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絶望の国の幸福な若者たち 単行本 – 2011/9/6

3.9 5つ星のうち3.9 249個の評価

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W杯の深夜、渋谷で騒ぐ若者たち。ネット右翼の主催する排外デモに集まる若者たち。そして震災を前に、ボランティアや募金に立ち上がる若者たち。すべての現場に入り調査を重ねた末に見えてくる、「幸せな若者」の正体とは!


格差社会のもと、その「不幸」が報じられる若者たち。
だが統計によれば、20代の75%が現在の生活に「満足」している!
これまでの若者論を覆す現実を前に、本書の立場はシンプルだ。
――悲観論にも感情論にも意味はない。
26歳の社会学者が「幸せ」な若者の正体を徹底的に取材し考える!

同時代を生きることになった人々のこと、僕たちが生きることになった国のことを、この本では考えてきた。それは、別に社会全体に向けられた啓蒙意識からでも、少しでもこの国を良くしたいという市民意識からでもない。ただ、「自分」のこと、「自分のまわり」のことを少しでもまともに知りたかっただけなのだ。(本文より)

「今、ここ」が幸せであればいい――。
W杯の深夜、渋谷で騒ぐ若者たち。ネット右翼の主催するデモに集まる若者たち。そして震災を前に、ボランティアや募金に立ち上がる若者たち。
すべての現場に入り調査を重ねた末に見えてくるものは?
最注目の若き社会学者が満を持して立ち上げる、まったく新しい「若者論」!

オビ寄稿:上野千鶴子(社会学者)、小熊英二(慶應大学教授)。
巻末「補章」:佐藤健(俳優)との1万字オーバーの対話を収録。
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商品の説明

著者について

古市 憲寿
(ふるいち・のりとし)
1985年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。有限会社ゼント執行役。専攻は社会学。
2003年慶應義塾大学SFCへ進学。AO入試で詩をアピールして合格した。入学当初はデザイン、CG、建築などアートっぽいことばかり勉強していたが、たまたま小熊英二の授業を履修してから社会学に興味を持つ。2005年から2006年にかけて、就職活動から逃亡するようにノルウェー国立オスロ大学へ1年間の交換留学へ。老人のような国で、老人のような余暇生活を送る。帰国後、北欧の育児政策について卒業論文を書く。
2007年、SFCで出会った友人に誘われて有限会社ゼントで働きはじめる。同時に、東京大学大学院へ進学。北欧の徴兵制について研究しようと思っていたが、上野千鶴子に「北欧は遠いわよ」と言われてあっさりテーマを変える。同じ頃、ミーハー感覚で履修した本田由紀の授業で若者と労働に興味を持つ。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2011/9/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/9/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 304ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062170655
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062170659
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.5 x 2.3 x 19.6 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 249個の評価

著者について

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古市 憲寿
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1985年東京都生まれ。社会学者。

慶應義塾大学SFC研究所上席所員。日本学術振興会「育志賞」受賞。

若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)、世界の戦争博物館を巡り戦争と記憶の関係について考察した『誰も戦争を教えてくれなかった』(講談社)などで注目される。

内閣府国家戦略室「フロンティア分科会」部会委員、「経済財政動向等についての集中点検会合」委員、内閣官房行政改革推進本部事務局「国・行政のあり方に関する懇談会」メンバー、「クールジャパン推進会議」委員などを歴任。

2018年には小説『平成くん、さようなら』(文藝春秋)を発表した。

http://twitter.com/poe1985

https://www.instagram.com/poe1985/

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月9日に日本でレビュー済み
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はじめに「絶望の国の幸福な若者たち」は、2011年に出版された本です。その後2015年
10月20日に加筆+追記(著者が一番重要だと言っている)が追加された文庫本です。
◎重要なのは、丁寧に追加した脚注部分と各章の最後に記載せれている追記部分です。

