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東南アジアにおけるケアの潜在力~生のつながりの実践~(地域研究叢書 35)
速水 洋子,
京都大学東南アジア地域研究研究所
編
発行年月 |
2019年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,586p |
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大きさ |
23cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784814002009 |
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商品コード |
1029388549 |
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NDC分類 |
369.0223 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年04月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029388549 |
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著者紹介
速水 洋子(編者):1959年生まれ。ブラウン大学大学院博士課程修了、Ph.D.(人類学)。京都大学東南アジア地域研究研究所教授。著書に「差異とつながりの民族誌」など。
内容
これまでの社会福祉論では,先進国が主流として扱われ,中進国や発展途上国は専らその「遅れ」が指摘されるばかりであった。しかし,東南アジアでは,超ハイペースで少子化・高齢化が進み,また移動労働などによる家族の変化の中で急速に増大するケアニーズに対して,制度整備の遅れを埋める形で,文字通り生きる実践としてのケアが立ち現れている。欧米では市場原理と個人主義のへのアンチテーゼとして提起された「社会全体で担うケア」という論理が,元来,東南アジア社会には内包されているのではないか。ネオリベラリズムのもとで主張される「自助努力」や「アクティブ・エイジング」を東南アジアから捉え直し,社会に埋め込まれたケアのつながりの活性化から,新たなケア原理を模索する。