スタジオジブリの作品がなぜ面白いのか。
それは監督の力もさることながら、やはり製作現場の空気が影響しているのではないだろうか。
著者はスタジオジブリのプロデューサーとして腕をならして、
名作の数々を生み出している。
才能のある人々の才能をどうやって引き出すのか。
その面白さと醍醐味が良く伝わってくる一冊になっている。
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仕事道楽: スタジオジブリの現場 (岩波新書 新赤版 1143) 新書 – 2008/7/18
鈴木 敏夫
(著)
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- 本の長さ211ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2008/7/18
- ISBN-104004311438
- ISBN-13978-4004311430
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2008/7/18)
- 発売日 : 2008/7/18
- 言語 : 日本語
- 新書 : 211ページ
- ISBN-10 : 4004311438
- ISBN-13 : 978-4004311430
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2008年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スタジオジブリで高畑勲さんや宮崎駿さんと、プロデューサーという立場で仕事に関わってきた鈴木敏夫さんが、自分が関わってきた仕事を振りけりつつ、一緒に仕事をし印象に残った方々や自身の仕事のやり方など語っています。
やはり、印象的なのは高畑さんや宮崎さんとの仕事の話。
お二人は非常に個性的。鈴木さんは面白おかしく二人とのやり取りを描いていますが、実際に普段の業務で自分が接していたとしたら、ここまで一緒にできたかどうか(多分無理!)。
この二人以外にも尾形英夫さん(元アニメージュ編集長)や徳間書店前社長・徳間康快さんなど個性的な人たちにもまれて仕事をしてきた様子が描かれています。
一般的に、物事を前に進める人というのは、あまり周りに気をつかいません(人間的に気を使わない人、と言うわけではないのですが)。特にモノを制作する人たちにはそのような性向が強くあると思います。そのため周りの人は振り回されて、ストレスを感じることも多いのではないでしょうか。
そういった人たちと付き合いつつ、仕事を楽しんでいる鈴木さんのスタンスは非常に特異ではあると思いますが、参考になることも多いです。
どんな本よりも、ジブリの仕事の進み方、やり方が非常にわかりやすく、生々しく描かれている本だと思います。
面白いです。
やはり、印象的なのは高畑さんや宮崎さんとの仕事の話。
お二人は非常に個性的。鈴木さんは面白おかしく二人とのやり取りを描いていますが、実際に普段の業務で自分が接していたとしたら、ここまで一緒にできたかどうか(多分無理!)。
この二人以外にも尾形英夫さん(元アニメージュ編集長)や徳間書店前社長・徳間康快さんなど個性的な人たちにもまれて仕事をしてきた様子が描かれています。
一般的に、物事を前に進める人というのは、あまり周りに気をつかいません(人間的に気を使わない人、と言うわけではないのですが)。特にモノを制作する人たちにはそのような性向が強くあると思います。そのため周りの人は振り回されて、ストレスを感じることも多いのではないでしょうか。
そういった人たちと付き合いつつ、仕事を楽しんでいる鈴木さんのスタンスは非常に特異ではあると思いますが、参考になることも多いです。
どんな本よりも、ジブリの仕事の進み方、やり方が非常にわかりやすく、生々しく描かれている本だと思います。
面白いです。
2012年1月15日に日本でレビュー済み
スタジオジブリや、鈴木敏夫さん、宮崎駿さんに興味ある人なら、手にとって損はないです。
一言でいって、おもしろいです(笑)。
おそらく、鈴木さんも独特な方なんでしょうが、それに輪をかけて独特な宮崎さん、高畑さん、徳間社長といった、個性的な方たちとの、盛り沢山のエピソード。
そのエピソードがほんとうに可笑しくて、ページをめくるたびに、笑いがこみ上げてきます。噴き出します。
ジブリの陣頭の方たちは、こんな独特な人たちばかりなのでしょうか。。
とても刺激的でおもしろそうですが、実際そのような中にいると、苦労も一際大きい、というのは、過去の自分の経験から分かります。。
