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闇の歴史、後南朝 後醍醐流の抵抗と終焉 (角川選書 284) 単行本 – 1997/7/31

4.3 5つ星のうち4.3 102個の評価

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南北朝合体の後も旧南朝勢力は、室町幕府の抱える諸矛盾と結びつくかたちで再起を図り続けた。史料実証の立場から可能なかぎり関係史料を収集し、今日ほとんど知られていない後南朝の動静に光を当てる。
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

南北朝合体後も、旧南朝勢力は室町幕府の抱える諸矛盾と結びつくかたちで様々な「抵抗」を示していた。近現代史にも影を落とす、合体後約90年間の動静に光を当て、天皇家の「闇」を解明する。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA/角川学芸出版 (1997/7/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1997/7/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 247ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4047032840
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4047032842
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 102個の評価

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森 茂暁
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年10月25日に日本でレビュー済み
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ヤン・エルスターは社会科学の重要な分野として歴史と心理学を挙げた
その言葉通り氏は近著「
France before 1789: The Unraveling of an Absolutist Regime 」、「 America before 1787: The Unraveling of a Colonial Regime 」でそれぞれフランス革命前の17-18世紀フランス、アメリカ独立前史の17〜18世紀のアメリカの政治と社会の動向を同時代資料を引きつつ人間の心の「メカニズム」の理論を用いて解明している

本著「闇の歴史、後南朝 後醍醐流の抵抗と終焉 」の著者は歴史学者であり、社会科学の哲学や人間の選択についての理論を主分野とするエルスター氏とは当然アプローチが異なるが、しかし志向している方向は近いと感じる
本著の主役である後南朝(南朝、特に後醍醐流の皇胤)の人々については資料が乏しく(諱すら不明であることが多い)彼らの行動の背景にあった心理的メカニズムをmethodological individualism的に解き明かすことは現時点で不可能だが、それでも同時代資料を中心に丹念な調査と分析によりその忘れられた実像を発掘し、彼らを行動、特に15世紀前半の叛乱的活動に追い立てた背景事情に迫っている

実は私が後南朝について知っていたことはほぼこの本由来だった、というぐらい画期的な研究である

純然たる学術研究の本なのでストーリー仕立ての歴史小説のような起承転結はない
しかし本当の人間の人生は紆余曲折でストーリー仕立てにはなっていないように、丹念な仕事で外堀を埋めるように後南朝の人々の実像を浮かび上がらせる本著の方が本当の人間の息遣いを感じさせてくれると思う
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月17日に日本でレビュー済み
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もう20年以上前になるが、大河ドラマの「太平記」にはまり、鎌倉時代末期から室町時代初期(南北朝時代)に興味を持った。しかし、日本の歴史上最も混乱した時期であり、時代小説を書くには格好の舞台であるにも関わらず、吉川英治の「太平記」以外にこの時代を扱った著名な時代小説はなかった。いつしか興味も醒め、別の時代を扱った時代小説を読みふけるようになった。

この本は、その太平記の時代の一方当事者でありながら、いつの間にか歴史の表舞台から消えた南朝の後日談に関する研究書である。小説家やジャーナリストの文章ではないので、自分を含む研究者ではない一般の読者にとって、取っつきのいい文章だとはお世辞にも言えない。また、この時代についての知識のない人向けのわかりやすい説明も少ないので、この本は薄い文庫本ではあるが、わからない部分の知識をネットで補充しながら読んだこともあり、思いの外読み終わるのに時間がかかった。そのため、途中で挫折しかかったこともあるが、中身自体はすこぶる面白い。極めて少ない資料を基に、大覚寺統の末路を丁寧に描いている。「太平記」に興味を持った人であれば、その後の南朝を知るという意味で、絶対に面白い本だろう。