アマゾンのレビューを読む時に、2015年10月20日以前の内容は、違う本に対する評価と
感想だと考えるのが正解だと思います。

「若者」について考える時にデータも多く非常に読みやすい本だと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年1月6日に日本でレビュー済み
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・一億総中流の時代が終わった今、「世代」内部における個人的・階層的多様性を見落としがちな世代論はリアリティを失いつつあり、階級論の方が有用性を増している。
・若者論とは中高年による自己肯定・自分探しである。そのやり方は大きく分けて2通りあり、若者を「都合のいい協力者」と見なすことで、自分と社会の結びつきを確認したり、若者を「異質な他者」と見なすことで、自分は社会にとって「異質」な存在ではないとする。
・現状に対するあきらめや適応を特徴とする貧困文化が若者のあいだに蔓延している。そして、将来への希望を持てないまま、現状を否定することは、自分を全否定することになる。だから、現状に満足していると答えるしかないのが、「幸せ」な若者の正体である。
・国家によるナショナリズムという魔法の下、銃後の東北では、自発的で自動的な服従のメカニズムが作動している。
・「近代化」とは、人々の個人化を目指すプロジェクトであり、神様や伝統に支配されずに、自分の人生を自分の決断によって決めていく近代人を目指すものである。その結果、「無縁社会」(血縁・地縁・社縁)が生まれてしまった。しかし、これは「選択縁社会」として肯定的にとらえ直すこともできる。
・産業革命の輸入に専心した日本と、市民革命の輸入に専心した南米の間で分かれた明暗。日本は民主主義をおざなりにし、産業革命のパクリに専心したおかげで、経済的成功を成し遂げたが、いまだに民主主義は根付いていないのかもしれない。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初手で「今の若者は幸せ」と逆張りをかまし、以降脚注で冷笑するというスタイルです。コンサマトリー(自己充足的)という概念が提示されるのは全体の1/3ほどが経過してようやくです。

初手で逆張りをかますので論旨が捻じれてしまっています。そこが今どきの若者らしいのかもしれません。でも著者さんも2024年現在では青年とも言えない年齢に差し掛かってますね。

件のアンケートでは「幸福」ですかと訊かれて「現時点で嫌なことはありません」と答えているだけなのではないでしょうか。

日本の将来お先真っ暗と今現在満たされているのはなんら矛盾しないでしょう。いわゆる茹でガエル状態なのに気づいていないだけです。誰かが「若年世代は茹でガエルだ」と指摘せねばならなかったのではないでしょうか。将来、消費税が15%や20%となってようやく気づくのです。

若者が車離れしたのは単純に車両価格が高くなったからです。今だと軽自動車でも売れ筋は新車で200万円からという時代です。90年代初めだとトヨタ・カローラでも150万円以下で買えたはずです。要するに先進安全装備が標準装備となりましたのでその分だけ高くなってしまったのです。

若手の研究者の本も読まないとと思って読んでみたのですが、逆張りをかまして捻じれた論旨を展開するスタイル、耳目を集めることはできても、これでは大成できないでしょう。本書執筆当時は若手代表者のポジションで重宝されたのでしょう。人生の前半はイージーモードだったかもしれませんが、後半もそうだとは限りません。
2017年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは、以前私の後輩が口にした言葉ですが、私は本書を拝読した後、この言葉を思い出しておりました。おそらく、本書のテーマである「幸福な若者たち」と後輩のこの言葉が何となく頭の中で重なったために思い出したのだと思います。

「幸福な若者たち」と後輩のこの言葉。一見矛盾している様に見えます。しかし、実際矛盾しているのでしょうか。どうしてもそこのところが引っ掛かってしまい、私は、後輩のこの言葉を手掛かりにして本書に描かれている「幸福な若者たち」について、ついつい考えてしまいました。

本書の初めの方には「幸福な若者たち」に関連した以下の様な文章があります。

「実際、現代の若者の生活満足度や幸福度は、ここ四〇年間の中で一番高いことが、様々な調査から明らかになっている。たとえば内閣府の『国民生活に関する世論調査』によれば、二〇一〇年の時点で二〇代の七〇・五%が現在の生活に『満足』していると答えている。そう、格差社会や世代間格差と言われながら、日本の若者の七割が今の生活に満足しているのだ。」(本書12頁)

