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音と言葉 (新潮文庫) 文庫 – 1981/3/27

5つ星のうち3.9 29個の評価
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ベルリン・フィルやヴィーン・フィルでの名演奏によって今や神話的存在にまでなった大指揮者が〈音楽〉について語った感銘深い評論。
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  1. 本の長さ
    275ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    新潮社
  4. 発売日
    1981/3/27
  5. 寸法
    14.8 x 10.5 x 2 cm
  6. ISBN-10
    4102024018
  7. ISBN-13
    978-4102024010
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 改版 (1981/3/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1981/3/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 275ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4102024018
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4102024010
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち3.9 29個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

  • happysmile
    5つ星のうち4.0 フルトヴェングラーの音楽理論
    2009年5月19日に日本でレビュー済み
    フルトヴェングラーは、戦前・戦中・戦後のドイツ・ヨーロッパを中心に活躍した指揮者であり、作曲家である。彼の戦後の復帰公演のベートーヴェン交響曲第5番「運命」にしても、感動的なフィナーレを迎えるが、その楽曲の解釈を示している論考も収録されている。特に、ベートーヴェン作曲作品を高く評価し、その道の達人として、成功した著者の論調は、音楽家としてのスタンスとして、理解し易い。特に、ワーグナーやニーチェ・ゲーテに対する引用や、論考は、彼がベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」を指揮したバイロイトの録音の解釈に続く示唆を与える。楽曲は、「おお！友よ！こんな音ではない。」に続く、楽章の表題の演奏は、第4楽章最後の天に召されるゲーテ作「ファウスト」の作構成と類似性を示す。音楽は、孔子が指摘するように言葉を持たないが、その音理論を言葉で示した数少ない邦訳のひ一つ。以上
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
     レポート
  • j,o
    5つ星のうち5.0 クラシック名作書
    2015年8月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    フルトブェングラーの古書が欲しかったのですが 思う物がなくて こちらを購入しました
    まだ 全部読んでいないのですが リアルに たしかな文体で書かれているようで これから読書の秋 読んでいきたいです
    役に立った
     レポート
  • じゃぐぁ
    5つ星のうち3.0 ざっくり省いた翻訳だそうで、ちょっとわかりにくいかも
    2009年9月22日に日本でレビュー済み
    　タイトルにもなっている「音と音楽」も含めた10数個のエッセイからなる本。題材はバッハ、ベートーベンの運命第一楽章、ブラームス、ワグナーとニーチェ、ブルックナー、ヒンデミットと多岐に渡る。
    　ロマン派と現在でいう近代音楽との折り合いについての悩みや、評価を苦しげに書き連ねているようで、読んでいても苦しいところがある。
    　しかし、運命の第一楽章のフェルマータにそんな意味があったとは知りませんでした。また、ワグナーとニーチェがお互いをそんな風に思っていたなんて知りませんでした。ニーチェがもだえ苦しむようで、なんだか哀れになってきました。
    　それにしてもドイツ語の翻訳は難しそうですねえ。
    8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
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  • スクすけ
    5つ星のうち2.0 評論というより俺様メモ
    2013年8月8日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    フルトヴェングラーが思ったこと，感じたことがつらつらと書き連ねてある．
    筆者自身の認識を読者が理解するうえでは役に立つ部分ももちろんある．
    そのうちのいくつかは，後世の論評などにも幾ばくかの影響を与えていると思しき部分もあり，
    当時としては非常に示唆に富んだものであると言ってよいと思われる．

    ただ，筆者は読者にそれを論理的に説明し，納得させようという努力はしていない．
    そういった意味では，この著書は評論ではなく，筆者自身のための自分用メモである．

    商品説明の通りのいわゆる「評論集」と思って読むとがっかりする．
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
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  • ヨーゼフ・K
    5つ星のうち4.0 お宝発見！
    2005年8月8日に日本でレビュー済み
    訳が古い（1957年）ので少し読みにくいが、去年文字を大きくした改版になったことと漢字のルビが多いことで大分改善している。収録されている講演・論考の表題は「すべて偉大なものは単純である」「バッハ」「ベートーベンの音楽」「ベートーベンと私たち」「『フィデリオ』の序曲」「ロマン派について」「ブラームスと今日の危機」「ワグナーの場合」「アントン・ブルックナーについて」「ヒンデミットの場合」「作品解釈の問題」「ヴィーン・フィルハーモニーについて」「音と言葉」である。これらの表題を見ただけで買ってしまったが、正解だった。音楽に関しては素人である私でも、著者の言う芸術の精神みたいなものはよく分かった。クラシックの道案内にも使える。
    18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
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  • extending_the_world
    5つ星のうち5.0 深い。けれど難解である。
    2018年11月23日に日本でレビュー済み
    大指揮者、フルトベングラーの音楽論です。以下からなっています。

    総て偉大なものは単純である
    バッハ
    ベートーベンの音楽
    ベートーベンと私たち
    フィデリオの序曲
    ロマン派について
    ブラームスと今日の危機
    ワグナーの場合
    アントン・ブルックナーについて
    ヒンデミットの場合
    作品解釈の問題
    ヴィーン・フィルハーモニーについて
    音と言葉
    からなります。

    全体に難解ですので、235ページの抄訳であり、全訳ではないが、かなり読み通すのは忍耐が必要です。けれど、深い洞察が至る所に光ります。読んで損はありません。またベートーベンの音楽とバッハ、ブルックナーの評論は深遠であると感じます。哲学的に書かれています。彼に関心ある人、音楽論を読みたい人にはぜひお薦めします。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
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  • furtwanglerFAN
    5つ星のうち2.0 翻訳が最悪
    2019年6月22日に日本でレビュー済み
    前時代的かつ自己陶酔に浸った訳であり、誤訳も多い。そのせいでフルトヴェングラーの言いたいことが全く伝わらない。他訳を買うべし。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • ハスキルfan
    5つ星のうち5.0 フルトヴェングラーの思想
    2007年10月27日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    フルトヴェングラーの音楽に対する思想を知る上で参考になる本です。抄訳ですが、エッセンスを絞って書かれていると思います。
    フルトヴェングラーは自身はむしろ作曲家として大成することを望んでおり、指揮は余技にすぎないと考えていた様ですが、音楽に対する思想を語っています。
    その音楽の精神性を知る上で参考になる本だと思います。
    このような考えがあっての、あの指揮振りがあるのだと思うとより演奏が楽しめると思います。
    12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
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