ローマ亡き後の地中海世界』(上・下)を刊行。

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブックオフになく価格が安く買えてよかった
2020年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を読んで感じたことをランダムに書き記しておくと、次のような点になる。
1、歴史の後退ということは、あり得る。ローマ帝国滅亡後の中世前期、あるいは中世後期にいたっても、ローマ時代に構築されたアッピア街道をはじめとする街道は荒れ放題となり、水道もかなりが壊れ、浴場に至っては廃墟となる。理由は、それをメンテナンスしようとする「権力」が不在だからである。権力の空白や不在は人類史的な後退をもたらすものでもある。ただし、強大すぎる権力の問題も他方ではあるが。
2、ローマ帝国の衰退をもたらしたのは、北方蛮族であると同時にキリスト教でもあった。が、東ローマ帝国(ビザンチン帝国)として延命し、あるいは神聖ローマ―帝国として維持しようとしたキリスト教世界を悩ませたのが、イスラム教世界であった。
3、中世は、漠然と思っていたよりもはるかに、ヨーロッパキリスト教世界はイスラム教世界に追い詰められていた。
その、最たるものが、北アフリカを根城とするイスラム教徒の海賊である。
4、イスラムの海賊は、異教徒とジハードを行っているとして、イスラム教およびサラセン帝国、後にはオスマントルコによって公認され、北アフリカの主要産業化する。北アフリカは古代ではローマ帝国への小麦輸出地帯であったが、手っ取り早い海賊による略奪と人さらいによる奴隷化、身代金の方が儲かったからである。その結果、北アフリカの農業は衰退し、緑豊かな沿岸地帯も今日見られるような砂漠に変わる。
5、同時に、襲われる側も悠長にイタリア沿岸部などで農業などを行うことができなくなる。「平和」が必要な農業がヨーロッパ側地中海世界でも衰退せざるを得なくなる。
6、このイスラム海賊によるキリスト教徒の誘拐と奴隷化に対して、キリスト教世界では、救出修道士会、救出騎士団がボランティアで組織され、基金を集めて奴隷を買い戻しに北アフリカに赴く。この2つの組織によって救出されたキリスト教徒の奴隷は、おそらく中世全体を通じて50万人にものぼるとされる。その膨大な身代金目当てに、イスラム海賊たちは無防備な庶民を誘拐するのだからいたちごっこであるのだが。
7、しかも、最後の救出騎士団による救出は、18世紀末。フランス革命の10年前とされ、その頃までイスラムによる誘拐と奴隷化は継続されていた。
8、塩野七生を読んでいると、多神教のローマ帝国を愛し、それを衰退させたキリスト教には好感情を抱いていないように感じる。しかし、そのキリスト教世界に対するイスラム世界の狂暴ぶりにはもっと悪感情を持っているように思える。ただ、他方で、中世を通じて、イスラム教世界ではキリスト教徒のまま二級市民として生きることはできた。しかし、キリスト教世界ではイスラム教徒のまま生きることはできなかった(殺されるしかなかった)という事実に言及することで、バランスをとっている。
9、ただし、中世での唯一の例外が、シチリアにおけるノルマン王権支配であり、その治下ではキリスト教徒とイスラム教徒の共存共栄が図られたことも紹介されている。
10、ゆえに、歴史には後退することもあるということを、読後感として持った。現在の保護主義的な動きもそうなのか、そうでないのか、ということを考えつつ読んだのである。 
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常におもしろい。
暗黒の時代のヨーロッパもあったんだなって思いました。
時代は変わるもので、いまでは全く反対って感じですもんね。
こんな時代を過ごしたから、ヨーロッパが世界中でひどいことを当たり前のようにしたんでしょうね。
パックスロマーナって、ほんとに幸せな時代だったんですね。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
塩野七生氏の紡ぐ物語は学問としての「歴史」ではなくまさにドラマそのもの。
ローマ崩壊後の地中海の物語もまさにある意味人間と宗教の生臭い物語でした。
そんな視点から見た勃興期のイスラムとキリスト教諸国を描いた本作は
明示することはないにしても現在のイスラムテロへ至る背景を歴史と言う切り口で描いている気がします。
歴史はほんとうに面白い。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月30日に日本でレビュー済み
上下ともに読ませて頂きました。読みやすく面白いストーリー展開です。西ローマ亡き後の地中海と、言ってもほとんどイタリアのお話し。特に、イベリア半島の状況はすっぽり抜けています。イタリアに住む著者が、イタリアの立場から見た世界史と言った方がいいのではないでしょうか。当然、十字軍のお話も出てきますが、キリスト教徒の暴挙は書かず、フリードリッヒ2世などは裏切り者です。キリスト教と言っても、それはほとんどカトリック教徒の代弁です。ごく僅かに予防線を張って、時々繕っている所が小賢しい思いがします。これを読んで、イスラム=残虐な民族と、理解する読者が居たら不幸なことです。所々にでる著者の意見には、私自身賛同しかねる所が多かったです。
参考文献の多くはイタリアのモノの様ですが、これらの作品を、もしイタリア語でイタリアで出版されたらいかがでしょうか?研究者の意見を聞きたいモノです。またイスラム側の言い分も聞いてみたい物です。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年12月21日に日本でレビュー済み
ローマ人と過ごした至福の15年も終焉し、
心に穴が開いてしまったようだった。
そこへ来てローマ亡き後の地中海世界・上下巻の刊行は
小躍りしたくなるような慶事だった。
発売の初日に喜び勇んで都心の書店に駆けつけた。
終わってしまった筈のこの恒例行事をもう一度することができた。
なんという贅沢。塩野先生、最高だ。