この文章を注意深く読むと、本書で記述されている「幸福な若者たち」は、「今の生活に満足している若者たち」と言い換えることができると分かります。

実は、この、言い換えることが出来るという些細なことに気付いた時に、後輩の口にした「あしたはきょうより不幸せ」という言葉を思い出したのでした。

そして、そう言えばその後輩に、「すべてのあしたが、その前日であるきょうよりも不幸せということは無いんじゃないか?」と聞いたことがあったことも思い出しました。その質問に対し後輩は、「もちろん、すべてのあしたが、その前日であるきょうよりも不幸せということはありません。けれども、トレンドとして将来は今より不幸せと言えます。そして、将来は今より不幸せという表現はとてもありふれたものです。そのため、将来と今とを代表する、あしたときょうという言葉を使って表現したんです。」という様なことを私に言いました。

それでは、「幸福な若者たち」(=「今の生活に満足している若者たち」)と「あしたはきょうより不幸せ」(=「将来は今より不幸せ」)とは一体どの様な関係にあるのでしょうか。また、矛盾するのでしょうか。

ここで、以下二つのケースを考えてみたいと思います。仮にAさんとBさんの二人とします。

Aさん:「職場では沢山いる上司からの指示を何とかこなしているが不安定な立場だ。給料が少ないから異性には相手にされない。しかし、将来は輝かしいものにできると思っている。」

Bさん:「職場では沢山いる上司からの指示を何とかこなしているが不安定な立場だ。給料が少ないから異性には相手にされない。しかし、ひどい将来よりはマシだ。」

ここにおいて、AさんとBさんの「今」は実のところ全く同じものです。将来の予想だけが異なっています。そして、「あしたはきょうより不幸せ」と言った私の後輩は、このBさんに属します。

こうした場合、Aさんは「今あなたは幸せですか?」と聞かれた時、どう回答するのでしょうか。私には「幸せではありません」と回答するように思われます。一方で、Bさんは同じ質問をされた時に、「幸せです」と回答するように思われます。今の状況が全く同じであっても、将来をどう予想するかによって、答えは異なってくるように思われるのです。

つまり、「幸福な若者たち」と「あしたはきょうより不幸せ」は、一見矛盾している様に見えますが、実際は矛盾していないと思われるのです。さらには、「将来は今より不幸せ」だからこそ「今の生活に満足している」とも私には感じられるのです。

そして、どうも私には「あしたはきょうより不幸せ」と言った後輩と同じような思いを持ったBさんが、今の若い人たちには多くいるのではないかと思えてしまいます。

実際、今の若者が将来置かれると予想される状況は、本書でもとてもひどいものとして描かれています。例えば、第6章にはこれでもかと将来のヤバイ(315頁)状況が記載されています。

そのため、もし、本書12頁で紹介されている世論調査などで、質問が「あなたは将来幸せだと思いますか?」というものであったとしたならば、「将来幸せだと思います」と回答する若者は、あまり多く無かったのではないかと思えます。

私は、「今幸せと感じているのは何故なのか」について考えることは、人はどの様な時に幸せと感じるのか、という問いに対する答えを探す上で、意味があるものと感じます。実際、本書341頁に記載されている「お手軽な承認社会」などは大変興味深いものに感じられます。

しかしながら、私には、今の若い人たちは「将来は今より不幸せ」だからこそ「今の生活に満足している」面がある様にも思われるため、私としては、若い人たちが「今幸せと感じているのは何故なのか」についてだけではなく、「将来は不幸せと予想しているのは何故なのか」についても、そして、その不幸せの予想を幸せの予想に変える手段にはどの様なものがあるのかについても、古市さんに是非伺ってみたいものだなぁと感じてしまった次第です。

