1978年昭和53年から1989年平成1年まで放送された
大人気歌番組「ザ・ベストテン」のプロデューサーが、
名物企画や中継でのエピソードなどを振り返った本。
司会・中継・進行などに章分けし、特に珍しい出来事などを挙げていて、
生放送でのそういうハプニング・アクシデントの時こそ、
その歌手の心遣いや優しさが瞬時に出るので、
それを紹介することによって、歌手の人たちの「人となり」を、知ることができる。
圧巻なのは巻末の「全603回ランキング一覧」で、
1位から10位まで曲名と歌手名をすべて挙げてある。
歴史上の貴重な記録集と言える。
「その時観ていた」という世代の人は、エピソードを読んだだけで
その時の映像が頭に浮かぶだろう。
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ザ・ベストテン (新潮文庫) 文庫 – 2011/12/24
山田 修爾
(著)
毎週木曜日夜9時──誰もが唄える歌があふれていた歌謡曲の黄金時代、誰もがこの番組に釘付けだった。黒柳徹子・久米宏の名司会、ランキング方式での歌手の出演、ハプニング連続の生放送、生中継。70年代~80年代を彩った音楽シーンがそこにあつまっていた。番組の誕生から終焉までをすべてに携わってきた男が綴る。黒柳徹子さんとの記念対談と「全ベストテンランキング一覧」も収録。
- 本の長さ362ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2011/12/24
- ISBN-104101363412
- ISBN-13978-4101363417
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2011/12/24)
- 発売日 : 2011/12/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 362ページ
- ISBN-10 : 4101363412
- ISBN-13 : 978-4101363417
- Amazon 売れ筋ランキング: - 119,789位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,631位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔を懐かしめました。
ただ、お気に入りの歌手の情報が1つかけていたのが残念でした。
ただ、お気に入りの歌手の情報が1つかけていたのが残念でした。
2014年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビの歴史に今も大きな足跡を残す、伝説の歌番組『ザ・ベストテン』。
本書は、その誕生から終焉までをメインスタッフとして見届けた男・山田修爾さん(1945-2013)が遺した「わが青春の『ザ・ベストテン』」とでも呼べそうな回顧録。
書名から受ける印象とは違って、第三者が中立的な立場からまとめたものではないため、番組の“すべて”が記されているわけではないし、今日知られているものとは異なる記述があったりする―司会者決定に至った経緯に関しては、本書の巻末に収録されている、山田さんと黒柳徹子さんとの対談にある発言の方が事実に近いようだ―けれども、やはりこれは「『ザ・ベストテン』のほぼすべてに立ち会った男」にしか書けなかった本だと思うし、他の誰も見ることのできなかったアングルから『ザ・ベストテン』という番組を見るとこうなる、といった意味でも、実に貴重な一冊となっている。
アーティスト写真は一切なく、黒柳さんと久米宏さん、印象的なメインのセットなど、掲載された写真はごくわずかだが、本書に関しては、かえってそれが効果的であるようにも感じた。
実際オレがそうだったのだけれど、この本を読んでそのまま眠ると、『ザ・ベストテン』の夢が見られる………かも?
山田さんご自身によって著された、いわば“本編”が200ページちょっと(目次部分を除く)。山田さんと黒柳さんとの対談が、だいたい50ページ近く。そして「巻末付録」としておよそ90ページ分、『ザ・ベストテン』全603回ランキング一覧が、小さいけれども目にやさしいフォントを用いて掲載されている。
そんな本書の中で、ごく個人的な印象として非常に興味深かったのは、山田さんがテレビマンを志すまでの記憶が短く綴られている部分のある「第6章 番組社員」。身近に接していた人物として、吉永小百合さん、荒木一郎さん、そして山田さんのお兄さんの友達で、中学で吹奏楽部にいた山田さんに新しいトランペットを貸してくれた“おとやちゃん”という少年―後にある大きな事件を起こし、17歳で自死の道を選んだ…―などが登場する。
この部分は山田さんなりの『ALWAYS 三丁目の夕日』であるようにも思われ、読後しばらくの間、深い余韻が残った。
