著者について
潘 洵(はんじゅん,Pan Xun)
1965年生まれ.中国四川大学歴史学博士.現在,西南大学歴史文化学院教授.中国現代史学会理事,重慶市歴史学会副会長,重慶抗戦大後方歴史文化研究会副会長,重慶市中国抗戦大後方研究センター副主任.『重慶爆撃档案文献―抗戦期重慶爆撃日誌』(重慶出版社,2011年),『抗戦期西南銃後社会変遷研究』(重慶出版社,2011年),『国共合作重慶交渉図史』(重慶出版社,2012年),『抗戦期重慶大轟炸研究』(商務印書館,2013年)
徐 勇(じょゆう,Xu Yong)
1949年生まれ. 北京大学歴史学博士.現在,北京大学歴史系教授,北京師範大学歴史学院特任教授.北京市日中文化交流史研究会会長,日中歴史共同研究中国側委員,日本国際文化研究センター外国人研究員,韓国高麗大学客員教授等を歴任.『近代中国軍政関係と「軍閥」言説研究』(中華書局,2009年),『征服の夢-日本の中国侵略戦略』,共著『日中歴史共同研究報告書』(勉城出版,2014年)等,その他「南方党人の「武力」認識」とその建軍モデルの類型的研究」,「東北地縁戦略と朝鮮戦争の関係の再検討」等100本近くの論文を発表.
波多野澄雄(はたのすみお)
1947年生まれ.慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程(政治学専攻)修了,博士(法学),現在,国立公文書館アジア歴史資料センター長,外務省「日本外交文書」編纂委員会委員長,筑波大学名誉教授.単著に『幕僚たちの真珠湾』(朝日新聞社,1991年),『太平洋戦争とアジア外交』(東京大学出版会,1996年),『歴史としての日米安保条約』(岩波書店,2010年),『国家と歴史』(中公新書,2011年),『宰相鈴木貫太郎の決断――「聖断」と戦後日本』(岩波現代全書,2015年)など.
柳英武(りゅうえいぶ,Liu Yingwu)
1971年生まれ.筑波大学大学院人文社会科学研究科国際政治経済学専攻修了.博士(国際政治経済学).現在,筑波大学人文社会科学研究科研究員.「東アジアにおける近代条約システムの形成―1899年中韓通商条約の締結とその国際的意味」『筑波大学国際公共政策論集』(第31号,2013年2月),『東アジアにおける近代条約関係の成立』(龍渓書舎,2015年)ほか.
