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太平記の時代 (日本の歴史) 単行本 – 2001/9/6

4.4 5つ星のうち4.4 17個の評価

王権。後醍醐と義満の見果てぬ夢

鎌倉幕府倒壊の焦点に立つ鮮烈な個性、後醍醐の掲げた強大な「天皇」の理念は、足利直義の政権構想との角逐の中で挫折し、「状況派」尊氏によって、南北朝分立への道が開かれる。そして、新たな武家政権の三代将軍は、両朝を合一し、公武両者の頂点に君臨する「義満の院政」を構築する。
14世紀、変革の時代相を斬り取る。
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商品の説明

著者について

新田一郎(にったいちろう)
1960年生まれ。東京大学文学部卒、同大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院法学政治学研究科・法学部助教授。日本法制史・中世史専攻、余技に相撲史の研究も。著書に『日本中世の社会と法』(東京大学出版会)、『罪と罰の法文化史』(共編、東京大学出版会)、『相撲の歴史』(山川出版社)がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2001/9/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/9/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 364ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062689111
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062689113
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 17個の評価

著者について

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新田 一郎
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み応え充分👀
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
迅速説明通りの商品でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
I enjoyed the book of Mr Nitta Ichiro a lot. You understand the uniqueness of this epoch after reading. Here you can find some fresh thoughts. The author criticises the theory of Mr Imatani Akira about intention of Ashikaga Yoshimitsu to make his son tenno. Instead he maintains that theoretically Yoshimitsu could assert his status of 北山殿 and at the same time keep 天皇 and 院 system within traditional 公家 framework. But one cannot agree with author attempt to diminish the undeniable fact concerning the crucial role of shikken in the determining of emperor in the second half of 13 cent. Author's concept about mediatory role of Hojo in this process is not persuasive. Nevertheless the book is really fascinating!
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
扱う範囲は後醍醐天皇の即位から足利義満の死辺りまで。本書の一の主題は天皇が中心とした物語の成立、という点。権力の行使の為には天皇という権威が必要、という図式の定着をいう。通史である以上、事績を追う部分が前半。ただ列島を縦横に走り回る初めての事件が南北朝時代。手がかりになる。二に時代相を記した5章が白眉。村落に法が成立し、文書が登場し、通貨が流通する。平安以来の有職故実が整理される、といった事象が起こることを整理している。太平記やこの時代の本を読むなら、真っ先にこの1冊を選ぶことを勧める。座標軸が作れる。
ただ、本書の難もある。とにかく独特の文章が読みづらいのも事実。「~と覚しい」という語尾や、固有名詞を挙げずに論を展開する巻末の部分など。読み手に考えることを強いる1冊でもある。もう一つ。天皇を中心に据えて「正統」であること、という概念が確立した時代、と言っても佳いのかもしれない。3代義満の世に具体化したこの手法は、結局、徳川殿の時代まで継承されることになるのだから。個人的には内藤湖南の言説をもじって「建武政権以降を学べばいい」ということになるのかもしれないと思う。ともかく混沌、の世が整序される過程です。
そういえば、後南朝の物語、終戦後の「熊沢天皇」の事件もありましたっけ。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年12月31日に日本でレビュー済み
本書は、蒙古襲来から長禄の変辺りまでを取扱っています。
正直な読後感は、分かったようで分からない内容でした。
序章では、「太平記」当時の人々や、後の時代の人々に与えた影響を語り、
第一章では、蒙古襲来がもたらした影響と、徳政について語ります。
第二章では、後醍醐天皇の政権構造や理念を語り、
第三章では、建武政権への武士の不満、初期室町幕府の構造、足利氏の内訌を語ります。
第四章では、京の人々の感情、南朝の衰退、2代将軍を語り、
第五章では、公家の慣行、庶民への文書の浸透、経済の流通を語ります。
第六章では、幕府体制の安定、南北朝の合一、義満の政務を語り、
終章で、後南朝を語って終わります。
ボリュームのある内容を、300ページ程度で語るには無理があったのかも知れません。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何度読んでも発見があり、読み応えがある。お勧めです。全巻買いました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年10月20日に日本でレビュー済み
内容がないわけではない。
2020年12月で10刷とよく売れており、著者の思い出記載しているわけでもなく、むしろ丹念に記載されているのだが、何故か頭に残らない。
不思議な感じがした本です。
2020年6月16日に日本でレビュー済み
講談社の日本の歴史シリーズの文庫版。
これほど充実した日本の歴史シリーズが、安価な文庫で読めるのは、とにかく素晴らしいことだ。
第11巻は、後醍醐天皇の建武の新政の開始から、南北朝の動乱、そして足利義満による南北統一までを扱っている。
この時代はいわゆる『太平記』の時代であるともいえる。
その後の日本人の歴史認識に多大な影響を与えた『太平記』について、序章では”歴史としての太平記”と題して、物語と歴史の関係について、興味深い論考を重ねている。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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