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山本宣治(やません)に学ぶ「科学・共同・ジェンダー」~市民と野党の共同の原点がここにある~
本庄豊
著
発行年月 |
2021年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
103p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784889002621 |
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商品コード |
1033736815 |
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NDC分類 |
289.1 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年11月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033736815 |
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著者紹介
本庄豊(著者):1954年10月、群馬県安中市松井田町に生まれる。群馬県立前橋高等学校を経て、東京都立大学経済学部卒。国家公務員・地方公務員勤務後、京都府南部の公立中学校教員となり社会科を教える。この間、労農党代議士で生物学者でもあった山本宣治を中心とする、近代日本社会運動史や近代日本移民史を研究。立命館宇治中学校・高等学校を定年退職後、現在は立命館大学と京都橘大学で非常勤講師、戦争孤児たちの戦後史研究会代表委員、京都総評宇治城陽久御山地区労働組合協議会役員。2021年8月にひとり親方DANBE工務店を起業。
山宣関係以外の著書に、『戦争孤児』(新日本出版)、『「明治150年」に学んではいけないこと』(日本機関紙出版センター)、『魯迅の愛した内山書店』(かもがわ出版)、『いじめる子』(文理閣)、『ポランの広場~瓦解した「宮澤賢治の理想郷」』(かもがわ出版)、『新ぼくらの太平洋戦争』(同)、長編推理小説『パウリスタの風』(群青社・紫式部市民文化賞受賞)、編著に『近代日本移民の歴史』全四巻(汐文社)、『戦争孤児たち戦後史』第二巻(吉川弘文館)など。
内容
「山宣ひとり孤塁を守る……」は、戦争とファシズムに反対した山宣こと山本宣治=孤高の人というイメージを広げたが、しかし実際には彼の大衆的人柄は多くの人々に愛された。治安維持法改悪には170人の議員が反対し、生物学者・性科学者であり科学と政治のかかわりを実践的にとらえていた山宣の生き方は、今日の市民社会と政治のあり方に新たな視座を与えるだろう。
〈推薦のことば〉
衆議院議員・立憲民主党国会対策委員長 安住 淳
私は、山本宣治先生の主義主張を超えた人間のあるべき姿を見い出したのです。立場は違いますが、あのようにありたい。時代に流されずに、おもねらず、筋を通す。時代を超越した凄みを、私は感じました。
衆議院議員・日本共産党国会対策委員長 穀田 恵二
立憲野党は、戦争への道許さないという立場で闘っています。「だが私は淋しくない 背後には大衆が支持してゐるから」の文言を、現代に置き換え、「市民と野党の共闘」が厳然と存在するとしました。