何だか評価が低いですね。何故でしょうか。
筆者の作品は幾つか読んでいます。
硬派な筆致が多い作品群の中で、この本は少し趣向が変わっています。
元KGBのスパイ、良からぬ事を企む巨大企業、世界最強の特殊部隊。三者が複雑に絡み合うサスペンスアクションとでも言うんでしょうか。今までの作品に比べると確かに派手目です。
が、その分読みやすく、読み応えもあります。
特有の細かい描写も入っていて、好きな作品の一つです。
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レインボー・シックス〈1〉 (新潮文庫) 文庫 – 1999/11/30
冷戦終結後、国際テロに横断的に対処すべく、世界最強の多国籍特殊部隊〈レインボー〉が新設された! SASやデルタ・フォースの精鋭を集めた秘密組織の長は、元CIA工作指揮官のジョン・クラーク。発足して間もなく、ベルンやウィーンで旧西独極左集団による人質事件が続発する。その裏に見え隠れする元KGB大佐の影……。全世界を席巻した、クランシー渾身の新軍事謀略巨編!
- 本の長さ394ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1999/11/30
- ISBN-104102472126
- ISBN-13978-4102472125
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1999/11/30)
- 発売日 : 1999/11/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 394ページ
- ISBN-10 : 4102472126
- ISBN-13 : 978-4102472125
- Amazon 売れ筋ランキング: - 276,212位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年11月3日に日本でレビュー済み
「レインボーシックス」は、現代の国際犯罪に唯一対応する秘密組織。どこにも公式には存在を認めていないが、集まっている人々は、各国情報機関、捜査機関、軍隊などのエリート集団。ここのトップは、永遠の主役ジャック・ライアンの親友でもあるジョン・クラーク。ここに新しい主役となるクラークが活躍するあたらしいストーリーが始まることになりました。
ただ、どうも私には、クランシーらしいプロットの正確さなどよりも、対テロリスト部隊の活躍物語が目立ちすぎ、いまいち楽しめなかったともいえるかも。
これまで、クランシーの本を読み続けてきた人には、物足りないかも!
ただ、どうも私には、クランシーらしいプロットの正確さなどよりも、対テロリスト部隊の活躍物語が目立ちすぎ、いまいち楽しめなかったともいえるかも。
これまで、クランシーの本を読み続けてきた人には、物足りないかも!
2003年8月28日に日本でレビュー済み
戦闘力は抜群だが、情報収集能力が欠片もない特殊部隊。
計画力は抜群だが、いざとなると詰めが甘い、戦闘能力が欠片もない悪の組織。
二つの組織が大激突!
これがパロディか、ブラックユーモアとして書かれているならまだ読めるが、著者のクランシーは大真面目に書いているもんだから、ただただ白ける。
文庫本一冊にまとまっているならまだいいが、本作品は文庫本四冊分。文庫本を四冊読んでこの有様では、腹が立つだけ。
計画力は抜群だが、いざとなると詰めが甘い、戦闘能力が欠片もない悪の組織。
二つの組織が大激突!
これがパロディか、ブラックユーモアとして書かれているならまだ読めるが、著者のクランシーは大真面目に書いているもんだから、ただただ白ける。
文庫本一冊にまとまっているならまだいいが、本作品は文庫本四冊分。文庫本を四冊読んでこの有様では、腹が立つだけ。
2000年12月3日に日本でレビュー済み
『クレムリンの枢機卿』で初登場して以来、注目していたジョン・クラークが『容赦なく』で主人公となり、そして終にこの『レインボー・シックス』でライアンとは別の形で活躍します。クラークファン待望の一冊(4巻ありますが)です。ただ寄る年波とポストの所為で、クラークのアクションシーンが少なくなってしまったのが寂しいです。それにクランシーの常として「主人公達の家族に甘い」という点・・・・それを除けば、最高点の出来だと思います。クランシー独特のラストまで気の抜けないストーリーと、ラストへ行くにしたがって、映画のシーンのように素早く切り替わる場面構成で、悪に立ち向かう容赦ないクラークやディング達。読後感は最高です。