それにしても、タイトルの「闇の歴史」とは言い得て妙である。足利氏は現職の天皇だった後醍醐とその子孫に刃向かい破ったという、いわば「悪役」の役回りを避けるために、持明院統を擁立しながら大覚寺統を時間をかけて断絶するという回りくどい方法を用いた。そのため、南朝の人々の「その後」というのは、葬り去らなければならない、まさに「闇の歴史」となったことが、この本からよくわかる。時の権力者が意図的に葬り去った歴史であることから、当然資料も少なく研究は困難を極めるわけだが、その困難にあえて立ち向かい、闇に光を当てようとする筆者の今後の活躍に期待したい。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年5月1日に日本でレビュー済み
南朝~後南朝に至る,しぶとい抵抗勢力の歴史.
 応仁の乱の頃に至っても,これを担ぎ出そうとする勢力があった当たり,当時,「朝敵」というレッテルは現代人の我々が想像するより遥かに痛いものだったことが容易に推測可能.

 なお,論旨展開上,半ば必然的に後南朝だけでなく南朝も本書で扱う範囲に含まれる.



・南朝の皇胤たち(p.22-34)

 幕府による根絶やし政策にもかかわらず,これだけの子孫がいたとは.

・(1)東国の経営拠点が陥落するまで
(2)山名時氏が幕府に帰順するまで
(3)南北朝が合体するまで
の3期に分かれる南朝の歴史(p.36-37)

・早い段階で幾人も戦死または病死している,南朝の重要な構成メンバー(p.42)
・あまりにも貧相だった,後亀山天皇を取り巻く陣容(p.60-62)

 そんな陣容で何とか持ちこたえたのだから,幕府側の内紛もあったにせよ,よくもちこたえたというべきか.

・妥結の可能性の高い交渉だったが,「南朝が示した和平条件の中に,将軍足利義詮の『降伏』とか,後村上天皇の『天気』とかの言葉が使用されており,これに義詮がいたく立腹したため」に決裂した,正平22(1367)年の和睦交渉(p.48)

・三種の神器のみならず,二間本尊までも南朝に持ち去られていたという,北朝のハンディキャップ(p.66-67)

・「幕府が最も強く望んだのは,後亀山法皇の京都帰還であったことになる.
 旧南帝・後亀山を畿南の山中に放っておくことがいかに危険極まりないかを,幕府は十分に認識していたのである」(p.82)



・「後亀山法皇の京都帰還以降の応永末期に即して言うと,幕府にとってはやはり将軍に対して自立心の強い鎌倉府の主・鎌倉公方の支配下にある関東が,最大の要注意地帯だった」(p.85)

・「旧南朝勢力が全国的に,しかも急速に衰退していく中で,なお有力な南朝派の頭目と目されていたのは,伊勢国司・北畠氏であった」(p.108-118)
・「大湊は吉野の外港というべき役割を負い,東国に向かって開いた南朝の玄関だったのである」(p.108-109)

・「義教にとって,父・義満はならうべき模範であったのである」(p.148-149)

・「小倉宮の帰還を望んだのは,むしろ幕府の側だった」(p.150)

 どうあっても皇胤を一粒たりとも野放しにはしたくなかった模様.

・計画的犯行だった禁闕の変(p.176-197)

 よく事前に発覚しなかったものだ.
 当時の幕府は間者を使うのが不得手だったのだろうか?

・「もし山門が一味に同調して立ちあがったならば,幕府は深刻な危機に陥ったかもしれない」(p.185)

・応仁の乱において,「西軍は,東軍の天皇&将軍の権威に対するに,南朝皇胤&将軍の弟をもってしたのである」(p.236-240)



 タイトルがやけにおどろおどろしくて損をしているが,中身は真っ当な研究書なので,安心して手に取られたし.
【関心率25.59%:全ページ中,手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合.当方にとっての必要性基準】
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年6月18日に日本でレビュー済み
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著者は、1949年、長崎県生。九州大学大学院博士課程中退。現在、福岡大学教授。文学博士(1985年九州大学)。日本中世史専攻。著書に『建武政権』(講談社)、『増補改訂 南北朝期公武関係史の研究』『鎌倉時代の朝幕関係』(思文閣出版)、『佐々木導誉』(吉川弘文館)など多数。

「本書で述べる「後南朝」とは、合体後の旧南朝というほどの意味であるが、今日あまり耳にする言葉ではない」(8頁)と著者が述べている。本書が最初に刊行されたのは平成9年(1997年)であったが、現在もその状況はあまり変わらないだろう。

