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東京大空襲60年母の記録: 敦子よ涼子よ輝一よ (岩波ブックレット NO. 648) 単行本 – 2005/3/4

4.5 5つ星のうち4.5 5個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2005/3/4)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/3/4
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 55ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000093487
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000093484
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 5個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もう胸が いっぱいになり
涙が止まりませんでした。
戦争はしりませんが
小さく弱い子供達が 無念であったと思います。
戦争は 何も生まないと悲しみだけだと。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
二人の双子の赤ちゃんと男の子、3人の子供を大空襲で一緒に逃げながら失ってしまった森川さんの体験、想像に絶する悲惨な話ですが、私は母が東京大空襲を
体験し話を何度も聞いていたので、なんか他人ごとではなく思えました。
 早乙女勝元さんの解説。この空襲に至る前の経過からその後の大本営発表など大変よくわかり、心底からの恐ろしさと怒りが湧き、驚きと共感しきりでした。
ほかにも早乙女さんの東京大空襲の本を買いました。そちらには写真が多く引き込まれました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の状態は、説明通りきれいでした。新品同様でした。
問題なく購入できました。
2009年2月3日に日本でレビュー済み
 この本の感想を書こうと、実は1年半も苦闘している。感想が書けないのは、「感想など不要だ」と、心の中で叫んでいるからでもある。みなさん、この本を直接読んでください!それだけが、僕の伝えたいことだ。

 昭和20年3月10日のアメリカ軍による東京大空襲で、四歳の長男と生後八ヵ月の双子の長女と次女、3人のわが子すべてを失った母の痛切な記憶を描いた本だ。一晩のうちのできごとを母の筆が再現している。空襲から1年後の昭和21年に、この文章を書いたとき、森川さんは、おそらく泣き続けて書いたはずである。

 感想を書こうと読み返しては、止まらない涙が出る。森川さんの涙は、僕が読み返すことで再現され、通勤バスの中でも、自宅の深夜でも、それは読むたびに自分の体験のように胸に刻まれて、えぐるように辛くなる。そして、感想などとても書けない。

 子を育てていた日常のすべて、子と関わった連続した記憶の全部を、避難する過程ですべて喪失した森川さんの体験を誰もしたくないと思う。思うはずなのに世界で戦火は絶えることはない。森川さんの体験は、今日もどこかで繰り返されて止むことがないのだ。
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