しかし、優れた作品を作り出してきた人たちの姿勢からは、学ぶことが多くあります。
成功理論やセオリーなどが語られることの多くなった昨今ですが、
本書で見ることができるのは、そういったマニュアル的対応ではなく、
自分たちの純粋な想い・気持ちが、作品をつくる原動力の殆どだということ、
また、それを達成するために、環境や状況に対し、ごく現実的な対処が必要だということ。
(その手法が、少々強引だったりしますが。)
なんだかすごく、当たり前なことを、再認識させてもらった感じがします。
しかし、本書を読んでますます、鈴木さんの本音ベースの話が聞きたいと思いました(笑)。
一言でいって、おもしろいです(笑)。
おそらく、鈴木さんも独特な方なんでしょうが、それに輪をかけて独特な宮崎さん、高畑さん、徳間社長といった、個性的な方たちとの、盛り沢山のエピソード。
そのエピソードがほんとうに可笑しくて、ページをめくるたびに、笑いがこみ上げてきます。噴き出します。
ジブリの陣頭の方たちは、こんな独特な人たちばかりなのでしょうか。。
とても刺激的でおもしろそうですが、実際そのような中にいると、苦労も一際大きい、というのは、過去の自分の経験から分かります。。
しかし、優れた作品を作り出してきた人たちの姿勢からは、学ぶことが多くあります。
成功理論やセオリーなどが語られることの多くなった昨今ですが、
本書で見ることができるのは、そういったマニュアル的対応ではなく、
自分たちの純粋な想い・気持ちが、作品をつくる原動力の殆どだということ、
また、それを達成するために、環境や状況に対し、ごく現実的な対処が必要だということ。
(その手法が、少々強引だったりしますが。)
なんだかすごく、当たり前なことを、再認識させてもらった感じがします。
しかし、本書を読んでますます、鈴木さんの本音ベースの話が聞きたいと思いました(笑)。
2009年9月13日に日本でレビュー済み
映画のメーキング(政策秘話)を見るような感じです。
スタジオジブリを支える力を知りました。
自分が仕事をする際も、お客さんを支えることがすべてであることを知りました。
よい映画は、多くの人達の作業の成果だということもわかりました。
報われればよい方向に進むことがわかりました。
報われなかった時に、どこからたちなおしていくかを感じることができました。
スタジオジブリを支える力を知りました。
自分が仕事をする際も、お客さんを支えることがすべてであることを知りました。
よい映画は、多くの人達の作業の成果だということもわかりました。
報われればよい方向に進むことがわかりました。
報われなかった時に、どこからたちなおしていくかを感じることができました。
2008年7月26日に日本でレビュー済み
宮崎駿や高畑勳を始めとする、身の回りの人々とのエピソードを通じて、ジブリ作品がどのよ
うにして生まれてきたのかをプロデューサーの言葉で綴った一冊です。クリエイティブな仕事
に携わっている身として、今年一番刺激を受けた本でした。ヒット商品を作るためのノウハウ
本を数多く読むよりも、結果を残しているプロの生の声を聞くことの方が、ヒット商品を生み
出すにははるかに有意義だと思います。
中でも最も印象に残ったのは、これだけのヒット作品を生みだしてきても、過去を振り返ら
ず、常に新しいことに挑戦し続けるというジブリの皆さんの姿勢です。著者・宮崎氏・高畑氏
の3人とも還暦を過ぎても人々を感動させる新しい作品を創造できているのですから、自分も
頑張ろうという力をもらえた気がします。
「ジブリ」の名前の由来や、「ナウシカのラストは最初は違っていた」といったトリビアなエ
ピソードも盛り込まれているので、ジブリファンとして読んでも楽しめる内容です。
うにして生まれてきたのかをプロデューサーの言葉で綴った一冊です。クリエイティブな仕事
に携わっている身として、今年一番刺激を受けた本でした。ヒット商品を作るためのノウハウ
本を数多く読むよりも、結果を残しているプロの生の声を聞くことの方が、ヒット商品を生み
出すにははるかに有意義だと思います。
中でも最も印象に残ったのは、これだけのヒット作品を生みだしてきても、過去を振り返ら
ず、常に新しいことに挑戦し続けるというジブリの皆さんの姿勢です。著者・宮崎氏・高畑氏
の3人とも還暦を過ぎても人々を感動させる新しい作品を創造できているのですから、自分も
頑張ろうという力をもらえた気がします。
「ジブリ」の名前の由来や、「ナウシカのラストは最初は違っていた」といったトリビアなエ
ピソードも盛り込まれているので、ジブリファンとして読んでも楽しめる内容です。
2008年8月31日に日本でレビュー済み