いずれにしましても、少し時を経ているとは言え、本書を読むと、若い人たちの考え方や感じ方の、ある一面に触れることができると思います(本書に書かれた内容が、若い人たちの一般的な考え方や感じ方と言えるのかは分かりません)。本書をお薦め致します。

なお、本書の全体に関わることではありませんが、本書に以下記述がありました。

「さらに、海老原嗣生(四六歳、東京都)が繰り返し指摘するように、一九九〇年代以降『若者の就職難』がここまで注目されるようになったのは、大学進学率が急上昇してしまったからだ。」(本書322頁)

これは『
「若者はかわいそう」論のウソ 』(海老原嗣生著 扶桑社新書 2010年)の内容を受けての記述です。

バブル崩壊後の「就職氷河期」と言われていた時代について、「実は企業の採用人数が減った訳では無く、大学卒業者数が増えただけだ」と言われても、各企業の採用数が激減したのを目の当たりにした自分などは、非常に強い違和感を覚えてしまうのですが、古市さんの世代にとっては、もうバブル崩壊も歴史的な出来事であり、あまり違和感を持つことも無くなっているのだろうなぁと、しみじみと感じたりもしました。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
堅すぎない語り口で冷静に現実を示しているので、読みやすく、気づきも多くておもしろいです。社会学の教養があまりない人にこそ読み応えがあるのでは。まだ読みはじめたばかりなのでこれからどう斬り込んでいくのか楽しみです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白いです。普段、プレジデントくらいしか読んでない私でも、興味深く読むことが出来ました。
そして衝撃を受けました!!

33歳、女性の立場からの感想でいわせていただくと、、、

日本は正社員を辞めさせるのが難しいから、アルバイトが望まれているんだな、とか衝撃でした。
当たり前すぎますが、、、。

じやあ正社員を簡単にクビにできるなら、正社員採用が増えるんですよね。

みゆき族が米袋抱えてたって、何でしよう??

でも流行って、皆がしてたら、真似しちやうんですよね。

今は、タダ同然で通話、メールできる。
夜中でもすぐ食べ物が買える。
家から出なくても、買い物が出来る。

2012年を生きる私は、幸せなんだなと思います。

でもこれから10年後、20年後、その先は住みにくい世の中でしようね。

国の社会保障は崩壊。
アルバイトしかしたことない中年世代。
実家に住み結婚しない40代。

子供がいない近所。

高い社会保険料。当然不払いの人急増。

そんな未来を、気づかせてくれました。
今気づいて本当に良かった。

というより、
まだまだ知らないことばかり!
日本の若者は、幸せだけど、今からの地獄を考えなけれはならない!!

とりあえず、何度も読み返してみます。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年11月27日に日本でレビュー済み
読みやすいが、内容は薄い。

「若い人の声を聞きたい」、という社会の側のニーズに応えたように見えるだけ。

実は、社会に若者コンプレックスは無い。

CMが、若者の消費心を煽り、売りつけているだけ。
 
 
20代の7割が現状に満足している、という回答を根拠に、「幸福な若者」論を進めている。
 
しかし、大卒の2割を占める非正規社員は、会社で育ててもらうこともなく、苦労し続ける。
 
 
それに対して、高所得者の所得税を上げるだけでも、低所得者は助かる。

著者には、企業のトップを批評できるような、こういった視点が求められる。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年3月13日に日本でレビュー済み
「若者」の意識調査をしてまとめました!

で?

高校生の自由研究なら優秀。しかし論文なのであれば、執筆者自身の論考は?

ジュディス・バトラーにしろ、クラウディア・ゴールディンにしろ、言ってることは難しくても執筆者の主張が伝わってくる。この本は文体は平易だが、本人の主張は意味不明である。というか主張は無い。

メディア御用達「学者」に媚びるのはお上手なようだが、論文は書けないようだ。心配だなあ。

この古市と集団自決推進成田は社会学を失墜させているようにしか思えない。