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ほらふき男爵の冒険 (岩波文庫 赤 442-1) 文庫 – 1983/4/18

4.2 5つ星のうち4.2 12個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (1983/4/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1983/4/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 260ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4003244214
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4003244210
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 12個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初から最後まで、よくもこんな馬鹿馬鹿しい話を書き連ねたものだと感心しました。難しいことを考えるのに疲れたとき、気分転換に良いのでは?
2008年12月31日に日本でレビュー済み
私の大好きな洋画「バロン」の元となった小説であります。いや、面白かった。
映画のあのシーンはこれかという場面が出てくるたびニヤリとしてしまいます。
とにかく見事なまでに「そんなばかな」と言いたくなる面白おかしい内容で最初から最後までじっくり楽しめました。
ギュスターヴ・ドレーによるたくさんの挿絵も非常に魅力的でありましたナ。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年1月27日に日本でレビュー済み
18世紀ドイツの作家ビュルガー(1747-1794)により出版された、ミュンヒハウゼン男爵を主人公とする冒険譚。1786年。

奇想を突き抜けてナンセンスに到る小話(?)の数々に笑いながら楽しめました。解説によると、ミュンヒハウゼン男爵自身は17世紀ドイツに実在した人物であるそうですが、エピソードの多くは何世紀も猟師や船乗りの間で語り継がれた謂わば「民間伝承」「民話」であるとのこと。あちこちに散在している民衆の酒飲み話・盛られた自慢話がこうして集まって一冊の本となっていると思うと、愉快です。

冒頭の「ミュンヒハウゼン男爵自身の話」が一番面白かったです。特にその中の「月に登る」は、罪のない子どもの空想同然の、奇想と論理的ナンセンスが楽しい。全編にわたり多数収録されているギュスターヴ・ドレの挿絵もいいです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中世から近代にかけて作られた東西の様々なファンタジー物語の中で、この「ほらふき男爵の物語」もなかなかの輝きを放っています。ドイツの男爵がサロンで語っていたジョーク話を、後に様々な創作家、編集者たちの手によって編纂されて現在の形に至ります。現代風に定義すると、テリー・ギリアム監督やティム・バートン監督が制作するような「ダークコミカルファンタジー」の部類になるように思います。実際、たしかテリー・ギリアム監督はほらふき男爵の物語をベースにした映画を作っていましたね。

「ダークファンファンタジー」という分類の通り、「狼が馬を食っていったら、馬の中にすっぽり入ってしまった」「馬がまっぷたつに割れてしまった」などの描写は、日本人の感覚としては少々生々しい部分もあります。もっとも、全体として見れば「超人的な能力を持った仲間を集めて、トルコの大富豪の宝をかっさらう」話など、少年週刊ジャンプやJRPG(日本のロールプレイングゲーム)の王道を行くようなプロットがあり、様々な興味深さとひらめきがあります。

生物の描写を遠くから眺められる方には、実に面白い作品だと思いますね。邦訳を新しくして仕立て直せば、もっと楽しめるかもしれません。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2000年11月18日に日本でレビュー済み
ギリアムの映画「バロン」の原作となったのがこの作品。 ミュンヒハウゼン男爵が、若かりしころの荒唐無稽、空前絶後の冒険談を、今夜もぽつぽつと語り始めます。 信じられないけど、ちょっぴり信じたい。 そんな小編がたくさん収録されています。 銅板画による挿絵も奇麗です。 映画と比較してみるのも面白いかも。 男爵、挿絵とそっくりですよ。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古本自体の品質は高いが、本の内容は思っていたほどで無かった。また面白そうな題名の本を読んで見たい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年6月15日に日本でレビュー済み
世に嘘は日々あるが(首相の嘘、おれおれ詐欺の嘘)、ほんとにスカッとする法螺は多くはない。
5指に入るのは、ガルガンチュア、ガリバー、アラジン、孫悟空とこのミュンヒハウゼンというところか。
陸の冒険、海の冒険がさまざまに語られるが、前半の陸の冒険がもっともスカッとしている。
海の冒険は、当時の時事的な海外事情を織り込み過ぎて、今から見ればかえって時期的制約を感じさせる。
陸の冒険は、空間的イメージが明快で文句なく笑える。
果たして、日本にこのような文学があったか?
今昔物語や御伽草子などに、変身や妖怪、滑稽譚など、クスリとする話はあるが、抱腹絶倒といったスケールの大きな法螺話は思い当たらない。
法螺の乏しい社会には、せこい嘘がはびこるのではないか?(ちょっと短絡かも)
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年8月26日に日本でレビュー済み
翻訳が、いかにも楽しげな語り口というスタイルで、名訳だと思った。巻末の解説も興味深い。ほらふき男爵のモデルとされる人物も破天荒であるが、この本にある話は、猟師や兵士や船乗りなどが一杯機嫌でやる自慢話や与太話など民間伝承のたぐいを集成したもので、この本の主人公のミュンヒハウゼン男爵がとりわけの種の話の名人であったことから、この物語の語り手に擬せられたなどのことが紹介されている。
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