サイバー・セキュリティーといっても、本当にコソ泥のような話から、国家的に影響を与えうる規模の攻撃の話まで幅が広いのが特徴かなという気がしないでもない。
一方、どこかそのリアルな現場を実感できないというきらいもあったと思う。
そのような点から見れば、本書は、グローバルなハッキングの組織犯罪者に、国家治安を担当する、イギリスの国家ハイテク犯罪対策部 が肉薄したという話を追体験できることが魅力であろう。
犯罪者集団が、旧ソ連(特にサンクト・ペテルブルグ)に存在し、それが個人ではなく、国家と結託した犯罪者集団として実際に機能しているという点は、IT社会の暗い未来を想起させる。
大きなストーリーは二つだ。
前者は、オンライン・ギャンブルとそれを行っている会社へのサイバーアタックを巡る話だ。
規制逃れでコスタリカに立地したオンライン・ギャンブル会社へのサイバーアタックを仄めかした脅しにバーレット・ライアンが対抗する話だ。
アメリカのオンライン・ギャンブル規制についてどういう議論がなされたかの紹介もあり、大変興味深い。
福森氏に拠れば、国際犯罪は、麻薬や売春などから、サイバー犯罪に着目をし始めているという。
しかも、DDoS攻撃などから、個人情報詐欺に軸足を映しつつあるという。
第6章のサイバークライムの歴史もかなりおもしろい。
後者は、英国の国家治安機関であるNHTCU(国家ハイテク犯罪部)の話が面白い。
いきさつはいろいろあるのだが、最終戦争は、ロシアのサンクト・ペテルブルグに拠点を持つRBN(ロシア・ビジネス・ネットワーク)などとの対決である。
どうして、イギリスというのは、こういう先端的な話に強いのだろう。首を突っ込んでいくことを許容する組織文化があるのだろうか。
むしろ、そこを学びたくなる。
ただ一方で、この組織が改編されて全ての組織犯罪を扱う部局の一部になったため、犯人の有罪判決を公にできず、パフォーマンスも低下したという。
組織はやはり大事なのである。
セキュリティーソフトのログとかを見ていると、ポートをスキャンされているという履歴が出てくるが、なぜか分からなかった。
要はDDoS攻撃のためのbot作りのためだったのだと自分なりに得心した。
あと、バーレットの手がけたオプテ・プロジェクトのページはこれ。
[…]
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サイバー・クライム 単行本 – 2011/10/13
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次の標的は日本!
ソニー、三菱重工事件は氷山の一角に過ぎない。
ロシア・中国を拠点に国際化する
凶悪なネット犯罪者たちの全貌に迫ったノンフィクション!
今後間違いなく我々に襲いかかる“サイバー攻撃”“ネット詐欺”の全貌。
日本人は知らない。日本人ジャーナリストには絶対に書けない。
【物語】
PART1: カリフォルニアに住むコンピュータ・セキュリティの専門家、バーレット・ライアンは、インターネットを使った脅迫に曝されていたスポーツ・ベッティング企業を救ったことがきっかけで、同社の幹部らと関係を深めていく。その後の調査によって、犯人グループがロシアとその周辺国に住んでいることを突き止めたバーレット。だが、アメリカ捜査機関の腰は重く、しかもベッティング企業の正体がマフィアの資金源であることに気づき、苦悩を深めていく……。
PART2: バーレットから情報提供を受けたイギリス・サイバー犯罪対策庁(NHTCU)捜査官のアンディ・クロッカーは単身ロシアに乗り込む。お世辞にも外国人に優しいとは言い難い現地の捜査当局との関係構築に腐心しつつも地道に捜査を進めるアンディは、ついにグループの一味と目されるハッカー「bra1n」の逮捕に着手する。犯罪者と政府関係者の癒着、迫真の逮捕劇、そして裁判の行方……。
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PART1: カリフォルニアに住むコンピュータ・セキュリティの専門家、バーレット・ライアンは、インターネットを使った脅迫に曝されていたスポーツ・ベッティング企業を救ったことがきっかけで、同社の幹部らと関係を深めていく。その後の調査によって、犯人グループがロシアとその周辺国に住んでいることを突き止めたバーレット。だが、アメリカ捜査機関の腰は重く、しかもベッティング企業の正体がマフィアの資金源であることに気づき、苦悩を深めていく……。
PART2: バーレットから情報提供を受けたイギリス・サイバー犯罪対策庁(NHTCU)捜査官のアンディ・クロッカーは単身ロシアに乗り込む。お世辞にも外国人に優しいとは言い難い現地の捜査当局との関係構築に腐心しつつも地道に捜査を進めるアンディは、ついにグループの一味と目されるハッカー「bra1n」の逮捕に着手する。犯罪者と政府関係者の癒着、迫真の逮捕劇、そして裁判の行方……。
