主役の一人ヒース・レジャーがこの映画撮影のあと早逝したのが残念で仕方ないが(高い評価を得た彼の演技力も数々の賞を獲得したこともヒースは知らない)
間違いなくこの映画はゲイ映画の金字塔でありこれからも輝き続けるだろう

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ブロークバック・マウンテン (集英社文庫(海外)) 文庫 – 2006/2/17
ヴェネチア映画祭グランプリ受賞映画原作。
米西部の牧場での二人のカウボーイの運命的な出会い。友情は禁断の愛に変わった。同性愛をテーマに人間の愛の問題を感動的に描く。『港湾ニュース』のアニー・プルーによる映画原作短編。
米西部の牧場での二人のカウボーイの運命的な出会い。友情は禁断の愛に変わった。同性愛をテーマに人間の愛の問題を感動的に描く。『港湾ニュース』のアニー・プルーによる映画原作短編。
- ISBN-104087604977
- ISBN-13978-4087604979
- 出版社集英社
- 発売日2006/2/17
- 言語日本語
- 本の長さ96ページ
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イメージ付きのレビュー

5 星
ヒース・レジャーが大好き
この映画が日本に来たとき、気になっていた作品だけれどポスター観て、敬遠してしまって、見逃していました。1年半前に、何となく観て、凄い衝撃を覚えました。何故日本で上映していたときに観なかったのか、後悔しました。そして、ヒース・レジャーに心を奪われて、彼の作品をすべて見つけて観あさり、28歳で亡くなっていて、もう10年になる事を知り、存命中に出会わなかった事が悔やまれています。彼は出演した映画の中に生きています。同じような役は二つとは無いので、どの役も全力投球で演じたことが素晴らしい才能のある人だったと思います。そして、この作品の本を読み改めて、作品の奥深さと彼の演技の素晴らしさに感動しています。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この年の11月JFKがテキサス州ダラスで暗殺された。それを思うと原作を読む必要性を感じた。女性作家とは思えない骨太でインパクトのある作品と思った。 米国の人にはたいへん強烈な印象を与えたと思う。
米国は第二次大戦に勝利し繁栄を続けていた。その一方米ソ対立によるキューバ危機、人種差別からの公民権運動、またベトナム戦争へ介入が始まりつつあった。 この主人公二人は家庭の事情で満足に高校へも行かれず生活費を得る為に出稼ぎにやって来たブロークバックマウンテンで出会うこととなる。それまで家や家族の事、将来の夢など親しく語る友人もいなかったであろう。この地で心も体も触れ合った時の喜びはどんなにか大きかったことか。日本ではオリンピックを翌年に控え先進国たらんと奮闘していた時の出来事かと思うと悲しみが増してきます。
個人的にはこの原作を読んで解ったことがありました。食料を運んでくるおじさんがboina(ベレー帽)をかぶっていた理由です。 彼はフランコ将軍の独裁・圧政に反抗してスペインのバスク地方から米国へ渡りワイオミングで牧童として働いていたわけです。どうやって大西洋を渡りワイオミングまで辿りついたのか興味が湧いてきます。
米国は第二次大戦に勝利し繁栄を続けていた。その一方米ソ対立によるキューバ危機、人種差別からの公民権運動、またベトナム戦争へ介入が始まりつつあった。 この主人公二人は家庭の事情で満足に高校へも行かれず生活費を得る為に出稼ぎにやって来たブロークバックマウンテンで出会うこととなる。それまで家や家族の事、将来の夢など親しく語る友人もいなかったであろう。この地で心も体も触れ合った時の喜びはどんなにか大きかったことか。日本ではオリンピックを翌年に控え先進国たらんと奮闘していた時の出来事かと思うと悲しみが増してきます。
個人的にはこの原作を読んで解ったことがありました。食料を運んでくるおじさんがboina(ベレー帽)をかぶっていた理由です。 彼はフランコ将軍の独裁・圧政に反抗してスペインのバスク地方から米国へ渡りワイオミングで牧童として働いていたわけです。どうやって大西洋を渡りワイオミングまで辿りついたのか興味が湧いてきます。
2014年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