なお、著者の山田さんはTBSの後輩たちに大いに慕われていたようで、何度かTBSの『金スマ』などで『ザ・ベストテン』の特別企画が組まれることも多かったが(2005年9月30日『金スマ』など)、とりわけ2013年8月28日、突発性間質性肺炎のため山田さんが67歳の若さで亡くなられて間もない同年9月27日の『金スマスペシャル』では“『ザ・ベストテン』の真実”が放映され、久米宏さんが番組降板に際して「久米宏、報道番組―後に『ニュースステーション』としてスタートする―キャスターに」との報道が先行する中、山田さんに真意を伝え、謝罪することのないまま去ってしまった後悔の念を打ち明けるなどしていたが、このあたりの番組を再構成したものが、映像による「『ザ・ベストテン』公式ヒストリー」として、商品化されることがあってもいいと思う。
………いや、ぜひするべきだ。
最後に。
著者である山田修爾さん、
「リアル」と「夢」が共存していた、素晴らしい歌番組=『ザ・ベストテン』を作ってくださって、本当にありがとうございました。
《MEMO》
・単行本『 ザ・ベストテン 』:2008年12月、ソニー・マガジンズから刊行
・当 文庫版 は、上記の単行本に「文庫版あとがき」を追加し、2011年12月に刊行
・著者と黒柳徹子さんとの「スペシャル対談」は、2007年11月発行の雑誌 『REBOOT』Vol.4 (ソニー・マガジンズ)に抜粋掲載されたものが初出。本書にはノーカットで収録されている。
本書は、その誕生から終焉までをメインスタッフとして見届けた男・山田修爾さん(1945-2013)が遺した「わが青春の『ザ・ベストテン』」とでも呼べそうな回顧録。
書名から受ける印象とは違って、第三者が中立的な立場からまとめたものではないため、番組の“すべて”が記されているわけではないし、今日知られているものとは異なる記述があったりする―司会者決定に至った経緯に関しては、本書の巻末に収録されている、山田さんと黒柳徹子さんとの対談にある発言の方が事実に近いようだ―けれども、やはりこれは「『ザ・ベストテン』のほぼすべてに立ち会った男」にしか書けなかった本だと思うし、他の誰も見ることのできなかったアングルから『ザ・ベストテン』という番組を見るとこうなる、といった意味でも、実に貴重な一冊となっている。
アーティスト写真は一切なく、黒柳さんと久米宏さん、印象的なメインのセットなど、掲載された写真はごくわずかだが、本書に関しては、かえってそれが効果的であるようにも感じた。
実際オレがそうだったのだけれど、この本を読んでそのまま眠ると、『ザ・ベストテン』の夢が見られる………かも?
山田さんご自身によって著された、いわば“本編”が200ページちょっと(目次部分を除く)。山田さんと黒柳さんとの対談が、だいたい50ページ近く。そして「巻末付録」としておよそ90ページ分、『ザ・ベストテン』全603回ランキング一覧が、小さいけれども目にやさしいフォントを用いて掲載されている。
そんな本書の中で、ごく個人的な印象として非常に興味深かったのは、山田さんがテレビマンを志すまでの記憶が短く綴られている部分のある「第6章 番組社員」。身近に接していた人物として、吉永小百合さん、荒木一郎さん、そして山田さんのお兄さんの友達で、中学で吹奏楽部にいた山田さんに新しいトランペットを貸してくれた“おとやちゃん”という少年―後にある大きな事件を起こし、17歳で自死の道を選んだ…―などが登場する。
この部分は山田さんなりの『ALWAYS 三丁目の夕日』であるようにも思われ、読後しばらくの間、深い余韻が残った。
なお、著者の山田さんはTBSの後輩たちに大いに慕われていたようで、何度かTBSの『金スマ』などで『ザ・ベストテン』の特別企画が組まれることも多かったが(2005年9月30日『金スマ』など)、とりわけ2013年8月28日、突発性間質性肺炎のため山田さんが67歳の若さで亡くなられて間もない同年9月27日の『金スマスペシャル』では“『ザ・ベストテン』の真実”が放映され、久米宏さんが番組降板に際して「久米宏、報道番組―後に『ニュースステーション』としてスタートする―キャスターに」との報道が先行する中、山田さんに真意を伝え、謝罪することのないまま去ってしまった後悔の念を打ち明けるなどしていたが、このあたりの番組を再構成したものが、映像による「『ザ・ベストテン』公式ヒストリー」として、商品化されることがあってもいいと思う。
………いや、ぜひするべきだ。
最後に。
著者である山田修爾さん、
「リアル」と「夢」が共存していた、素晴らしい歌番組=『ザ・ベストテン』を作ってくださって、本当にありがとうございました。
《MEMO》
・単行本『 ザ・ベストテン 』:2008年12月、ソニー・マガジンズから刊行
・当 文庫版 は、上記の単行本に「文庫版あとがき」を追加し、2011年12月に刊行
・著者と黒柳徹子さんとの「スペシャル対談」は、2007年11月発行の雑誌 『REBOOT』Vol.4 (ソニー・マガジンズ)に抜粋掲載されたものが初出。本書にはノーカットで収録されている。
2010年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小さい頃、夢中でみていた
テレビ番組「ザ・ベストテン」。
当時、苦労話や裏話などを活字で読むのは
とても興味深いです。
今は幸いにもYOU TUBEなどで当時の
貴重な動画が一部みれますが・・・・
ただ、本としては実際に放送したときの
写真があればもっとよかったと思います。
また、本文中の内容と
巻末近くに掲載されている
著者と黒柳さんとの対談とで
内容が重複する部分が多く、
読者としてはどちらが正確なのか?