- 本の長さ426ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/10/13
- ISBN-104062166275
- ISBN-13978-4062166270
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商品の説明
著者について
ジョセフ・メン
Joseph Menn
サイバーセキュリティをはじめ、テクノロジー分野の記事を「フィナンシャル・タイムズ」紙に寄稿しているジャーナリスト。その前は「ロサンゼルス・タイムズ」紙に約10年間寄稿していた。優れたビジネス・レポートの執筆者に与えられる「ジェラルド・グローブ賞」の最終候補に2度ノミネートされている。著書に『All the Rave: The Rise and Fall of Shawn Fanning's Napster』(Crown Business社、2003年刊、邦訳は『ナップスター狂騒曲』)がある。
浅川 佳秀
(あさかわ・よしひで)
1980年神奈川県生まれ。2003年慶應義塾大学総合政策学部政策学科卒業。その後、セキュリティソフトやCAD系ソフト、データベース、オンライン広告などの分野で技術系翻訳を中心に活躍。他にもゲーム翻訳や科学ニュース関係の翻訳も手がけている。
福森 大喜
(ふくもり・だいき)
1979年仙台市生まれ。筑波大学で情報科学を学んだ後、国内最大手のセキュリティ企業に入社。IDS(不正侵入検知システム)、IRT(インシデントレスポンスチーム)、Webアプリケーションセキュリティ検査等に従事した後、独自のWebアプリケーションの診断サービスを確立し、2006年に起業、CTO(最高技術責任者)を務めた。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の情報セキュリティ早期警戒パートナーシップにおいて、1年間という極めて短期間で120件以上のソフトウェアの脆弱性を報告し、2007年には第3回IPA賞を受賞。韓国のセキュリティカンファレンス「POC2007」で日本人初のスピーカーとして講演。2009年からサイバーディフェンス研究所に参画、同年にセキュリティコンテスト「Native Client Security Contest」で世界4位に入賞した。2011年には世界最高峰のハッキングコンテスト「DEFCON CTF」の決勝戦に日本人で初めて3度目の出場を果たし、インターポールのサイバーセキュリティチームの指導にあたるなど、世界を舞台に活躍。
Joseph Menn
サイバーセキュリティをはじめ、テクノロジー分野の記事を「フィナンシャル・タイムズ」紙に寄稿しているジャーナリスト。その前は「ロサンゼルス・タイムズ」紙に約10年間寄稿していた。優れたビジネス・レポートの執筆者に与えられる「ジェラルド・グローブ賞」の最終候補に2度ノミネートされている。著書に『All the Rave: The Rise and Fall of Shawn Fanning's Napster』(Crown Business社、2003年刊、邦訳は『ナップスター狂騒曲』)がある。
浅川 佳秀
(あさかわ・よしひで)
1980年神奈川県生まれ。2003年慶應義塾大学総合政策学部政策学科卒業。その後、セキュリティソフトやCAD系ソフト、データベース、オンライン広告などの分野で技術系翻訳を中心に活躍。他にもゲーム翻訳や科学ニュース関係の翻訳も手がけている。
福森 大喜
(ふくもり・だいき)
1979年仙台市生まれ。筑波大学で情報科学を学んだ後、国内最大手のセキュリティ企業に入社。IDS(不正侵入検知システム)、IRT(インシデントレスポンスチーム)、Webアプリケーションセキュリティ検査等に従事した後、独自のWebアプリケーションの診断サービスを確立し、2006年に起業、CTO(最高技術責任者)を務めた。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の情報セキュリティ早期警戒パートナーシップにおいて、1年間という極めて短期間で120件以上のソフトウェアの脆弱性を報告し、2007年には第3回IPA賞を受賞。韓国のセキュリティカンファレンス「POC2007」で日本人初のスピーカーとして講演。2009年からサイバーディフェンス研究所に参画、同年にセキュリティコンテスト「Native Client Security Contest」で世界4位に入賞した。2011年には世界最高峰のハッキングコンテスト「DEFCON CTF」の決勝戦に日本人で初めて3度目の出場を果たし、インターポールのサイバーセキュリティチームの指導にあたるなど、世界を舞台に活躍。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2011/10/13)
