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軍記物語と合戦の心性
佐伯 真一
著
発行年月 |
2021年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
580p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784909658548 |
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商品コード |
1033023782 |
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NDC分類 |
913.43 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年06月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033023782 |
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著者紹介
佐伯 真一(著者):1953年生まれ。
同志社大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。帝塚山学院大学助教授、国文学研究資料館助教授を経て、青山学院大学文学部教授。
主要著書:『平家物語遡源』(若草書房・1996年)、『戦場の精神史─武士道という幻影─』(日本放送出版協会・2004年)、『建礼門院という悲劇』(角川学芸出版・2009年)、『「武国」日本─自国意識とその罠─』(平凡社・2018年)、『四部合戦状本平家物語全釈・巻六〜巻十一』(共著、和泉書院・2000〜2017年)、『平家物語大事典』(共編、東京書籍・2010年)など。
内容
前近代の日本では、合戦即ち戦争をどのように考え、感じ、表現していたか。それを考えることが、本書の目的である――。
本書は、人々の合戦に関わる思考や感情を包括しつつ、歴史叙述、信仰、異国合戦、武士道など、多岐にわたるテーマを扱い論じていく。分析の対象は『平家物語』『曽我物語』『太平記』『予章記』などの諸作品のほか、「軍記」「軍神」「良将」「武士道」といったいっけん自明な言葉の概念にも及ぶ。
これからの軍記物語論のためになくてはならない書です。
【前近代の日本では、合戦即ち戦争をどのように考え、感じ、表現していたか。それを考えることが、本書の目的である。書名に用いた「合戦の心性」は落ち着かない言葉だが、たとえば武器を取って戦っていた者はもちろん、突撃を命ずる者、戦いの周辺で被害に遭った者、勝利や無事を祈っていた者、ただ傍観していた者、そして後にその物語を語る者・聴く者等々、さまざまな人々の合戦に関わる思考や感情を包括するつもりで選んだ表現である。】......「はじめに」より