60歳過ぎて、英語の学び直しをしています。
英語では、シェイクスピアの引用が実に多いです。
もう一度読み返して、英語を楽しめるように、まずは、日本語版から入ります。
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マクベス (新潮文庫) 文庫 – 1969/9/2
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ええい、星も光を消せ!この胸底の黒ずんだ野望を照らしてくれるな――。
「権力」という毒に溺れた男を描く、シェイクスピア4大悲劇の白眉!
かねてから、心の底では王位を望んでいたスコットランドの武将マクベスは、荒野で出会った三人の魔女の奇怪な予言と激しく意志的な夫人の教唆により野心を実行に移していく。王ダンカンを自分の城で暗殺し王位を奪ったマクベスは、その王位を失うことへの不安から次々と血に染まった手で罪を重ねていく……。
シェイクスピア四大悲劇中でも最も密度の高い凝集力をもつ作品である。
目次
マクベス(Macbeth)
解題福田恆存
解説中村保男
本文より
マクベス夫人 ひそかにこの世の宝とお思いになり、それがほしくてたまらぬ方が、われから御自分を臆病者と思いなし、魚は食いたい、脚は濡らしたくないの猫そっくり、「やってのけるぞ」の口の下から「やっぱり、だめだ」の腰くだけ、そうして一生をだらだらとお過しになるおつもり。
マクベス お願いだ、黙っていてくれ、男にふさわしいことなら、何でもやってのけよう、それも度がすぎれば、もう男ではない、人間ではない。
マクベス夫人 それなら、このたくらみをお打明けになったときは、どんな獣に唆されたとおっしゃいます?大胆に打明けられた方こそ、真の男、それ以上のことをやってのければ、ますます男らしゅうおなりのはず。……
(第一幕第七場)
ウィリアム・シェイクスピア Shakespeare, William(1564-1616)
ストラトフォード・オン・エイヴォンに生る。20歳頃出郷、初めロンドンで役者、後に座付作者として活躍。『ロミオとジュリエット』をはじめ約37編の史劇・悲劇・喜劇を創作。詩作にも秀で、エリザベス朝ルネサンス文学の巨星となる。47歳で突如隠退、余生を故郷で送った。
福田恆存(1912-1994)
東京本郷に生まれる。東京大学英文科を卒業。中学教師、編集者などを経て、日本語教育振興会に勤める傍らロレンスの『アポカリプス』の翻訳や芥川龍之介論などの文芸評論を手がける。戦後は、評論『近代の宿命』『小説の運命』『藝術とはなにか』『人間・この劇的なるもの』『私の幸福論』『平和の理念』等を刊行。また、国語問題に関して歴史的仮名遣い擁護の立場で論じた『私の國語教室』がある。訳業に『シェイクスピア全集』(読売文学賞受賞)の他、ワイルド、ロレンス、エリオット、ヘミングウェイ作品等がある。劇作家、演出家として劇団「昴」を主宰し、演劇活動も行なう。全集に『福田恆存全集』『福田恆存翻訳全集』がある。
「権力」という毒に溺れた男を描く、シェイクスピア4大悲劇の白眉!
かねてから、心の底では王位を望んでいたスコットランドの武将マクベスは、荒野で出会った三人の魔女の奇怪な予言と激しく意志的な夫人の教唆により野心を実行に移していく。王ダンカンを自分の城で暗殺し王位を奪ったマクベスは、その王位を失うことへの不安から次々と血に染まった手で罪を重ねていく……。
シェイクスピア四大悲劇中でも最も密度の高い凝集力をもつ作品である。
目次
マクベス(Macbeth)
解題福田恆存
解説中村保男
本文より
マクベス夫人 ひそかにこの世の宝とお思いになり、それがほしくてたまらぬ方が、われから御自分を臆病者と思いなし、魚は食いたい、脚は濡らしたくないの猫そっくり、「やってのけるぞ」の口の下から「やっぱり、だめだ」の腰くだけ、そうして一生をだらだらとお過しになるおつもり。
マクベス お願いだ、黙っていてくれ、男にふさわしいことなら、何でもやってのけよう、それも度がすぎれば、もう男ではない、人間ではない。
マクベス夫人 それなら、このたくらみをお打明けになったときは、どんな獣に唆されたとおっしゃいます?大胆に打明けられた方こそ、真の男、それ以上のことをやってのければ、ますます男らしゅうおなりのはず。……
(第一幕第七場)
ウィリアム・シェイクスピア Shakespeare, William(1564-1616)
ストラトフォード・オン・エイヴォンに生る。20歳頃出郷、初めロンドンで役者、後に座付作者として活躍。『ロミオとジュリエット』をはじめ約37編の史劇・悲劇・喜劇を創作。詩作にも秀で、エリザベス朝ルネサンス文学の巨星となる。47歳で突如隠退、余生を故郷で送った。
福田恆存(1912-1994)
東京本郷に生まれる。東京大学英文科を卒業。中学教師、編集者などを経て、日本語教育振興会に勤める傍らロレンスの『アポカリプス』の翻訳や芥川龍之介論などの文芸評論を手がける。戦後は、評論『近代の宿命』『小説の運命』『藝術とはなにか』『人間・この劇的なるもの』『私の幸福論』『平和の理念』等を刊行。また、国語問題に関して歴史的仮名遣い擁護の立場で論じた『私の國語教室』がある。訳業に『シェイクスピア全集』(読売文学賞受賞)の他、ワイルド、ロレンス、エリオット、ヘミングウェイ作品等がある。劇作家、演出家として劇団「昴」を主宰し、演劇活動も行なう。全集に『福田恆存全集』『福田恆存翻訳全集』がある。
