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新型コロナワクチン~遺伝子ワクチンによるパンデミックの克服~
杉本 正信
著
発行年月 |
2021年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,128p,4p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/内科学/感染症 |
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ISBN |
9784807920167 |
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商品コード |
1032886860 |
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NDC分類 |
493.87 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年07月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032886860 |
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内容
mRNAワクチンとは? ウイルスベクターワクチンって何?
遺伝子ワクチン開発の草分け研究者が徹底解説
今回の新型コロナウイルス感染症では、2021年2月23日現在、感染者は1億1172万人、死者は247万人に達しています。幸いなことに、遺伝子操作などを駆使して開発されたいわゆる「遺伝子ワクチン」が、これまでにないスピードで開発され、ようやく日本国内でも、2021年2月7日に、新型コロナウイルスに対するワクチン接種が始まりました。
今のところ世界で接種の始まった遺伝子ワクチンは、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンとウイルスベクター(VV)ワクチンですが、いずれもこれまであまり人体に用いられたことのないタイプのものです。そのために、副反応を恐れている方もいるでしょう。しかし、これらのワクチン開発の背景には、20?40年前から積み重ねられてきた基礎研究があります。
本書では、遺伝子ワクチンの仕組みを紹介します。そして、世界保健機関(WHO)の主導による天然痘の根絶など、人類のパンデミック克服の歴史を振り返り、そこからの教訓について考えます。そして、将来人類を襲う可能性のあるパンデミックの備えに対する展望を考えてみたいと思います。