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納豆に砂糖を入れますか?: ニッポン食文化の境界線 (新潮文庫 の 14-2) 文庫 – 2013/9/28

3.7 5つ星のうち3.7 17個の評価

あなたは納豆に砂糖を入れますか? 「メンチコロッケ」と呼びますか? 「ミンチコロッケ」と呼びますか? 「突き出し」ですか? 「お通し」ですか? 正月に食べるのは鮭? それともブリ? ――ネットで集めた膨大な情報分析は、驚きと発見の連続。日本の食の境界線を実際に歩いた「糸魚川―静岡構造線」リポート付き。「NIKKEI NET」に掲載された『天ぷらにソースをかけますか?』待望の続編!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2013/9/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/9/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 331ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101366527
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101366524
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 17個の評価

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月9日に日本でレビュー済み
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地域で色々違うのが面白かった
2013年10月2日に日本でレビュー済み
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文化が優劣ではなく差異である事、差異を許容する事が文化の成熟度を示す事の重大な示唆。
あなたは納豆に砂糖を入れてもいいし、納豆を食べなくてもいいのです。

または冷凍サプライチェーンに依る食文化の破壊が顕著になる前に奇跡的に
記録さえた地域の食文化の足跡とも言えます。今の祖母の代がなくなれば
消えてしまうような廃藩置県から続く食文化の記録、面白いです。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年7月27日に日本でレビュー済み
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つまらない一冊でした。まぁおもしろいと思う壺が違ったのでしょう。古本屋へ払い下げです。
2014年4月4日に日本でレビュー済み
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 確かに地域性を言うと「方言」でしょうね。天麩羅にソースかけますか?の続編ですが前編を読んでしまったらこの続編を読まない訳にはいかないでしょうね。すべてのテーマが個人がどこの出身や育ち、住まいであろうとも関わってくる内容なので無駄な問いかけが感じられなかった。前編に続いて最後に紀行文が掲載されていて今回の「糸魚川―静岡構造線」も大変興味深かった。納豆に砂糖は北海道出身の私には馴染みが無いと思っていたがフト一度か二度くらい誰かに言われて試したことがあったのを思い出した。しかしそれは大学入学のために東京に出てきてからだったかと思い直した。粒納豆も東京からだったなぁ・・色々自分の食生活も替えられてきたんだなぁと感慨深くなってしまった。

 ただ、少し苦言を言わせてもらえば大筋を為す投稿者さんたちのメンバーがかなり固定化されていて(常連さんが多い)、これが本当に地域性を正確に語ったものなのかなぁと疑いたくなる箇所もあった。投票結果による日本地図の色分けは面白いからいいのですけどね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年10月11日に日本でレビュー済み
 『天ぷらにソースをかけますか?』に続く、楽しみながらの読了。書名になっている第1章「納豆に砂糖を入れますか?」では、日経ネットに何気なく「入れます」と投稿した女性が四方から「敬遠」されて孤立無援になるなか、著者は「砂糖を入れる」慣習の合理的な理由を順序良く解き明かしていく。この辺りの情理を尽くした筆致はなかなかに鮮やかだ。

 他にも「すき焼き」をめぐる東西の違い、メンチカツかミンチカツか、飴を「あめちゃん」と呼ぶ文化、汁かけご飯のさまざま、お正月にいただく年取り魚はサケかブリか論など、食文化をめぐる多種多様な差異について上手に話を進めていく。リポートのまとめ方に「異端」をおとしめたり、批判したりといったネガティブな部分がほとんどないことにも感じ入った。そして、さりげないユーモアが随所にある。

 白眉ともいうべきは第11章の「糸魚川ー静岡構造線を行く」。自らフォッサマグナの一帯を歩き、青ネギか白ネギか、ソースカツ丼か煮カツ丼(卵とじ)か、などの東西南北の境界線を実地に検証。馬肉、羊肉、さらにビタミンちくわ、塩丸イカなども登場して、呆気にとられるほど情熱的でマニアックなルポに仕上がっている。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月13日に日本でレビュー済み
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に負けず劣らず
実際に現地を歩いて調査する姿勢が良い。

ネット調査に頼らないのも良い
2014年3月2日に日本でレビュー済み
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 大学時代、所属していたゼミでは毎年長野県の蓼科牧場周辺(厳密には、女神湖周辺)で合宿を行っていた。専門分野の勉強や合間にご当地名物食べ歩きなどの思い出以上に鮮明に記憶に残っている出来事が、合宿中の朝食に度々出される納豆であった。砂糖入りで、しかもかなり強烈にかき混ぜ糸引き天国(いや、地獄!)状態なのである。納豆が名物である水戸生まれの自分のほか出身者の多かったゼミのメンバーのほとんどが、この砂糖い入り納豆を食べることが出来ず残し、宿泊施設の調理担当者がそのたびに怪訝な顔をしていた。そこである時、自分はその調理担当者に「納豆に砂糖をいれるという体験は生まれて始めてなのですが、これはこの地方独特の食べ方なのですか?」と尋ねたところ、「長野だけでなく、隣の新潟や北陸地方では砂糖を入れることが多いはず」という返答を頂き、ますます混乱したものであった。
 そんな懐かしい思い出を、書店で本書を見つけた時思い出すと同時に、日本全国で納豆に砂糖を入れて食べる地域がどこくらいあるのか知りたくなって思わず購入した次第。
 本書は、野瀬泰申が日経新聞HPに連載していた『食べ物 新日本紀行』の一部を編集したもの。タイトルにもある「納豆に砂糖を入れるか」のほか、「すき焼きに入れるのは、しらたき?糸こんにゃく?」「あなたの土地のせんべいの原料は小麦粉?米粉?」「メンチカツ?ミンチカツ?」「飲み屋で出てくるのは、お通し?突き出し?」など、身近でありながら地域によって呼び方や中身が変わってくる食べ物にまつわる疑問を、読者からのメールとアンケート調査結果を列島地図化している。特に、読者のメールや地図化の結果が予想通りだったりまったく違ったりして、思った以上に読み応えのある内容だった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年12月21日に日本でレビュー済み
 『天ぷらにソースをかけますか?-ニッポン食文化の境界線』の続篇。
 もともと日経新聞のNIKKEI NETに2002-09年に連載された「食べ物 新日本奇行」から10のテーマを選び出してまとめている。納豆に砂糖を入れるか、メンチかミンチか、突き出しかお通しか、正月の魚は鮭かブリかなど。
 著者が問題提起し、読者が自分の地方のことをメールで知らせ、やがて集計されるという形式をとっている。
 くっきりと地域差があらわれたり、意外な結果になったりと、それなりにおもしろい。しかし、メールの本文がそのまま引用されつづけるので、きわめて読みにくく、またこのような調査方法の信頼度が疑わしく思え、高くは評価できないと思った。
 まあ、いかにも新聞っぽいやりかただろう。
 巻末には、糸魚川-静岡構造線を行きつ戻りつするような旅をして、実際に食べものの分布を調べる紀行文が収められている。こういうのはいい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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