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満鉄調査部事件の真相: 新発見史料が語る「知の集団」の見果てぬ夢 単行本 – 2004/11/1
憲兵隊史料を解読、謎の思想弾圧事件を解明
「満鉄調査部事件」は、1942年から43年にかけて満鉄調査部員ら44名が検挙された事件で、「ゾルゲ事件」「企画院事件」とならぶ戦中の三大弾圧事件の1つである。中国に残されていた新発見史料により、これまで闇に包まれていたこの事件の真相を解明する。この史料は、関東憲兵隊が1945年8月、敗走に際して地中に埋めた機密文書で、満鉄調査部事件の被疑者の獄中手記や憲兵隊の意見書などであった。本書では、リアルタイムの貴重な肉声として興味深く読めるもの被疑者の声を中心に、2000枚近い史料の核心部分を紹介し、この事件の真相と背景を解き明かすとともに、戦前・戦中の「左翼」の思想と行動、「転向」の問題についても考察する。
「満鉄調査部事件」は、1942年から43年にかけて満鉄調査部員ら44名が検挙された事件で、「ゾルゲ事件」「企画院事件」とならぶ戦中の三大弾圧事件の1つである。中国に残されていた新発見史料により、これまで闇に包まれていたこの事件の真相を解明する。この史料は、関東憲兵隊が1945年8月、敗走に際して地中に埋めた機密文書で、満鉄調査部事件の被疑者の獄中手記や憲兵隊の意見書などであった。本書では、リアルタイムの貴重な肉声として興味深く読めるもの被疑者の声を中心に、2000枚近い史料の核心部分を紹介し、この事件の真相と背景を解き明かすとともに、戦前・戦中の「左翼」の思想と行動、「転向」の問題についても考察する。
- 本の長さ271ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2004/11/1
- ISBN-104096260762
- ISBN-13978-4096260760
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2004/11/1)
- 発売日 : 2004/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 271ページ
- ISBN-10 : 4096260762
- ISBN-13 : 978-4096260760
- Amazon 売れ筋ランキング: - 996,186位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,767位日中・太平洋戦争
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上位レビュー、対象国: 日本
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2005年7月20日に日本でレビュー済み
本書は長いことその詳細が明らかとなっていなかった
「満鉄調査部事件」につき、中国で発見された新資料に基づき
その真相を解明しようとした書である。
満州の地に新たな国家を創造しようと躍起になっていた関東軍が
当時は三井物産と満鉄くらいにしかなかったシンクタンク機能、
すなわち調査部に目をつけたのは当然のことであろう。
満鉄調査部の内包していたマルクス主義的合理主義と
関東軍の目指した効率的な国造りは当初、
その親和性が高かったと言って良い。
しかし戦局の進展に伴い、異端分子に対する軍部の許容度は
低くなり、大量検挙事件へと結びつく。
非常にエキサイティングな内容ながら、読み通すには
満州国・思想史などに予備知識が必要ではある。
「満鉄調査部事件」につき、中国で発見された新資料に基づき
その真相を解明しようとした書である。
満州の地に新たな国家を創造しようと躍起になっていた関東軍が
当時は三井物産と満鉄くらいにしかなかったシンクタンク機能、
すなわち調査部に目をつけたのは当然のことであろう。
満鉄調査部の内包していたマルクス主義的合理主義と
関東軍の目指した効率的な国造りは当初、
その親和性が高かったと言って良い。
しかし戦局の進展に伴い、異端分子に対する軍部の許容度は
低くなり、大量検挙事件へと結びつく。
非常にエキサイティングな内容ながら、読み通すには
満州国・思想史などに予備知識が必要ではある。