丸善のおすすめ度
ロビン・フッドの森~中世イギリス森林史への誘い~(世界史の鏡 環境 7)
遠山茂樹
著
発行年月 |
2022年04月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
5p,222p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/イギリス・アイルランド史 |
---|
|
|
ISBN |
9784887085152 |
---|
|
商品コード |
1032799435 |
---|
NDC分類 |
233.04 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2022年06月2週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032799435 |
---|
著者紹介
遠山茂樹(著者):1953年宮城県に生まれる。早稲田大学教育学部卒業,明治大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士後期課程単位取得満期退学。東北公益文科大学名誉教授。
内容
本書の目的は,イギリス中世の森と人間のかかわりを歴史的にさぐることである。その歴史をふりかえりながら,森と人間のかかわりをアウトロー物語と忠実の両面から考えてみることにある。
さて,中世イギリスの森のアウロトーといえば,シャーウッドの森に愉快な仲間と暮らすロビン・フッドを思い浮かべる読者は多いのではないだろうか。「金持ちから金銭を奪い取り,貧しい者に与える」というロビン・フッドのイメージは後世につくりあげられたもので,本来のものではない。
そう,この物語をひもときながら,変幻自在のロビン・フッドの多様な姿をさぐってみたい。
それにしても,森と人間のかかわりは多様であり,時代の経過とともにさまざまな変貌を遂げてきた。本書では,そのごく一部にすぎないが,いくつかのルートをたどって歴史の中の森を散策することにしよう。