最近、鈴木敏夫氏もメディアへの露出が増えて来た。そして、ついに岩波新書である。と言ってもインタビューをライターがまとめたものだ。岩波新書でもこんなことするのね。私は初めてだけど、他にもあるのだろう。ただ、鈴木敏夫の単著になっているのに違和感を感じた。『セブンイヤーズインジャパン』ストイコビッチ著 翻訳者なし(祥伝社黄金文庫)というのをひどいなと思っていたが、岩波でもするなら悪口は言えない。実際読んでみると、さすがに読みやすい。話し言葉と書き言葉はこんなに違う物かと認識を新たにした。とにかくスラスラ読める。宮崎駿のファンなので、スラスラと楽しく読んだ。
内容は鈴木氏の回顧録。テレビのインタビューや、DVDの『もののけ姫はこうして生まれた』などで聞いたり、どこかで読んだような話が多いのだが、いわば一時代を作ったチームの歴史なのだから、なかなか興味深いエピソードがいっぱい。思想とか体系とかはあまりないが、理屈っぽいのは宮崎氏や高畑氏にまかせればいいので、彼はこう言う本が向いているのかも知れない。
ジブリのアニメのファン(私はジブリファンと言うより、宮崎ファン)が暇つぶしに読むには最適。お薦めします。
内容は鈴木氏の回顧録。テレビのインタビューや、DVDの『もののけ姫はこうして生まれた』などで聞いたり、どこかで読んだような話が多いのだが、いわば一時代を作ったチームの歴史なのだから、なかなか興味深いエピソードがいっぱい。思想とか体系とかはあまりないが、理屈っぽいのは宮崎氏や高畑氏にまかせればいいので、彼はこう言う本が向いているのかも知れない。
ジブリのアニメのファン(私はジブリファンと言うより、宮崎ファン)が暇つぶしに読むには最適。お薦めします。
2008年10月3日に日本でレビュー済み
ジブリというと 高畑と宮崎の二人の顔しか浮かばなかった僕として 本書は大変勉強になった。
ジブリの映画は もはや伝説的だ。「風の谷のナウシカ」の頃からのファンとして ここ10年のジブリ映画の人気振りには 正直戸惑いも感じる。
例えば「もののけ姫」のような難解な作品が 興行記録を塗り替えるような事態は 今思い起こすと俄かに信じられない話だ。「もののけ姫」後の 連戦連勝振りは 凄まじく、スピルバーグですら敵わないという話も 先日読んだ「宮崎アニメはなぜあたる」の通りだ。
そういうジブリの商業面を支えている鈴木という方の存在が大きいということが本書を読んで良く分かった。
しかし ジブリで働く人たちは いい意味でマッドな人達である。「仕事道楽」とは良く付けた題名だ。道楽が仕事であることの 幸福感が 本書の明るさの底辺に流れている。
ジブリの映画は もはや伝説的だ。「風の谷のナウシカ」の頃からのファンとして ここ10年のジブリ映画の人気振りには 正直戸惑いも感じる。
例えば「もののけ姫」のような難解な作品が 興行記録を塗り替えるような事態は 今思い起こすと俄かに信じられない話だ。「もののけ姫」後の 連戦連勝振りは 凄まじく、スピルバーグですら敵わないという話も 先日読んだ「宮崎アニメはなぜあたる」の通りだ。
そういうジブリの商業面を支えている鈴木という方の存在が大きいということが本書を読んで良く分かった。
しかし ジブリで働く人たちは いい意味でマッドな人達である。「仕事道楽」とは良く付けた題名だ。道楽が仕事であることの 幸福感が 本書の明るさの底辺に流れている。
2008年8月24日に日本でレビュー済み
宮崎駿と鈴木敏夫。批判も多いが、それは高い評価の裏返しということで、押しも押されもせぬ世界のクリエーターコンビだ。語りおろしの形式だが、一つ一つのエピソード、言葉にクリエーターとしてのヒントが転がっているような感じだった。
宮崎の発想法というのは改めてすごい。「ヒントは半径3メートルから」「映画は内容を見ないで細部(衣装とか)を見る」。スタジオ内のどんな些細な物事にも興味関心を持つというのは、常人にはまねできない。一方、イメージを具現化する鈴木敏夫の仕事も興味深い。宮崎駿、高畑勲と出会ってからジブリプロデューサーになるまで10年間、雑誌編集者と取材先という関係に過ぎなかったのに彼らと毎日のように会い、会話の内容をすべてメモしていたと言う。
考えさせられる名言が多くて、天才の頭脳の中身を覗けた感じがした。
宮崎の発想法というのは改めてすごい。「ヒントは半径3メートルから」「映画は内容を見ないで細部(衣装とか)を見る」。スタジオ内のどんな些細な物事にも興味関心を持つというのは、常人にはまねできない。一方、イメージを具現化する鈴木敏夫の仕事も興味深い。宮崎駿、高畑勲と出会ってからジブリプロデューサーになるまで10年間、雑誌編集者と取材先という関係に過ぎなかったのに彼らと毎日のように会い、会話の内容をすべてメモしていたと言う。
考えさせられる名言が多くて、天才の頭脳の中身を覗けた感じがした。