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オートメーションと労働の未来(Z books 002)

アーロン・ベナナフ  著

岩橋 誠, 萩田 翔太郎, 中島 崇法  翻訳
佐々木 隆治  監修
在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 1週間  数量 冊 
価格 \2,420(税込)         

発行年月 2022年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 277p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/労働経済・人口
ISBN 9784909237774
商品コード 1035258697
NDC分類 366
基本件名 労働
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2022年12月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035258697

著者紹介

アーロン・ベナナフ(著者):シラキュース大学社会学部助教。専門は経済史、社会理論。『ジャコビン』『ガーディアン』『ニューレフトレビュー』などに多く寄稿。2015年、論文「失業の世界史―1949年から2010年の世界経済における過剰人口」によりカリフォルニア大学ロサンゼルス校で博士号を取得。フンボルト大学ポスドク研究員、シカゴ大学特任助教などを経て現職。本書は、スペイン語、ドイツ語、韓国語など世界中で翻訳されており、大きな反響を呼んでいる。
岩橋 誠(翻訳):NPO法人POSSEスタッフ。POSSEで技能実習生など外国人労働者やクルド人など難民の支援に携わる。国際NGO・Clean Clothes Campaign運営委員。withnews「やさしい日本語で答える仕事の悩み」執筆。京都大学経済学部卒。北海道大学公共政策学研究センター研究員。翻訳家。国際ジャーナリスト。共著に、『外国人労働相談最前線』(岩波ブックレット、2022年)、共訳書に、キア・ミルバーン『ジェネレーション・レフト』(堀之内出版、2021年)。
萩田 翔太郎(翻訳):歴史研究者。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。専門はイギリス近代史・労働史・文化史。NPO法人POSSEにボランティアとして参加。雑誌『POSSE』でラダイト運動(機械打ちこわし運動)について連載中。共訳書に、キア・ミルバーン『ジェネレーション・レフト』(堀之内出版、2021年)。
中島 崇法(翻訳):英語学者。福岡大学講師。東北大学文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は英語統語論。そのほか、海外の社会運動に関する文献の翻訳に携わる。翻訳文献に「#BlackLivesMatterから黒人解放へ」『思想』(岩波書店、2021年)など。
佐々木 隆治(監修):立教大学経済学部准教授。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。日本MEGA編集委員会編集委員。著書に、『マルクスの物象化論[新版]』(堀之内出版、2021年)、A New Introduction to Karl Marx, Palgrave Macmillan, 2021、『マルクス 資本論』(角川選書、2018年)、『カール・マルクス』(ちくま新書、2016年)、『私たちはなぜ働くのか』(旬報社、2012年)、『ベーシックインカムを問いなおす』(共編著、法律文化社、2019年)、『マルクスとエコロジー』(共編著、堀之内出版、2016年)など。

内容

「AI技術の発展にともなう急速な自動化(オートメーション)によって、多くの仕事が不要になり大量失業が引き起こされる」
そんな言説が、シリコンバレーの有力者から、政治家、批評家などにまで広がり、雇用危機が盛んに論じられている。

しかし、本当に「オートメーション化」によって、私たちが直面しつつある雇用危機は説明できるのだろうか? 世界的に注目を集める社会理論家アーロン・ベナナフが、このような「オートメーション論」が抱える誤りを明らかにし、その裏に隠された資本主義の根本的な問題に迫る。


◎「仕事を奪われる!」という「オートメーション論」の裏に隠れる資本主義の構造

◎雇用とAI・自動化のあいだにある意外な関係

◎AI時代の大量失業対策としてのベーシック・インカム(BI)論が抱える問題

◎コロナ後の世界で、真に豊かな社会を築くために私たちがなすべきことは?


これまでの「AIと仕事」論を塗り替える、革新的な一冊。
読んだあとには、新たな未来が拓ける!


【推 薦】
ロボットの脅威は嘘だ!真の未来を知る必読書。
斎藤幸平(経済思想家、『人新世の「資本論」』集英社新書など)

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