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カオスとフラクタル: 非線形の不思議 (ブルーバックス 652) 新書 – 1986/6/1

4.6 5つ星のうち4.6 9個の評価

ニュートンの枠組を越えた新しい数学
今からほぼ10年前、「カオス」と「フラクタル」という言葉が相次いで誕生し、数学と科学の世界に大きなショックを与えた。
カオスのほうはすぐに興味を持つ研究者が続出した。一方フラクタルは、70年代の終りあたりから、物理・地理・建築・美術・哲学などの分野の人々の注目をあび、一躍話題の中心となった。
このカオスとフラクタルとはどんなものであろう。実は両者は密接な関係にあり、それを含めてわかりやすく解説したのが本書である。

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商品の説明

著者について

1925年、京都に生まれる。1947年、京都帝国大学理学部卒業。京都大学教授を経て、現在龍谷大学理工学部教授。理学博士。趣味は旅行に出かけたとき、スケッチを楽しむこと。
著書には『非線型現象の数学』『数値解析の基礎』『食うものと食われるものの数学』など多数ある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1986/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1986/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 197ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 406132652X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061326521
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 9個の評価

著者について

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山口 昌哉
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カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
9グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何年か前に、人口変化のロジスティック式を勉強するために読みました。有名な
マルサスの人口論を学ぶためでした。
第一人者の山口先生の手による、非線形問題への最高の入門書です。
ロジスティック式を差分化した、カオスの話が、明快なグラフと式で、解説されて
います。
初めのところのパイこね変換のところも、力学系の話が、とても簡潔に、書かれて
います。
後半のフラクタルも、明快です。
先のレビューアの言われるとおり、新書版のコンパクトな本ながら、最高の入門書
だと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カオスとフラタクルが分かりやすく書いてあります。
2008年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フラクタル図形に興味を持ち、まず「フラクタルとは何か?」ということから勉強しようと思い立って、本書を購入した。本書は数学者が執筆しており、内容は第1章「非線形とは何か?」という導入から各章ごとにカオスの発見および物理、生物学、工学、数値解析との関連について興味深く説明している。第5章でカオスとフラクタルの関係に述べており、2つの関係についての謎が解けた。カオスは複雑で難しいというイメージがあったが、シンプルな2次式からカオスが生まれることには感動した。本書で述べられているロバート・メイの数値実験やリー・ヨークの定理については、数学的な興味を引かれ、更に深く勉強してみたいと感じた。数学的な説明でじっくり考える部分もあったが、全体を通して興味深くておもしろく、一気に読みきってしまった。カオスのことが中心で、フラクタルに関しては少なかったので他の本を読み直そうと思うが、読んで損の無い本であった。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年11月11日に日本でレビュー済み
パソコンサンデー(小倉智明さんがパーソナリティーを務めていた)、 X68000 の番組で、マンデルブロ集合を初めて見た時は衝撃的だった。当時 X68000 はもの凄く高級品で買える訳もなく、MSX BASIC で、この本を見ながら遊んでいました。懐かしいな。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年2月26日に日本でレビュー済み
カオスについて,丁寧に解説しています.
様々な場面で,現れるカオスについての解説があります.
生物個体数や,非線型微分方程式で現れるストレンジアトラクター
等について丁寧に解説しています.
カオスの本質にあるものとしてパイこねの話が出てきて
これは分かりやすいです.
フラクタルは比較的駆け足ですが,これも分かりやすい解説がされています.
2003年8月7日に日本でレビュー済み
この本の出版自体は、かなり古いものですが、複雑系で話題の
カオスとフラクタルについて、今ほどバラエティに富んだ議論が
展開する前に、その本質について、かなりつっこんで解説しています。
この本を理解できれば、ブルーバックスという啓蒙書のシリーズで
あるにもかかわらず、カオスとフラクタルの基本的構造(特に数学的構造)
の本質に触れることができるでしょう。初めてこの分野に接する人は
もちろんのこと、ある程度複雑系についての知識のある人が読んでも
思わぬ発見があると思います。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート