早熟の天才という他なし。
鳥肌モノです。
建築に携わる者読むべし。
自分の無能さを自覚する。
久々の読書体験。
本物に遭遇出来た喜び。
少年よ大志を抱け。
原文は刺激的過ぎた。
圧倒的スケール感。
かつ緻密で冷徹で論理的。
伝聞や評伝が自分には
性に合っている。
モノ言う建築家の
アーキタイプ的存在で
天下泰平を語る。
意味も無く、
感化されました。
他に云う事無しです。
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丹下健三都市論集 (岩波文庫 青 585-2) ペーパーバック – 2021/10/19
豊川 斎赫
(著)
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敗戦の焼け野原から、来るべき都市のグランドデザインをえがく。東京計画1960、東海道メガロポリス構想、大阪万博会場計画など、未来都市を可視化させ、その実現構想を論じた丹下健三の都市論を精選する。壮大なスケールの計画の裏側に、透徹したリアリストの眼が光る。二巻構成のうちの都市論篇。
- 本の長さ282ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2021/10/19
- 寸法10.5 x 1.2 x 14.8 cm
- ISBN-10400335852X
- ISBN-13978-4003358528
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2021/10/19)
- 発売日 : 2021/10/19
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 282ページ
- ISBN-10 : 400335852X
- ISBN-13 : 978-4003358528
- 寸法 : 10.5 x 1.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 303,295位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,061位岩波文庫
- - 19,420位アート・建築・デザイン (本)
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2022年11月22日に日本でレビュー済み
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社会科学視点の興味で読むと、想像の範囲内かな。しかしながら、丹下健三の論に触れられるのは、悦ばしい。
2023年5月18日に日本でレビュー済み
〇 1948年から1980年の間に書かれた9篇の論稿を順に読んで、丹下先生の考え方が大きく変わって行ったことがよく分かる。それは時代が変化したためでもあろうし、不遜な言い方が許されれば先生の学問的成長であったのかもしれない。
〇 1940年代の3篇は、まったく面白くない。オフィスは生産の場で家庭は労働力再生の場という図式的な理解で、戦災を受けた日本の都市の再建を論じている。一言で言えば、古色蒼然たる粗雑な議論だと思った。
〇 1960年の3篇になるとぐっと面白くなる。当時の都市の問題として、自動車の普及によるスピードの向上、巨大ビルによるスケールの拡張、それらによって生まれた都市の拡張と秩序の混乱があると言う。そして解決策として、①都市の骨格として長期間変わらない大きな骨組みを作り、その内部に短期間で変わる小さな部分をたくさん作り込むこと、②高速道路網と個々の建物との連絡を確保すること、③都市の空間構成にスーパー・ヒューマンスケール、マス・ヒューマンスケール、ヒューマンスケールという秩序を導入することを提案する。なるほど。
〇 その具体例として『東京計画―1960』を提示するのだが、これはいけない。すこしも住んでみたいと思わない。東京湾の上にサイクル・トランスポーテーションという街区を並べて行くという構想なのだが、人や自然や文化やくつろぎやそんなものへの配慮が少しも感じられない。規格品を大量に生産・消費する時代の産物だと感じた。
〇 1980年に書かれた最後の1篇は、本書のなかで最も共感を覚えた文章である。欧米の都市と比較して東京には、バラック性、無計画性、没文化性、私権中心・公共性不在があると指摘したうえで(それにしてもここまで否定的に言うかな)、これからは鈴木都政のもとでこれらを解決してゆくのだ、と明るい展望を述べている。そのなかでは人々の暮らしや環境や文化に目が向けられており、やっと今日的な都市論に到達したと感じた。
〇 1940年代の3篇は、まったく面白くない。オフィスは生産の場で家庭は労働力再生の場という図式的な理解で、戦災を受けた日本の都市の再建を論じている。一言で言えば、古色蒼然たる粗雑な議論だと思った。
〇 1960年の3篇になるとぐっと面白くなる。当時の都市の問題として、自動車の普及によるスピードの向上、巨大ビルによるスケールの拡張、それらによって生まれた都市の拡張と秩序の混乱があると言う。そして解決策として、①都市の骨格として長期間変わらない大きな骨組みを作り、その内部に短期間で変わる小さな部分をたくさん作り込むこと、②高速道路網と個々の建物との連絡を確保すること、③都市の空間構成にスーパー・ヒューマンスケール、マス・ヒューマンスケール、ヒューマンスケールという秩序を導入することを提案する。なるほど。
