著者の吉田氏は朝日新聞に『核を操った科学者(E・テラーとその時代)』(1991.10.17~12.7,全42回)連載していたが、私はこれが書籍化されていないか、とずっと探していた。
この本には、水爆の父といわれているE・テラーを中心に核兵器のことが語られているので、これは吉田氏の連載の書籍化ではないか、と思って注文したのだが、そのプロローグに末尾に「本書のベースになっているのは、一九九一年に朝日新聞に掲載された長期連載『核を操った科学者──E・テラーとその時代』である。これに、その後の追加取材を踏まえて、大幅に加筆・修正して、一冊の本の形にした。」とあり、これでようやく探し当てたことになる。
連載後、9年たってからの書籍化なので、おそらく加筆や修正も充実していることでしょう。
ちなみに野口悠紀雄氏のベストセラー『「超」整理法』(中公新書)の35ページのコラムに、この連載からの引用が載っている。
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証言・核抑止の世紀: 科学と政治はこう動いた (朝日選書 655) 単行本 – 2000/7/1
吉田 文彦
(著)
- 本の長さ337ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2000/7/1
- ISBN-104022597550
- ISBN-13978-4022597557
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
米国の核戦略史に関わり続けた科学者E.テラー、80年代の核軍縮に大きな役割を果たしたゴルバチョフなど、米国・旧ソ連の当事者へのインタビューによって「恐怖の均衡」の実像に迫る。
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2000/7/1)
- 発売日 : 2000/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 337ページ
- ISBN-10 : 4022597550
- ISBN-13 : 978-4022597557
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,499,054位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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