- ISBN-104102020071
- ISBN-13978-4102020074
- 版改
- 出版社新潮社
- 発売日1969/9/2
- 言語日本語
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- 本の長さ162ページ
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ロミオとジュリエット | オセロー | ハムレット | ヴェニスの商人 | リア王 | ジュリアス・シーザー | |
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価格 | ¥572¥572 | ¥649¥649 | ¥506¥506 | ¥440¥440 | ¥649¥649 | ¥473¥473 |
【新潮文庫】ウィリアム・シェイクスピア 作品 | 仇敵同士の家に生れたロミオとジュリエット。その運命的な出会いと、永遠の愛を誓いあったのも束の間に迎えた不幸な結末。恋愛悲劇。 | イアーゴーの奸計によって、嫉妬のあまり妻を殺した武将オセローの残酷な宿命を、鋭い警句に富むせりふで描く四大悲劇中の傑作。 | シェイクスピア悲劇の最高傑作。父王の亡霊からその死の真相を聞いたハムレットが、深い懐疑に囚われながら遂に復讐をとげる物語。 | 胸の肉一ポンドを担保に、高利貸しシャイロックから友人のための借金をしたアントニオ。美しい水の都にくりひろげられる名作喜劇。 | 純真な末娘より、二人の姉娘の甘言を信じ、すべての権力と財産を引渡したリア王は、やがて裏切られ嵐の荒野へと放逐される……。 | 政治の理想に忠実であろうと、ローマの君主シーザーを刺したブルータス。それを弾劾するアントニーの演説は、ローマを動揺させた。 |
マクベス | 夏の夜の夢・あらし | じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ | アントニーとクレオパトラ | リチャード三世 | お気に召すまま | |
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三人の魔女の奇妙な予言と妻の教唆によってダンカン王を殺し即位したマクベスの非業の死!緊迫感にみちたシェイクスピア悲劇。 | 妖精のいたずらに迷わされる恋人たちが月夜の森にくりひろげる幻想喜劇「夏の夜の夢」、調和と和解の世界を描く最後の傑作「あらし」。 | パデュアの街に展開される楽しい恋のかけひき「じゃじゃ馬ならし」。知事の娘の婚礼前夜に起った大騒動「空騒ぎ」。機知舌戦の二喜劇。 | シーザー亡きあと、ローマ帝国独裁の野望を秘めながら、エジプトの女王クレオパトラと恋におちたアントニー。情熱にみちた悲劇。 | あらゆる権謀術数を駆使して王位を狙う魔性の君主リチャード──薔薇戦争を背景に偽善と偽悪をこえた近代的悪人像を確立した史劇。 | 美しいアーデンの森の中で、幾組もの恋人たちが展開するさまざまな恋。牧歌的抒情と巧みな演劇手法がみごとに融和した浪漫喜劇。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1969/9/2)
- 発売日 : 1969/9/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 162ページ
- ISBN-10 : 4102020071
- ISBN-13 : 978-4102020074
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 9,021位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4位イギリス・アメリカの戯曲・シナリオ
- - 178位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1564-1616)ストラトフォード・オン・エイヴォンに生る。20歳頃出郷、初めロンドンで役者、後に座付作者として活躍。『ロミオとジュリエット』をはじめ約37編の史劇・悲劇・喜劇を創作。詩作にも秀で、エリザベス朝ルネサンス文学の巨星となる。47歳で突如隠退、余生を故郷で送った。
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2023年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読書・哲学が好きな、40代のサラリーマンです。海外在住です。
シェイクスピアの作品は、20年ほど前に、いくつか読んだことがありますが、マクベスを読むのは今回が初めてでです。
本書を読んでみて、状況は違えど、マクベスは、罪と罰のラスコーリニコフに似た様な心情を持っていたのだろうと感じました。
福田先生の解説には、ハムレットとの比較が書かれていますが、私は、ラスコーリニコフとの比較と所感を書きたいと思います。
はじめに、福田先生は、
「要するに、「マクベス」劇の主題は不安にある」
と書かれています。
ラスコーリニコフの元々の不安は、お金が無いことから来ていますが、マクベスには、それなりの地位が与えられていたわけで、その後2人とも、殺人を犯したことから本当の不安(苦しみ)が始まったのだと思います。そして、それは結局のところ、信仰心の欠如から、そういった状況に陥ったのだと思います。