〇 その具体例として『東京計画―1960』を提示するのだが、これはいけない。すこしも住んでみたいと思わない。東京湾の上にサイクル・トランスポーテーションという街区を並べて行くという構想なのだが、人や自然や文化やくつろぎやそんなものへの配慮が少しも感じられない。規格品を大量に生産・消費する時代の産物だと感じた。
〇 1980年に書かれた最後の1篇は、本書のなかで最も共感を覚えた文章である。欧米の都市と比較して東京には、バラック性、無計画性、没文化性、私権中心・公共性不在があると指摘したうえで(それにしてもここまで否定的に言うかな)、これからは鈴木都政のもとでこれらを解決してゆくのだ、と明るい展望を述べている。そのなかでは人々の暮らしや環境や文化に目が向けられており、やっと今日的な都市論に到達したと感じた。
2023年1月26日に日本でレビュー済み
丹下健三は、あのフジテレビ本社や東京ドームホテルなどを設計したことで知られる超一流の建築家です。私は文系であり建築学には殆ど縁が無い人間なので、この本に書いてある数式や専門的な話は意味がわかりませんでした。しかし丹下健三は巨匠なだけあって哲学にも精通しており、しかも彼自身も興味深い持論の持ち主なのでした。なのでこの『丹下健三都市論集』は、思想書としてもとても楽しめる一冊でした。
I節目は、「都市の再建」です。丹下健三は広島平和記念資料館本館を設計した人で、戦後日本の再建を提言しました。丹下によると近代日本は封建的な農村をそのまま停滞させた一方、近代工業を軍国的に育成しました。しかし農村と工業の両者は、封建的資本に支配されてきたとのことです。また、日本の建設現場も封建的資本に支配されていて、大工もタテ社会が強いです。丹下は日本の悪しき封建制と戦い、平和的民主改命を希求します。
II節目は、「東京改造計画」です。この節は、今でいう加速主義と親和性が高いと思います。人間が自動車に乗って高速道路を激走するようになり、超音波による無線通信が開拓された頃のスピード感が感じられる節でした。特に東京には機能と人口が集中し、広大・多種多様・複雑怪奇なネットワークが敷かれています。丹下は、「東京計画ー1960」という壮大な都市計画を立案していました。
III節目は、「巨大都市の未来」です。アメリカ・ヨーロッパ・ソ連・日本の経済が加速的に成長していた頃の、勢いの良さが感じられる節でした。人口爆発と宇宙空間への進出など、ガンダムみたいな話も書いてありました。そしてこの節の終盤では、1970年の大阪万国博覧会会場計画が展開されます。私はこの本を読んで、2025年の大阪万博で「ガンダムパビリオン」が開催される理由が何となくわかった気になりました。70年大阪万博の〈地下〉が人類の過去、〈地上〉が現在、〈空中〉が未来を象徴しているという話がすごいなあと思いました。そして岡本太郎の「太陽の塔」が過去・現在・未来を貫く人類の生命力を象徴している所に、私は大きな感銘を受けました。
この『丹下健三都市論集』はとても面白い読み物でしたが、日本の封建主義を崩したり日本に民主主義を定着させたりするのは、実際問題そう簡単には行かないだろうなあ……というのが私の立場です。日本人は谷崎潤一郎のようにお上に隷属するのが好きな人が多そうなので、丹下さんが構想するような民主革命を実現するのは難しいんじゃないかな、と少なくとも私は思いました。
I節目は、「都市の再建」です。丹下健三は広島平和記念資料館本館を設計した人で、戦後日本の再建を提言しました。丹下によると近代日本は封建的な農村をそのまま停滞させた一方、近代工業を軍国的に育成しました。しかし農村と工業の両者は、封建的資本に支配されてきたとのことです。また、日本の建設現場も封建的資本に支配されていて、大工もタテ社会が強いです。丹下は日本の悪しき封建制と戦い、平和的民主改命を希求します。
II節目は、「東京改造計画」です。この節は、今でいう加速主義と親和性が高いと思います。人間が自動車に乗って高速道路を激走するようになり、超音波による無線通信が開拓された頃のスピード感が感じられる節でした。特に東京には機能と人口が集中し、広大・多種多様・複雑怪奇なネットワークが敷かれています。丹下は、「東京計画ー1960」という壮大な都市計画を立案していました。
III節目は、「巨大都市の未来」です。アメリカ・ヨーロッパ・ソ連・日本の経済が加速的に成長していた頃の、勢いの良さが感じられる節でした。人口爆発と宇宙空間への進出など、ガンダムみたいな話も書いてありました。そしてこの節の終盤では、1970年の大阪万国博覧会会場計画が展開されます。私はこの本を読んで、2025年の大阪万博で「ガンダムパビリオン」が開催される理由が何となくわかった気になりました。70年大阪万博の〈地下〉が人類の過去、〈地上〉が現在、〈空中〉が未来を象徴しているという話がすごいなあと思いました。そして岡本太郎の「太陽の塔」が過去・現在・未来を貫く人類の生命力を象徴している所に、私は大きな感銘を受けました。
この『丹下健三都市論集』はとても面白い読み物でしたが、日本の封建主義を崩したり日本に民主主義を定着させたりするのは、実際問題そう簡単には行かないだろうなあ……というのが私の立場です。日本人は谷崎潤一郎のようにお上に隷属するのが好きな人が多そうなので、丹下さんが構想するような民主革命を実現するのは難しいんじゃないかな、と少なくとも私は思いました。
2022年1月26日に日本でレビュー済み
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