- 発売日 : 2011/10/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 426ページ
- ISBN-10 : 4062166275
- ISBN-13 : 978-4062166270
- Amazon 売れ筋ランキング: - 529,475位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 89,294位ノンフィクション (本)
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- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2014年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本には2000年~2010年頃に国境を越えてサイバー犯罪が繰り広げられている実態が書かれています。まるでスパイ小説のようにサイバー犯罪の今を垣間見ることがきます。
日本でも近年、サイバー犯罪やサイバー攻撃の件数が増えつづけており、一般人のサイバー犯罪への関心はますます高まると予想されます。例えば、オンラインバンクの不正アクセスによる送金事件の被害額は昨年から急激に増えて今年は5月頃で既に14億円の被害という報告もあります。そういったなか、国境を越えたサイバー犯罪の実態を生々しく示した本書は啓蒙書として面白く読めます。
Part1はインターネット上のギャンブルの話です。米国ではオンラインギャンブルには厳しいルールがあり、運営企業は摘発を逃れるために本拠を中南米などの海外においているそうです。そういったギャンブル運営会社にサイバー攻撃(DDoS攻撃)をしかけて運営不能にしたうえで、攻撃を止める代わりに金銭を要求する犯罪グループと、その攻撃を阻止する専業企業の攻防の話が中心でした。ギャンブル運営側は金儲けのために掛け率を操作したりしている内幕話もでてきて、まったく同情の余地はないのですが、双方お金が絡んでいて熾烈な戦いが繰り広げられます。
Part2はサイバー攻撃をしかけてくる国外の犯罪グループを追跡する米国捜査官の話です。この本ではロシアやカザフスタンなどにいるサイバー犯罪の大物達を追っていきます。
記憶に残ったのではこのような個所がありました。
ある都市に大物がいることを突き止めて現地まで飛んだところ、警察署長に出迎えられ夕食に招待されます。食べて酒を飲んだ後にイノシシ狩りに誘われるのですが、もう夜なのでおかしいと逃げだしてホテルに戻る。実はその警察署長は追っている大物の父親だという情報が入ってきます。早朝4時とかに地元警察が来たりするのですが、ホテルの部屋のドアを机などで封鎖して翌朝に仲間が来るまで待って事なきを得ます。
もしかしたらイノシシと間違えて撃たれたかもしれない。もう、こんなのを読むと小説を読んでいる気分になります。
しかし、この本ではサイバークライムで大儲けしているであろう大物の多くはつかまりません。サイバー攻撃が国防に役にたつため各国政府の保護をうけているようです。犯罪に目をつむる代わりに情報や技術を提供しているのではないかということです。現実の闇が見えます。
日本でも近年、サイバー犯罪やサイバー攻撃の件数が増えつづけており、一般人のサイバー犯罪への関心はますます高まると予想されます。例えば、オンラインバンクの不正アクセスによる送金事件の被害額は昨年から急激に増えて今年は5月頃で既に14億円の被害という報告もあります。そういったなか、国境を越えたサイバー犯罪の実態を生々しく示した本書は啓蒙書として面白く読めます。
Part1はインターネット上のギャンブルの話です。米国ではオンラインギャンブルには厳しいルールがあり、運営企業は摘発を逃れるために本拠を中南米などの海外においているそうです。そういったギャンブル運営会社にサイバー攻撃(DDoS攻撃)をしかけて運営不能にしたうえで、攻撃を止める代わりに金銭を要求する犯罪グループと、その攻撃を阻止する専業企業の攻防の話が中心でした。ギャンブル運営側は金儲けのために掛け率を操作したりしている内幕話もでてきて、まったく同情の余地はないのですが、双方お金が絡んでいて熾烈な戦いが繰り広げられます。
Part2はサイバー攻撃をしかけてくる国外の犯罪グループを追跡する米国捜査官の話です。この本ではロシアやカザフスタンなどにいるサイバー犯罪の大物達を追っていきます。
記憶に残ったのではこのような個所がありました。