と思ってしまう箇所も多々あります。
対談の場合、当時の記憶だけで会話しているため、
不正確な事実なんだろうなと解釈することもできますが、
その中でも特に司会者の決定については
「久米」さんが先に決まっていたという本文中と
対談中では「黒柳」さんが先に決まっていて
まるで「久米」さんを「黒柳」さんが
推薦して決まったかのような箇所があり、
著者が「黒柳」さんが後に決定したと
伝えていなかったんだろうなと推測できる箇所があります。
また、巻末の12年分のランキングは非常に貴重ですが
当時の得点 その週の「ハイポーズ」写真が
あればもっとよかったと思います。
テレビ番組「ザ・ベストテン」。
当時、苦労話や裏話などを活字で読むのは
とても興味深いです。
今は幸いにもYOU TUBEなどで当時の
貴重な動画が一部みれますが・・・・
ただ、本としては実際に放送したときの
写真があればもっとよかったと思います。
また、本文中の内容と
巻末近くに掲載されている
著者と黒柳さんとの対談とで
内容が重複する部分が多く、
読者としてはどちらが正確なのか?
と思ってしまう箇所も多々あります。
対談の場合、当時の記憶だけで会話しているため、
不正確な事実なんだろうなと解釈することもできますが、
その中でも特に司会者の決定については
「久米」さんが先に決まっていたという本文中と
対談中では「黒柳」さんが先に決まっていて
まるで「久米」さんを「黒柳」さんが
推薦して決まったかのような箇所があり、
著者が「黒柳」さんが後に決定したと
伝えていなかったんだろうなと推測できる箇所があります。
また、巻末の12年分のランキングは非常に貴重ですが
当時の得点 その週の「ハイポーズ」写真が
あればもっとよかったと思います。
2014年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の子供の頃の大人気番組だったザベストテン。
その舞台裏が綴られた本でした。一気に読めました!
黒柳徹子と久米宏の名司会ぶり、当時のアーティスト達の様子や、当時は分からなかったプロデューサーや裏方さん達の苦楽も伝わって来ました。豪華なセットとフルオーケストラ、斬新な中継スタイル…最近は、歌番組も減ってしまい残念な限りですが、あの時代の最先端だったんですね。
今の日本じゃなかなか出来ないけど、私も出来れば、スタッフのひとりになりたい…(笑)。そんな風に思わせてくれる一冊でした。
機会有れば、もう一回テレビで復活して欲しいですね。
是非オススメの一冊です。
その舞台裏が綴られた本でした。一気に読めました!
黒柳徹子と久米宏の名司会ぶり、当時のアーティスト達の様子や、当時は分からなかったプロデューサーや裏方さん達の苦楽も伝わって来ました。豪華なセットとフルオーケストラ、斬新な中継スタイル…最近は、歌番組も減ってしまい残念な限りですが、あの時代の最先端だったんですね。
今の日本じゃなかなか出来ないけど、私も出来れば、スタッフのひとりになりたい…(笑)。そんな風に思わせてくれる一冊でした。
機会有れば、もう一回テレビで復活して欲しいですね。
是非オススメの一冊です。
2009年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビで放送した裏話等を書籍にまとめただけの本である。
特に目新しいところは無かった。期待外れである。
特に目新しいところは無かった。期待外れである。
2013年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔を思い出しました。あまり歌番組は見ませんがベストテンはよく見ていました。あの時のロケの状況や困難さ、久米さんが去った後のベストテンの苦悩がよくわかりました。
2015年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ベストテンに入った曲のデータもついています。エピソードの内容も、おもしろいです。