仮に、高校生に無作為に「後南朝という言葉をあなたは知っていますか?」と質問したとしよう。
おそらく、ほとんどの生徒がわからないと答えるのではないだろうか。
わたし自身、学校の授業で「南北朝」については学んでいても、「後南朝」については学んだ記憶が全くない。

わたしが、最初に後南朝について知ったのは井沢元彦の著書だったように思う。
著書は、「約60年にわたって存続した南朝が、政治・経済的な事情から北朝と合体しても、南朝に連なる勢力が一朝にして壊滅するとは到底考えられない。……後南朝史は、室町時代における朝廷─幕府の存在を相対化し、政治史を複眼的に分析するうえで有効な視点を提供してくれる」との考えから後南朝史を丁寧に解説してくれているのが本書である。
本書の構成は、

はじめに
序章 後南朝とは
第一章 南北合体 一天平安
第二章 後亀山法皇とその周辺
第三章 南朝皇胤と室町幕府
第四章 禁けつの変
第五章 長禄の変
終章 後南朝の終焉
おわりに

というようになっている。
北朝に対するもうひとつの朝廷である南朝がそう簡単に消滅するはずはないのだ。「その南朝が合体の後、どのように室町幕府体制と対立と協調を重ねながら、室町時代の政治史を織りなしたか」が詳細に描かれていて初心者にも読みやすい一冊。
入門書としても最適である。

また、後南朝の問題は戦後に登場した自称「天皇」の人々を考える上でも有効であるといえるだろう。
教科書で語られることのなかった「闇の歴史」である後南朝を理解するのに最適な著書。
非常に面白かったので☆5つとしました。
「後南朝って何?」と思った方にはぜひ本書をお薦めしたいと思います。
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年10月9日に日本でレビュー済み
室町時代の始め、足利義満の時代に、消滅したはずの南朝。
歴史の教科書には、その後、登場することはない。
しかし、実際は、足利幕府が不安定になるたびに、つねに南朝の影が現れていた。
足利将軍家に反抗する勢力は、南朝の後裔者を利用しようとした。
そうした、知られざる歴史が紹介され、知的好奇心をくすぐられる。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月24日に日本でレビュー済み
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 後醍醐天皇の直孫以降を中心に、歴史上葬られた系図を古文書から読み解いていく良書です。消息を辿る過程は解けないミステリーを読む感覚で楽しめます。

始めはロマンを手繰るようなイメージで読んでいたのですが、時代が時代なだけに、その内容は権力上位者による生存を賭けたすさまじいエゴ闘争の繰り返しでした。 それを逆に淡々と語られるのが南朝皇胤の感情を想像させ、読み手に伝えてきます。
 敗者の資料は少ないなか、残された僅かな足取りを丹念に調べておられる努力が伝わり、俯瞰的にしっかりと書かれていますし、古文の解説が丁寧なので内容がつかみ易く、この時代を大雑把にしか知らない自分にもしっかりと理解できました。また、装丁関係では 誤字、文法違い等もひとつも有りませんでした。
 
 時代が求め、その時代によって途絶えてしまった感のある南朝ですが、新資料が見つかることに期待とロマンを込めて感慨深く読み終えました。
 
 追記:後醍醐天皇はほとんど出てきません。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年7月15日に日本でレビュー済み
足利義満による南北朝合一によって三種の神器は北朝側に譲渡されたが、皇位の「両方の相代」や経済的な保証といった交換条件は幕府に反故にされる。旧南朝の皇胤が鬱積した不満から京を抜け出し、旧臣や反幕府勢力と結託して挙兵することもあった。虚を突いて神器を奪還した「禁闕の変」といった大事件も勃発するが、幕府は赤松氏の残党を利用して血統を根絶やしにしようとする冷酷な解決策を採り、こうした抵抗活動も歴史から消滅していく。

最後の南朝の天皇・後亀山法皇の苦悩、伊勢国司・北畠氏と南朝勢力との関係の変化も含めて、史料を交えてその「敗者の歴史」が詳しく紹介されている。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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