著者はもともと宇宙物理学の専門家。研究のなかで超新星の古記録などに出会い、天文考古学に踏み込んだという。
天文考古学とは、古代の暦、天文事象の記録、宇宙観などを研究するもの。古文書、壁画、巨石遺跡などが手がかりとなる。
本書では、イギリスのストーンヘンジ、古代エジプトの天文学、マヤとインカの宇宙観、インディアンの観察した超新星、古代日本の天文観測について紹介されている。本人の研究というよりは、当時の最新の学説をまとめた内容。ただ、その紹介の仕方が上手くなく、読みにくい。
飛鳥の酒舟石について大胆な仮説を述べたりも。
1982年と30年近く前の出版であり、現在ではかなり書き換えられた部分が多い。
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天文考古学入門 (講談社現代新書 660) 新書 – 1982/7/1
桜井 邦朋
(著)
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講談社現代新書660 天文考古学入門
桜井邦朋 (著)
昭和57年7月20日第1刷 講談社
定価420円
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アステカの都市テオティワカンに、奇妙な配置をした遺跡がある。
南北から一五度傾いた”死の道”や十字型に穴をうがった巨石には、
ある天体を観測するための秘密が隠されていたのだ。
古代エジプト人は、シリウスの一四六一年周期の知識をもち、
マヤには、現代よりはるかに精確な暦や時間がつかわれていた。
彼らは、宇宙の規則性をどのようにして知り得たのだろうか。
考古学だけでなく、現代天文学にも大きな影響を与えた謎もある。
アメリカ・インディアンが岸壁にスケッチした超新星や、
プレヤーデス星団の消えた星、赤く輝いていたシリウスである。
本書は、世界の七不思議を天文学の視点から調査し、新しい学問
「天文考古学」を提唱する。
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- 本の長さ197ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1982/7/1
- ISBN-104061456601
- ISBN-13978-4061456600
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1982/7/1)
- 発売日 : 1982/7/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 197ページ
- ISBN-10 : 4061456601
- ISBN-13 : 978-4061456600
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