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一億円もらったら (新潮文庫) 文庫 – 2000/1/28

3.7 5つ星のうち3.7 13個の評価

莫大な財産をもてあましている大富豪・宮島勉。彼と青年秘書・田ノ倉は、とんでもない遊びを思いついた。田ノ倉が選んだ見ず知らずの人間に一億円を進呈し、その後の人生がどう変わってゆくかを観察するのだ。というわけで、ある日突然、大金をもらってしまった男女五名。一億円に翻弄される人、見事に使う人、泣く人、笑う人……。名手・赤川次郎の紡ぐ五億円の物語をご堪能あれ。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2000/1/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/1/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 295ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101327343
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101327341
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 13個の評価

著者について

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赤川 次郎
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1948年、福岡県生まれ。’76年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。「三毛猫ホームズ」「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 幽霊物語 下 (ISBN-13: 978-4198931827 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
13グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年4月18日に日本でレビュー済み
題名にある通り、ある日突然ぽんと一億円をもらったらどうするか?について、それぞれ違う主人公の物語が5つ、綴られています。誰でも「宝くじで1億円当たったら!?」と想像したことがあると思います。私もそういう浮かれた気分で読みました。自分だったら半分は老後のために貯金して、残り半分は家と車を買うのに使うかなあ、と思いながら。けれど、お話の中では意外な使い道が多かったように思います。誰も物欲には走らないのです。だから、1億円も使った割には、形として残るものはほとんどありません。あっという間に1億円が消えてしまったという印象です。この本を読んで「悪銭身に付かず」という言葉を思い出しました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年6月23日に日本でレビュー済み
1億円を、何に使ったかという報告さえすれば、自由に使えるという。
お金持ちの道楽。

誰に渡すかを秘書が調べ,了解を得て渡す。
お金持ちの遊びとしては、人の人生を左右するものなのでなるほどと思う。

悪を懲らしめ,善を尊ぶという傾向もあるが、
必ずしもそうでない話もあるところが面白い。

続編があるので一緒に読むと良い。

自分では続編から読んでしまったが、本編の方が面白かった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年7月4日に日本でレビュー済み
最近赤川氏の本を、昔読んだ懐かしいもの、読んだことのないもの等いくつか購入して読んでいるのだが、推理ものは本格ミステリーを期待するとちょっとライト過ぎなので、推理ものよりこういう感じの方が今読んでも面白い思った。
そして面白いな〜と思う作品は背表紙が緑(新潮文庫)のものが多いことにふと気がついた。
2009年4月26日に日本でレビュー済み
災難を抱える人達と1億円との出会い。
サスペンスからヒューマンドラマまで全5話が掲載された短編集。
短編であるにもかかわらず、それぞれの物語に二転三転する展開が折り込まれているので、読んでいて面白いし楽しめる。
ただ、人物や風景の描写が乏しくて物語1つ1つに深みが出てこない印象はどうしてもある。
その点は短編という形式上仕方のないことかもしれない。

この小説では、1億円が引き起こすような狂喜や劇的な状況変化みたいなものは題材になっていないので、そういった派手なものを期待している場合は肩すかしをくらった感じになるかもしれない。
1億円がなければ起こらないような物語ではあるけれど、1億円という大きなインパクトに比べると、物語自体は地味に感じるし、緊迫感や高揚感、意外性みたいなものも少ないので、後読感としては物足りない印象はある。
ただ、展開自体は単純に面白いので、まったりと楽しめる小説だと思う。
会話が豊富であったり改行が多かったりして読みやすいという特徴もある。
空いた時間にちょこちょこ読んで楽しめる小説だと思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月7日に日本でレビュー済み
見ず知らずの人間から突然一億円をもらって使ってくださいと言われたらどうするか。一億円をもらった老若男女がどんな行動をおこすのかを描いた5つの短編集。
一億円もらったらどうする?という発想もおもしろくて、どれもあっさりしていて読みやすかったのだが、話が盛り上がってきたと思ったらあっという間に終わってしまうような展開だったので、もう少し1つ1つの話を深く描いてほしかった。5つのうち、「仰げば尊し」と「ミスター・真知子の奮闘」はきれいにまとまっていたと思うが、残りの3作は登場人物が多かった割に大した役割を果たさず終わってしまったのが物足りなかった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年9月25日に日本でレビュー済み
昔、読んだことがあるが内容を忘れており、もう一度読んだ。
2も出ているがこちらのほうが分かりやすい。
読んでほしい本。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2001年9月25日に日本でレビュー済み
大富豪の宮島は「突然大金が入ると、人間はどうするか」に興味を持った。そこで一億円をプレゼントするゲームをすることにした、その人選は有能な秘書、田ノ倉に任されている。通勤途中にある女性とすれ違い、会釈することをささやかな楽しみにしている男の話である表題作の他、田舎で町一番の大きな屋敷の新しい住人は、ある復讐のために戻っていた「故郷は遠くにありて」、痴漢に間違われたり昇進したりと平凡なサラリーマンの浮き沈みの激しいある一日から始まる「一、二の三、そして死」、思い付いたらじっとしていられない少女が制服をより可愛く着こなし、その制服に惹かれた病弱な少女と知り合う温かい話「仰げば尊し」、有能な女性を妻に持つ夫の優しさを描いた「ミスター・真知子の奮闘」が収録さ!れています。感動的なもの、因果応報というブラックなものなど、どれも心に残る話で非常におすすめです。一億円が暴く美しい、あるいは醜い人間の真実の側面が描かれた作品です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年3月22日に日本でレビュー済み
とある老人が資産を持て余しており、一億円を人々に与えて様子を見守るというもの。
一億円を貰った側からしたらウソのような話だが、もちろんフィクションの話である。
しかし、作品の描写は意外とリアルで、本当に貰うことになったら人生はそうなっていくのかもしれないと思わされる。

貰う人が様々なら、その後のドラマも様々である。
一億円を上手く使って人生をより良いものにしていく人もいれば、人生を棒に振ることになってしまうものもいる。

何というか、全体的に世にも奇妙な物語を見てるような感じ。設定とか物語の軸をそのままにして。
若干文章が細々としていて、誰の話をしているのか分からなくなる場面があって、そこは少し複雑。

少しぞっとする面白さを楽しみたい方はぜひ。