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社会のためのデモクラシー~ヨーロッパの社会民主主義と福祉国家~(かわさき市民アカデミー双書 6)
小川 有美,
宮本 太郎,
水島 治郎,
網谷 龍介,
杉田 敦
著
発行年月 |
2019年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,231p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治学一般 |
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ISBN |
9784779150715 |
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商品コード |
1030982180 |
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NDC分類 |
312.3 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年12月1週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2019/11/10 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030982180 |
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著者紹介
小川 有美(著者):立教大学教授。
著書等に、
『ヨーロッパ・デモクラシー 危機と転換』
(宮島喬・木畑洋一・小川有美 編集、岩波書店、2018年)、
『真剣に話しましょう 小熊英二対談集』
(共著、新曜社、2014年)ほか。
宮本 太郎(著者):中央大学教授。
著書等に、
『福祉財政 福祉+α』
(橘木俊詔・宮本太郎 監修、高端正幸・伊集守直 編集、
ミネルヴァ書房、2018年)、
『新時代からの挑戦状 少親多死社会をどう生きるか』
(金子隆一・村木厚子・宮本太郎 共著、
一般財団法人 厚生労働統計協会、2018年)ほか。
水島 治郎(著者):千葉大学教授。
著書等に、
『政治学入門 学問へのファーストステップ 1』
(永井史男、水島治郎、品田裕 編著、ミネルヴァ書房、2019年)、
『反転する福祉国家 オランダモデルの光と影 岩波現代文庫』
(水島治郎 著、岩波書店、2019年)ほか。
網谷 龍介(著者):津田塾大学教授。
著書等に、
『戦後民主主義の青写真 ヨーロッパにおける統合とデモクラシー』
(網谷龍介・上原良子・中田瑞穂 編、ナカニシヤ出版、2019年)、
『暗黒の大陸 ヨーロッパの20世紀』
(マーク・マゾワー 著、中田瑞穂・網谷龍介 訳、未来社、2015年)
ほか。
杉田 敦(著者):法政大学教授。
著書等に、
『「改憲」の論点 集英社新書』
(共著、集英社、2018年)、
『デモクラシーとセキュリティ グローバル化時代の政治を問い直す』
(杉田敦 編、法律文化社、2018年)ほか。
内容
篠原一先生指導の
認定NPO法人かわさき市民アカデミーで開講された
政治・社会講座、連続講義の書籍版!
ワーク・ライフ・バランスの進んだオランダ、
性別や障害による不平等を作らない北欧、
経済だけでなく生活の質や環境の先進国でもあるドイツ。
そのようなイメージを持つこれらのヨーロッパ諸国に共通に
みられるのは、社会民主主義の政治の存在感です。
ところが戦後のヨーロッパ福祉国家をリードした社会民主主義は、
今日のグローバル化の中で国際競争、財政危機、
資本と人の移動(移民)によって大きく揺さぶられています。
それでも社会民主主義政党は依然として、多くのヨーロッパ諸国の
二大政党の一角として責任を担っています。
このヨーロッパの経験――そこには理想的なサクセスストーリー
だけではなく、難題やジレンマがあることでしょう――から
日本が学べることは何でしょうか。――(「まえがき」より)