訳がなじめない文体で・・・映画を観すぎたためか小説の中に入り込めませんでした。映画の補足的なイメージにはなるほどと思うシーンもありましたが、基本的に脚本が原作に忠実に作ってあるので映画をなぞるような読み方になってしまったのがいけなかったのか・・・。
映画鑑賞前に読んでいたらまた違う意見だったかもしれません。
映画鑑賞前に読んでいたらまた違う意見だったかもしれません。
2019年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この映画が日本に来たとき、気になっていた作品だけれどポスター観て、敬遠してしまって、見逃していました。
1年半前に、何となく観て、凄い衝撃を覚えました。何故日本で上映していたときに観なかったのか、後悔しました。
そして、ヒース・レジャーに心を奪われて、彼の作品をすべて見つけて観あさり、28歳で亡くなっていて、もう10年になる事を知り、存命中に出会わなかった事が悔やまれています。彼は出演した映画の中に生きています。同じような役は二つとは無いので、どの役も全力投球で演じたことが素晴らしい才能のある人だったと思います。そして、この作品の本を読み改めて、作品の奥深さと彼の演技の素晴らしさに感動しています。
1年半前に、何となく観て、凄い衝撃を覚えました。何故日本で上映していたときに観なかったのか、後悔しました。
そして、ヒース・レジャーに心を奪われて、彼の作品をすべて見つけて観あさり、28歳で亡くなっていて、もう10年になる事を知り、存命中に出会わなかった事が悔やまれています。彼は出演した映画の中に生きています。同じような役は二つとは無いので、どの役も全力投球で演じたことが素晴らしい才能のある人だったと思います。そして、この作品の本を読み改めて、作品の奥深さと彼の演技の素晴らしさに感動しています。

この映画が日本に来たとき、気になっていた作品だけれどポスター観て、敬遠してしまって、見逃していました。
1年半前に、何となく観て、凄い衝撃を覚えました。何故日本で上映していたときに観なかったのか、後悔しました。
そして、ヒース・レジャーに心を奪われて、彼の作品をすべて見つけて観あさり、28歳で亡くなっていて、もう10年になる事を知り、存命中に出会わなかった事が悔やまれています。彼は出演した映画の中に生きています。同じような役は二つとは無いので、どの役も全力投球で演じたことが素晴らしい才能のある人だったと思います。そして、この作品の本を読み改めて、作品の奥深さと彼の演技の素晴らしさに感動しています。
1年半前に、何となく観て、凄い衝撃を覚えました。何故日本で上映していたときに観なかったのか、後悔しました。
そして、ヒース・レジャーに心を奪われて、彼の作品をすべて見つけて観あさり、28歳で亡くなっていて、もう10年になる事を知り、存命中に出会わなかった事が悔やまれています。彼は出演した映画の中に生きています。同じような役は二つとは無いので、どの役も全力投球で演じたことが素晴らしい才能のある人だったと思います。そして、この作品の本を読み改めて、作品の奥深さと彼の演技の素晴らしさに感動しています。
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2006年5月2日に日本でレビュー済み
同性愛なので物議をかもし、アメリカでも一部では上映禁止となった作品である。
フロリダやLAなどではメジャーになってきたものの、いまだに南部では、ゲイは尾行されたり、殺されたりもする。
英国でもシビル・パートナーシップ法ができ、米国でも同性婚の賛否が議論される今この時に映画が公開され、
数々の賞を受賞したのは記憶に新しいところである。
本書は、びっくりするぐらい薄く、紙はやけに真っ白、字も大きく、あっという間に読める短編。
そのため、描写は淡々としている。惨殺されたゲイの死体を子供時代に見せられたイニス、
父の暴力がトラウマになっているジャック。ふたりの青年がブロークバック・マウンテンで羊の番をするうち、
愛し合うようになる。しかし、イニスは結婚、子供もできる。ジャックも結婚する。
それでも、たびたび二人は会い、共に山を渡り歩く。
しかしある日、ジャックに送った手紙がイニスに返送されてきて、一抹の疑いが・・・
映画でイニスが「wrong place, wrong time」といっているがまさにその通りで、
60年代、しかも保守的地域でのこの愛は、命がけのものである。イニスは、
