このレチニコフはパスツールやコッホと並び称され世界的に著名な細菌学者レチニコフの実兄です。
岩倉使節団→大山巌→本著作のレチニコフ→細菌学者のレチニコフ つながりです
関連図書~実弟のレチニコフの最晩年の著作「近代医学の建設者 (岩波文庫 )」参照
岩波文庫の著作も参照、本作品とは別物です
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亡命ロシア人の見た明治維新 (講談社学術文庫 548) 文庫 – 1982/5/1
レフ イリイッチ メーチニコフ
(著),
渡辺 雅司
(翻訳)
ロシア東洋学者の眼に映った維新直後の日本と言う比較文化論として、今日なお新鮮かつ卓抜なる指摘を与えてくれるはずだ。メーチニコフが在日した明治7、8年は、大久保利通による官僚主義的中央集権化が推進された、いわば維新の変質過程でもあった。明治維新を可能にした日本の進歩的風土を高く評価する一方、頻発する士族反乱や農民一揆に、暗い翳を見、未来日本の激動を予見する書。(訳者まえがきによる)
- 本の長さ195ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1982/5/1
- ISBN-104061585487
- ISBN-13978-4061585485
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1982/5/1)
- 発売日 : 1982/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 195ページ
- ISBN-10 : 4061585487
- ISBN-13 : 978-4061585485
- Amazon 売れ筋ランキング: - 698,138位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2020年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
明治初期に来日したロシア人が書いた本であるが、同じ著者が書いて日本語訳のある「回想の明治維新―一ロシア人革命家の手記 」に比較して内容的に薄い感じがした。読んでみたが、あまり面白くなかった。
2009年3月21日に日本でレビュー済み
鋭い日本観察論である。
主筆した時期が明治8年ごろというが、明治新政府が置かれている内政問題や、対外問題に対する鋭い筆法がおもしろい。特に維新変革期に於ける問題点の指摘や、尊攘運動の問題点など、日本人すら理解できない面を把握している。既に明治六年政変の問題の指摘や、その後の西南戦争に対する予告は驚くばかりである。
恐らく、スイス亡命時代に大山巌に仏文を教授していた時期に大山から聞き及んでいたのではないかと訳者は指摘されている。そして、アナーキストとしてロシア秘密警察から狙われていた事もあり、大山の口からめーチニコフの存在を隠している部分は、共に国事犯でもあった仁義からという指摘は注目したい。
日本人に対する誤解もあるが、明治8年の段階で今後置き得る日本の問題に警鐘した点を評価したい。
主筆した時期が明治8年ごろというが、明治新政府が置かれている内政問題や、対外問題に対する鋭い筆法がおもしろい。特に維新変革期に於ける問題点の指摘や、尊攘運動の問題点など、日本人すら理解できない面を把握している。既に明治六年政変の問題の指摘や、その後の西南戦争に対する予告は驚くばかりである。
恐らく、スイス亡命時代に大山巌に仏文を教授していた時期に大山から聞き及んでいたのではないかと訳者は指摘されている。そして、アナーキストとしてロシア秘密警察から狙われていた事もあり、大山の口からめーチニコフの存在を隠している部分は、共に国事犯でもあった仁義からという指摘は注目したい。
日本人に対する誤解もあるが、明治8年の段階で今後置き得る日本の問題に警鐘した点を評価したい。