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転換する戦時暴力の記憶 戦後ドイツと〈想起の政治学〉 単行本 – 2024/10/31

5つ星のうち4.5 2個の評価

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なぜ第二次世界大戦終結から八〇年近く経ついまも、戦時暴力の物語が小説や映画などを通して生み出され続けているのだろうか――日本と同様に敗戦を経て戦後体制が創出された(西)ドイツで、どのような暴力や犠牲者が記憶・追悼されてきたのかを辿りながら、想起という営みが国家のあり方を規定してきたことを明らかにする。

目 次

序 章 なぜ戦時暴力は記憶されつづけるのか?
 1 問題の所在――「神話的暴力」
 2 法と体制
 3 暴力の表象とその変化――原爆暴力を事例に
 4 暴力・体制・記憶

第1章 汚れなき国防軍兵士――戦争体験の記憶
 1 戦争の記憶の構造
 2 戦争映画に見る記憶の構造
 3 「汚れなき(sauber)」国防軍の「汚れなき」戦争
 4 脱走兵・兵役拒否者と司法権力
 5 濃縮された暴力の記憶

第2章 苦難からの復興――空襲の記憶
 1 「タブー」としての空襲の記憶?――ハンブルクとドレスデン
 2 「復興物語」としての空襲の記憶

第3章 ホロコーストのトランスナショナル化と「ホロコースト・モデル」
 1 ホロコーストの記憶のトランスナショナル化
 2 「フランス革命モデル」から「ホロコースト・モデル」へ

第4章 受動的犠牲者としての加害者――戦争体験記憶の構造転換
 1 映画『スターリングラード』
 2 国防軍の犯罪
 3 映画『私たちの母たち、私たちの父たち』
 4 脱走兵の名誉回復問題

第5章 克服から犠牲の受容へ――空襲記憶の構造転換
 1 記憶の転換
 2 『火禍』と写真集『火禍現場』
 3 映画『ドレスデン』

第6章 グローカル化する記憶
 1 ポーランドにおける記憶のグローカル化
 2 ドイツ移民社会における記憶のグローカル化

終 章 〈想起の政治学〉――創建神話としての暴力
 1 法/体制と記憶
 2 戦後体制からポスト戦後体制へ
 3 戦後日本と〈想起の政治学〉

 あとがき
 注
 人名索引/事項索引
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商品の説明

著者について

高橋秀寿(たかはし・ひでとし)
1957年生まれ.立命館大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学.文学博士.立命館大学文学部特任教授.専門はドイツ現代史・現代社会論.著書に『再帰化する近代――ドイツ現代史試論』(国際書院,1997年),『ホロコーストと戦後ドイツ――表象・物語・主体』(岩波書店,2017年),『時間/空間の戦後ドイツ史――いかに「ひとつの国民」は形成されたのか』(ミネルヴァ書房,2018年),『反ユダヤ主義と「過去の克服」――戦後ドイツ国民はユダヤ人とどう向き合ったのか』(人文書院,2023年)など.

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2024/10/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/10/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000240692
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000240697
  • 寸法 ‏ : ‎ 2.09 x 12.9 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.5 2個の評価

著者について

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高橋 秀直
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2025年3月18日に日本でレビュー済み
     二度の世界大戦を経験し、日本の敗戦から80年がたち、いまや誰もが気づいている。平和を維持するよりも戦争を起こすことのほうが簡単なのだ、と。なぜこんなことになってしまったのか。世界平和は永遠に訪れることはないのか。戦争と平和をめぐる、このなんともやりきれない想いと問いかけに応えてくれるのが本書だ。ドイツの高名な思想家アーレントやベンヤミンを引きながら、世の成り立ちの根源には暴力が存在すると著者は説く。そして、戦時暴力の記憶はなぜ公的に想起されつづけるのかを分析し、「法」や「体制」と記憶との関係性を解き明かしていく。
     論述に際して著者が用いる手法は対比と類比だ。例えば対比では、ベンヤミンの「神話的暴力」と「神的暴力」の対比に著者独自の解釈を加え、広島と長崎への原爆投下は、戦後日本の法を措定した「神話的暴力」だったと著者は説く。同様に、ナチスによる戦時暴力も、戦後ドイツの法秩序を決定づける「神話的暴力」だった。これに対して、『はだしのゲン』の主人公ゲンを、『この世界の片隅に』の主人公すずと対比させ、ゲンは戦後体制に対して「神的暴力」を行使したのだと読み解く。ゲンのような、普通の生身の人間の暴力に「神」という比喩を使うことには違和感もあるが、日々平和にくらしていても周りは暴力にあふれているという評者のこのやりきれなさに、本書は考えるヒントを与えてくれた。
     類比もまた本書の論述を支えている。本書を読むまで評者は、ホロコーストも「ヒロシマ・ナガサキ」も、比較を許さない唯一無二の悲惨な出来事だと(勝手に)思い込んでいた。だが、ドレスデン空襲の犠牲者は、「ヒロシマ・ナガサキ」の犠牲者より多いのだ(本書72ページ)。ポーランド人から見れば、カティンの森事件とホロコーストの類比は可能なのだ(本書165ページ)。
     著者は、分析に有効だからという理由だけで対比や類比を活用しているわけではない。たとえ当事者たちにとっては忘れてしまいたい出来事であっても、記憶に値する、語り継ぐべき、人類が共有すべき事例がある。使命感をもって著者はこの課題に臨んでいるのだ。