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現場の大学論~大学改革を超えて未来を拓くために~

井上 義和, 笠木 雅史, 北村 紗衣, 標葉 靖子, 標葉 隆馬, 嶋内 佐絵, 成瀬 尚志, 羽田 貴史, 光永 悠彦, 吉田 文  著

崎山 直樹, 二宮 祐, 渡邉 浩一  編
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価格 \2,860(税込)         

発行年月 2022年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 10p,239p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/教育学/就学前教育・学校教育・生涯教育・家庭教育
ISBN 9784779515453
商品コード 1034727674
NDC分類 377.21
基本件名 大学-日本
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年08月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034727674

著者紹介

井上 義和(著者):帝京大学共通教育センター教授
笠木 雅史(著者):広島大学人間社会科学研究科・総合科学部准教授
北村 紗衣(著者):武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授
標葉 靖子(著者):1981年生まれ。大阪府にて育つ。京都大学大学院生命科学研究科博士後期課程修了。博士(生命科学)。東京工業大学環境・社会理工学院イノベーション科学系助教を経て実践女子大学人間社会学部准教授。専攻は植物分子生物学、科学コミュニケーション。
標葉 隆馬(著者):1982年生まれ。京都大学農学部応用生命科学科卒業、京都大学大学院生命科学研究科博士課程修了(生命文化学分野)。博士(生命科学)。総合研究大学院大学先導科学研究科「科学と社会」分野・助教、成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科・准教授などを経て、現在、大阪大学社会技術共創研究センター・准教授。専攻は、科学社会学・科学技術社会論・科学技術政策論。

嶋内 佐絵(著者):東京都立大学国際センター准教授
成瀬 尚志(著者):大阪成蹊大学経営学部准教授
羽田 貴史(著者):広島大学名誉教授・東北大学名誉教授。専門は教育学。放送大学客員教授,桜美林大学大学アドミニストレーション専攻教授(非常勤),名古屋大学高等教育センター客員教授、東北大学高度教養教育・学生支援機構教授,大学教育支援センター長などを歴任。
光永 悠彦(著者):光永悠彦(みつなが はるひこ)
1979年北海道生まれ。人事院人材局試験専門官室,島根大学教育・学生支援機構 講師を経て,名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。東京工業大学大学院社会理工学研究科人間行動システム専攻博士課程修了,博士(学術)。
専門は心理統計学,テスト理論,多変量解析。
主な著書に『テストは何を測るのか――項目反応理論の考え方』(ナカニシヤ出版,2017年),主な論文に「多群 IRTモデルにおける簡素化の評価――水平等化場面のシミュレーョンを通じて」(共著,行動計量学,2014年), 「看護系大学共用試験(CBT)項目バンク構築における潜在ランク理論の適用と評価」(単著,日本テスト学会誌,2015年)など。
吉田 文(著者):早稲田大学教育・総合科学学術院教授
崎山 直樹(編者):千葉大学大学院国際学術研究院准教授
二宮 祐(編者):群馬大学学術研究院(主担当 大学教育・学生支援機構教育改革推進室) 准教授
渡邉 浩一(編者):京都女子大学非常勤講師等、大阪経済法科大学教養部准教授を経て福井県立大学学術教養センター准教授。

著書:『『純粋理性批判』の方法と原理』(京都大学学術出版会,2012年)
「魂と認識論」(『日本カント研究』,2020年)

内容

混乱のなかで、よりよき未来を掴むために、
今、考えるべきことは何か。

何が起こっているのか、そして、それにどう関わるべきなのか問うために。状況に即した思考を積み上げ、開かれた議論の契機を拓く、大学改革の現場からの、現場のための大学論。

本書の編集の過程で,筆者が本題または副題へ入れるようお願いをした言葉が「現場」であった。大学に限らず個人的,社会的な実践が行われるさまざまな「現場」において,そのときそこで生じていたこと,感じられていたこと,考えられていたことを書き留めることは難しい。たいていの場合において実践そのものに注力するべきであって,それをわざわざ記録する余裕はない。しかし,あるべき像が大所高所から提示されることと同時に,「現場」の状況に即して思考を少しずつ積み上げていくことも必要である。国民国家の成立よりもはるかに古い時代から存在している,人びとが集まって真理の探究を進める大学について,その長い歴史の経緯を丁寧に踏まえた理想のあり方と「いまここ」での現実に対して考えられていることがらの両者を同時に検討するのである。(「あとがき」より)


執筆者紹介(五十音順,*は編者)

井上義和(いのうえ よしかず)
帝京大学共通教育センター教授
担当:第6章

笠木雅史(かさき まさし)
広島大学人間社会科学研究科・総合科学部准教授
担当:第7章

北村紗衣(きたむら さえ)
武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授
担当:第8章

崎山直樹*(さきやま なおき)
千葉大学大学院国際学術研究院准教授
担当:まえがき・序章・インタビュー

標葉靖子(しねは せいこ)
実践女子大学人間社会学部准教授
担当:第5章

標葉隆馬(しねは りゅうま)
大阪大学社会技術共創研究センター准教授
担当:第3章

嶋内佐絵(しまうち さえ)
東京都立大学国際センター准教授
担当:第1章

成瀬尚志(なるせ たかし)
大阪成蹊大学経営学部准教授
担当:第9章

二宮 祐*(にのみや ゆう)
群馬大学学術研究院(主担当 大学教育・学生支援機構教育改革推進室) 准教授
担当:第4章・インタビュー・あとがき

羽田貴史(はた たかし)
広島大学名誉教授・東北大学名誉教授
担当:インタビュー

光永悠彦(みつなが はるひこ)
名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授
担当:第2章

吉田 文(よしだ あや)
早稲田大学教育・総合科学学術院教授
担当:インタビュー

渡邉浩一*(わたなべ こういち)
福井県立大学学術教養センター准教授
担当:インタビュー

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