刊行の記者会見によると、
「守らなければならない法も、そして倫理もなくなったのが
中世という時代。そういう時代には何が起こるのか?」
というテーマを上・下巻に分け、切り口を変えて扱うという。

本書は、ローマ世界の終焉、特にスティリコの死以後と同じく、
ある程度の覚悟を決めて、腹を据えて読み込むべきだと思う。
振り返れば、第15巻・ローマ世界の終焉は
虐殺・略奪・暴行・劫掠・都市抹殺・民族浄化と、
人間の所業に絶望するような記述が、これでもか、これでもかと続いた。
ページを捲る度に何千、何万人と罪無き庶民が殺され、財産を根こそぎ奪われていく。
海の都の物語の最終章、ヴェネツィアが死に至るまでの細密で緻密な記述を
更に恐ろしくしたような巻だった。

ローマ亡き後の地中海世界も、その延長線上にあるといっていいと思う。
巻末にある美しい写真の数々には「希望はどこにもない」という一文が添えられている。
本書を象徴するような、この美しい景色と虚無の落差はどうだろう。
ここで少しだけ頭に過ぎったのは、(作者の頭中も掠めたと確信するが)
せっかく刊行するなら、他に英雄が勇躍する歴史物語はどうなのかということ。
(アレクサンドロスで永遠の若さをテーマにするのは時期尚早なのですか?)
また前々から思うのは、海の都の最後といい、ローマ人の最後といい、
塩野先生と付き合い、別れる男たちは皆、最後はあのような、
これでもか、というくらいの恐ろしい目に遭ってしまうのかということ。

もうひとつ、ローマ亡き後は、五丈原の孔明の死以後の三国志の記述も連想させる。
五丈原以後の三国志は、それまでの英雄が勇躍する物語から一転し、
裏切りと権謀術数の三国志へとガラリと変わってしまう。
手に汗握る知略の激突はもはやなくなり、無常観だけが三国志世界を覆う。
三国志の作者はこの無常観を本編として描きたかったが為に、
孔明の死までの諸侯の英雄譚を、予告編として長々と記述したともいわれる。
「ローマ亡き後の地中海世界」をいきなり刊行しても商業ベースには乗らないだろうと
いうことは、冷徹な作者が誰よりも一番わかっていたことだと思う。
「ローマ人の物語全15巻」があって、はじめて刊行可能だったということを。
作者もまた、ひとつの目的だけでひとつのことをする人では
ないということを改めて痛感させられた。
三国志といい、ローマ人の物語といい、両者とも予告編が凄すぎる。

