40代男性です。
乃南さんの作品は、女刑事音道貴子シリーズで好きになりました。
全部読もうとしています。
乃南さんの作品の多くで”女心”について勉強になります。
決して”弱い者”ではなく、やっぱり男とは違っていて、不思議な部分もあります。
この作品でも、”女たち”の考え方がしっかりと描かれている、と感じました。
上巻の最後では、かなりブルーになりました。
下巻でのハッピーエンドを望みます。
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パラダイス・サーティー〈上〉 (新潮文庫) 文庫 – 2003/9/28
乃南 アサ
(著)
薬品会社のOL栗子は、30歳を目前にして落ち込んでいた。職場はお局扱い、結婚見合いも断られ、家族も勝手気まま。とうとう家を出る。落ち着いた先は、幼なじみでレズビアン(オナベ)の菜摘の部屋。そんな栗子はある日、菜摘が経営するバーの常連客、古窪伸を紹介され、彼に一目惚れ。二人はやがて深い仲に。プロポーズを待ち望む栗子だが、どうも伸の態度が煮え切らない……。
- 本の長さ266ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2003/9/28
- ISBN-104101425280
- ISBN-13978-4101425283
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2003/9/28)
- 発売日 : 2003/9/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 266ページ
- ISBN-10 : 4101425280
- ISBN-13 : 978-4101425283
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,008,016位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960(昭和35)年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家活動に入る。1988年『幸福な朝食』が日本推理サスペンス大賞優秀作になる。1996(平成8)年『凍える牙』で直木賞受賞。他に『ボクの町』『団欒』『風紋』『晩鐘』『鎖』『嗤う闇』『しゃぼん玉』『ウツボカズラの夢』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ニサッタ、ニサッタ』『犯意』(共著)、エッセイ集『いのちの王国』『ミャンマー』など著書多数。巧みな人物造形、心理描写が高く評価されている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年8月17日に日本でレビュー済み
そういえば、30前ってもがいていたなぁと(笑)。
設定としては、あんまり身近な感じはしないのですが、
悩んでいる二人の有りようは、乃南アサならではの
巧い描写でハマります。また、相手の実情も濃く、それでいて
違和感なく描いてあります。このドラマティックさは、
昼ドラに負けないなぁ。
上下巻できちんと終わり、すっきり読めます!
設定としては、あんまり身近な感じはしないのですが、
悩んでいる二人の有りようは、乃南アサならではの
巧い描写でハマります。また、相手の実情も濃く、それでいて
違和感なく描いてあります。このドラマティックさは、
昼ドラに負けないなぁ。
上下巻できちんと終わり、すっきり読めます!
2005年7月24日に日本でレビュー済み
OL栗子(グリコ)は、30歳を目前にして落ち込んでいた。すっかりお局扱いされ、見合いも断られ、家族もみな勝手気ままに生活している。そんな日常が嫌になり、とうとう家を出て、幼なじみでレズビアンの菜摘の部屋に居候することに。
そんなある日、グリコは菜摘が経営するバーの常連客、古窪伸に一目惚れします。二人はやがて深い仲になり、結婚を期待するグリコですが、どうも伸の態度はおかしく何か謎があるようで…。
と、ここで上巻は終わります。乃南氏の初期の作品。テンポがよく、登場人物も生き生きしていて、すらすら読めます。
そんなある日、グリコは菜摘が経営するバーの常連客、古窪伸に一目惚れします。二人はやがて深い仲になり、結婚を期待するグリコですが、どうも伸の態度はおかしく何か謎があるようで…。
と、ここで上巻は終わります。乃南氏の初期の作品。テンポがよく、登場人物も生き生きしていて、すらすら読めます。