私は最近、良く生きるためには、信仰(宗教の、例えばキリスト教の神へのものとは断定しません)がとても大事であると感じます。そして、それは自分自身を信じるということにも繋がるのだと思います。
マクベスの場合、自分自身というものがない、というか、自分自身を理解できなかったために、悪女、つまり、魔女の言葉(これも自分で作り出した妄想かもしれませんが)を運命として、義務と受け取ってしまったり、妻にうまく操られてしまったのだと思います。(解説には、当時は下剋上は当たり前。また、マクベスが正当な王位継承者であることが書かれていますが、それについては、考慮しないことにします。)
それに対して、ラスコーリニコフには老婆がおり、これは単純に悪女とはいえませんが、何より、ソーニャの愛があり、罪の意識に目覚め、回心できたということ。これは、マクベスとの大きな違いです。
マクベスは、時間についても言及していますが、結局、彼のような人生を送っていると、悪い意味で自分だけの妄想の世界に入り込んでしまい、一寸先のことしか考えられなくなってしまうのだと思います。
これは、私自身も気をつけなければならないことです。
ほか、解説によりますと、元の作品から大幅に削除された箇所もあるとのこと。今回、解説も含めて2回読みましたが、このような作品の場合、解説の内容も良く理解しつつ、私はなかなかできませんが、行間を読めるようになることが大事なのだろうと思います。
シェイクスピアの作品は、20年ほど前に、いくつか読んだことがありますが、マクベスを読むのは今回が初めてでです。
本書を読んでみて、状況は違えど、マクベスは、罪と罰のラスコーリニコフに似た様な心情を持っていたのだろうと感じました。
福田先生の解説には、ハムレットとの比較が書かれていますが、私は、ラスコーリニコフとの比較と所感を書きたいと思います。
はじめに、福田先生は、
「要するに、「マクベス」劇の主題は不安にある」
と書かれています。
ラスコーリニコフの元々の不安は、お金が無いことから来ていますが、マクベスには、それなりの地位が与えられていたわけで、その後2人とも、殺人を犯したことから本当の不安(苦しみ)が始まったのだと思います。そして、それは結局のところ、信仰心の欠如から、そういった状況に陥ったのだと思います。
私は最近、良く生きるためには、信仰(宗教の、例えばキリスト教の神へのものとは断定しません)がとても大事であると感じます。そして、それは自分自身を信じるということにも繋がるのだと思います。
マクベスの場合、自分自身というものがない、というか、自分自身を理解できなかったために、悪女、つまり、魔女の言葉(これも自分で作り出した妄想かもしれませんが)を運命として、義務と受け取ってしまったり、妻にうまく操られてしまったのだと思います。(解説には、当時は下剋上は当たり前。また、マクベスが正当な王位継承者であることが書かれていますが、それについては、考慮しないことにします。)
それに対して、ラスコーリニコフには老婆がおり、これは単純に悪女とはいえませんが、何より、ソーニャの愛があり、罪の意識に目覚め、回心できたということ。これは、マクベスとの大きな違いです。
マクベスは、時間についても言及していますが、結局、彼のような人生を送っていると、悪い意味で自分だけの妄想の世界に入り込んでしまい、一寸先のことしか考えられなくなってしまうのだと思います。
これは、私自身も気をつけなければならないことです。
ほか、解説によりますと、元の作品から大幅に削除された箇所もあるとのこと。今回、解説も含めて2回読みましたが、このような作品の場合、解説の内容も良く理解しつつ、私はなかなかできませんが、行間を読めるようになることが大事なのだろうと思います。
2023年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容に関しては説明不要だと思います。
国外の文学作品は翻訳も重要ですが、初めて読んだ私でも違和感なく読み進められました。
国外の文学作品は翻訳も重要ですが、初めて読んだ私でも違和感なく読み進められました。
2022年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実はこの歳(50代)になるまでシェイクスピアを読んだことがなく、マクベスを映画版で観たことがきっかけで読みました。短いのでそれほど時間をかけずに読み上げられます。映画の描写と原作はかなり違っていましたが、言うまでもなく原作の方がはるかに素晴らしい作品でした。人間性をえぐり出すような作品で、細部にも味わえるような工夫が施されています。解説がまた凄く、ここまで深読みするものかと思わなくもありませんでしたが、作品理解にとって大変参考となりました。映画版で製作者の独自の解釈が施されたものを観るよりも、原作の心理描写に忠実な演劇を観る方が作品の凄さを知ることができるのはないかという気もしました。小生同様に(歳と関係なく)シェイクスピアに関心を持ち始めた方に是非読んで欲しい作品と思います。
2018年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Sleep no more を見に行くための予習として購入しました!
予習の甲斐あって楽しめましたが、本は台本みたいな感じが嫌いです。
予習の甲斐あって楽しめましたが、本は台本みたいな感じが嫌いです。