***
歴史は人間の所業だと作者は説く。
見たくない現実も直視しなければならないように
見たくない歴史も直視しなければならないと、問いかけでもしているようである。
「英雄を愉しむばかりが歴史ではない」「歴史も人間も綺麗ごとばかりではない」
「恋愛にも似て、人間性には光もあれば、宿命的に内在する漆黒の闇もある」
「それは決して他人事ではない」
そんな魂の叫び声にも似た何かが本書を通じて、中世の歴史の彼方から聞こえてくる。
意図的かどうかはわからないが、ローマ亡き後の地中海世界上巻に、
「カエサル」の文字は見当たらない。
97人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年1月3日に日本でレビュー済み
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 西ローマ帝国滅亡からおよそ200年、勢力を急伸するイスラム勢は、その支配地域を北アフリカにまで拡大する。そしてこの地域に住むイスラム教徒(サラセン人)は海賊を生業とし、地中海沿岸に住むキリスト教徒に対して殺戮、略奪、拉致を繰り返し、荒らし回る。時間軸で言えば『ローマ人の物語』の続編とも言える本書上下巻であるが、上巻では、イスラムの台頭と彼らに懸命に対抗するキリスト教徒の姿を描く。
 中世初期のイタリア半島やシチリアは、ローマ法王領、ビザンチン帝国領、ロンゴバルド族が支配する地域、アマルフィなどの独立した海洋都市国家などから成っていた。一方北アフリカではイスラムの支配が進み、彼らは「聖戦」の名のもと、シチリアを始めイタリア半島を攻撃する。これに対してキリスト教徒側は、地域の支配者であるビザンチン帝国は全く頼りにならず、軍を派遣した神聖ローマ帝国も歯が立たず、加えてローマ法王位やヨーロッパ諸国の王位も入れ代わり立ち代わりで政情不安が続くなど、イスラムに対して打つ術が見出だせない。
 だが、キリスト教徒側も徐々に対処策を講じていく。シチリアでは「イスラムの寛容」を経て、ノルマン人の統治による両宗教間の共生が実現する。またイタリア本土では、アマルフィ、ピサ、ジェノヴァ、ヴェネツィアの海洋都市国家が軍事的に攻勢に出るようになる。これら4都市はいずれも交易商人による共和国のため、北アフリカのイスラム教徒との間に協定を結び、交易面でも実利を得るようになっていくのだ。
 古代ローマ帝国は広域経済圏であったところ、帝国が崩壊した後の中世は狭域経済圏に成り下がり、結果盛んに行われていた物産の流通が止まってしまった時代だと著者は指摘する。中世前期の地中海は、キリスト教徒に代わりイスラム教徒が台頭した時代だった。イタリア半島やシチリアに住む住人にとっては、サラセンの海賊に怯える「暗黒の中世」だったわけである。(下巻へ続く)
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年3月17日に日本でレビュー済み
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奴隷貿易というとアメリカ初期のアフリカ大陸からの黒人輸入を思い浮かべるが、中世において北アフリカのイスラム海賊によって地中海沿岸各地からの白人輸入という千年以上の歴史もあった訳だ。
そんな背景も私は知らなかった。十字軍のイスラム教対キリスト教という図式がよりリアルになる。
将軍や皇帝の名前が何代も続く様な安定した歴史ではなく、ローマ帝国崩壊後の国の枠が壊れた中世を、南からのイスラム海賊との戦いと交渉を軸に歴史を描いて見せると、文明の衝突から歴史が動く様が見事によくわかる。 ローマ人の物語、の続編として前15各巻に優るとも劣らぬ作品
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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