ある都市に大物がいることを突き止めて現地まで飛んだところ、警察署長に出迎えられ夕食に招待されます。食べて酒を飲んだ後にイノシシ狩りに誘われるのですが、もう夜なのでおかしいと逃げだしてホテルに戻る。実はその警察署長は追っている大物の父親だという情報が入ってきます。早朝4時とかに地元警察が来たりするのですが、ホテルの部屋のドアを机などで封鎖して翌朝に仲間が来るまで待って事なきを得ます。
もしかしたらイノシシと間違えて撃たれたかもしれない。もう、こんなのを読むと小説を読んでいる気分になります。
しかし、この本ではサイバークライムで大儲けしているであろう大物の多くはつかまりません。サイバー攻撃が国防に役にたつため各国政府の保護をうけているようです。犯罪に目をつむる代わりに情報や技術を提供しているのではないかということです。現実の闇が見えます。
2017年7月24日に日本でレビュー済み
サイバー空間での天才犯罪者たちがIT・ネットワーク知識を生かしてどんな凄い犯罪をしていっているのかと期待したが、期待外れでした。
主にDDOS攻撃をしかけ止めて欲しくば金を払えという犯罪者たちがどこに潜伏しているのかをアメリカの捜査当局目線でノンフィクション構成で追っているという内容です。彼ら捜査官が外国の捜査当局と国をまたいで協力している様子等が上手いタッチで描かれていました。
翻訳も上手くされており読みやすかったです。
主にDDOS攻撃をしかけ止めて欲しくば金を払えという犯罪者たちがどこに潜伏しているのかをアメリカの捜査当局目線でノンフィクション構成で追っているという内容です。彼ら捜査官が外国の捜査当局と国をまたいで協力している様子等が上手いタッチで描かれていました。
翻訳も上手くされており読みやすかったです。
2014年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
定価は2000円超と少し値は張りますが、
元は十分とれます。
あまりに面白いので、私は人にプレゼントするため
もう一冊買ってしまったほど。
ブックメーカー、オンラインポーカー、アダルトサイトと、
欲望渦巻くネットビジネスの裏側について、
犯罪者vs犯罪者、犯罪者vs捜査官という視点で描かれており、
圧倒されます。
一気読みするあの快感を味わいたい人に、
自信を持っておすすめできる一冊です。
元は十分とれます。
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2014年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に面白かった。
ただもう少し、深く掘り下げて欲しいところもあったかな。
ただもう少し、深く掘り下げて欲しいところもあったかな。
2011年10月27日に日本でレビュー済み
日本も例外ではなく、これからのサイバー攻撃に対して警鐘を鳴らしている。
もちろん自分のパソコンもこれから、または今もこうしたサイバー攻撃に加担しているかもしれない。
そんなことを考えさせられた。
日本はこうしたサイバー攻撃に対する対策が遅れすぎているので、特に政治経済のトップの方に読んでもらいたい。
非常に詳細で映画のような印象だった。
またサイバー攻撃の実情を知るいい機会になった。
とにかく買ってよかった!
もちろん自分のパソコンもこれから、または今もこうしたサイバー攻撃に加担しているかもしれない。
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非常に詳細で映画のような印象だった。
またサイバー攻撃の実情を知るいい機会になった。
とにかく買ってよかった!
2013年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまり描かれることのない捜査する側からの情報を得ることができます。
2012年2月19日に日本でレビュー済み
所謂ノンフィクション。
技術者と捜査官の視点からサイバー犯罪を追いかける。
全体的に米英対ロシア的なノリがある。
12章「今、なにができるか」のロシアに関する記述と巻末の対談は必見。
インターネットそのものをセキュアな新たなシステムに作り替えるという一節もある。
恐らく来年には時代遅れになっているので、興味がある人は早めに読むことをオススメする。
技術者と捜査官の視点からサイバー犯罪を追いかける。
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12章「今、なにができるか」のロシアに関する記述と巻末の対談は必見。
インターネットそのものをセキュアな新たなシステムに作り替えるという一節もある。
恐らく来年には時代遅れになっているので、興味がある人は早めに読むことをオススメする。