妻子もいることだし、べつに自分はゲイじゃないんだけど、と思っている。
一方ジャックは妻もいるものの、もっと自分のセクシュアリティに関する意識も強く、イニスに感情をぶつけてくる。
そのふたりの微妙な対比と、周囲のズレがみもの。
印象に残ったのはゲイ云々ではなく、二人が、性的にではなく単純に抱き合った時、
もっとも深く結ばれたという記述である。ブロークバック・マウンテンを心のふるさととして、
互いにやすらぎを見出したふたりの人生の切なさが出ていた。
フロリダやLAなどではメジャーになってきたものの、いまだに南部では、ゲイは尾行されたり、殺されたりもする。
英国でもシビル・パートナーシップ法ができ、米国でも同性婚の賛否が議論される今この時に映画が公開され、
数々の賞を受賞したのは記憶に新しいところである。
本書は、びっくりするぐらい薄く、紙はやけに真っ白、字も大きく、あっという間に読める短編。
そのため、描写は淡々としている。惨殺されたゲイの死体を子供時代に見せられたイニス、
父の暴力がトラウマになっているジャック。ふたりの青年がブロークバック・マウンテンで羊の番をするうち、
愛し合うようになる。しかし、イニスは結婚、子供もできる。ジャックも結婚する。
それでも、たびたび二人は会い、共に山を渡り歩く。
しかしある日、ジャックに送った手紙がイニスに返送されてきて、一抹の疑いが・・・
映画でイニスが「wrong place, wrong time」といっているがまさにその通りで、
60年代、しかも保守的地域でのこの愛は、命がけのものである。イニスは、
妻子もいることだし、べつに自分はゲイじゃないんだけど、と思っている。
一方ジャックは妻もいるものの、もっと自分のセクシュアリティに関する意識も強く、イニスに感情をぶつけてくる。
そのふたりの微妙な対比と、周囲のズレがみもの。
印象に残ったのはゲイ云々ではなく、二人が、性的にではなく単純に抱き合った時、
もっとも深く結ばれたという記述である。ブロークバック・マウンテンを心のふるさととして、
互いにやすらぎを見出したふたりの人生の切なさが出ていた。
2018年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を観て原作を読みたくなり購入。1963年ワイオミング州で出会った2人のカウボーイの20年にわたる愛の物語。
ジャックを失ったイニスがつぶやく「誓うよ」には涙。
ジャックを失ったイニスがつぶやく「誓うよ」には涙。
2015年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を観て感動したので、原作を読むことに。
原作が素晴らしいとのことで…。
でも実際読んでみて、翻訳の酷さにガッカリしました。
英語のわかる方も、英語の原作はすごく感動するが、この翻訳は酷いとおっしゃってました。
なんでこんな表現になる?!と驚いたそうです。
小説の翻訳は、単なる「通訳」ではいけないのだと…。
詩的な美しい表現も台無しだそうです。
私も、この翻訳本では全く感動できませんでした。
翻訳者の同性愛に対する理解の薄さも感じました。
翻訳者のあとがきに、ジャックは性器の包皮切除をさせられたから受け身のゲイになった、とか、わけのわからない事が書いてあったり。
映画は物凄くいいのに、残念です。
翻訳者を変えて訳されたものを読みたいです。
原作が素晴らしいとのことで…。
でも実際読んでみて、翻訳の酷さにガッカリしました。
英語のわかる方も、英語の原作はすごく感動するが、この翻訳は酷いとおっしゃってました。
なんでこんな表現になる?!と驚いたそうです。
小説の翻訳は、単なる「通訳」ではいけないのだと…。
詩的な美しい表現も台無しだそうです。
私も、この翻訳本では全く感動できませんでした。
翻訳者の同性愛に対する理解の薄さも感じました。
翻訳者のあとがきに、ジャックは性器の包皮切除をさせられたから受け身のゲイになった、とか、わけのわからない事が書いてあったり。
映画は物凄くいいのに、残念です。
翻訳者を変えて訳されたものを読みたいです。
2015年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
100ページもない短い小説ですが面白いです。
ページが少ない代わりに、他の文庫本に比べてページがしっかりしています。
ページが少ない代わりに、他の文庫本に比べてページがしっかりしています。